私が言いたいのは。 | インド・アラビア雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

インド・アラビア雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

東京の神楽坂にて、インド・アラビア民族衣装と雑貨レンタル専門店+メヘンディ(ヘナ)アート/ジャグアタトゥのスクールを営む店主のブログ。衣装や雑貨は、CM、TV、映画、PV、雑誌などで実績多数。

桜の開花情報を更新しました 。(3日は、千鳥ヶ淵。4日は、六本木です。おでかけのついでに)
インド雑貨専門店主ブログ-アラブチャリティーバザール 写真は、モロッコのミントティーを注いでるところ。
お湯をさすだけでなく、味を調えるために砂糖とか入れてると思います。濃くて美味しく、自宅で自分で入れるのとは味がだいぶ違いました。
というわけで、4日のバザーの頁を掲載しました
それから、パシュミナの偽装についての記述で、幾人か(の友人)に心配を頂いたので、少し補足しておきます。
名前を伏字にする方が心配をかけないのであれば、いずれそうしましょう。
私はあなた方に余計な心配をかけたいとは思っていません。
但し、実名がすぐ検討のつく伏字というのは、法的には意味無いですが。
それから、2月にもTVショッピング大手通販サイトで、結果的に偽装があり、摘発により全品(1万枚だかなんか)回収+謝罪を出したニュースが記憶に新しいですが、昨年からこの春までに私は、いくつかの輸入商社の商品を実際に検査機関に出して、優しい言い方をすれば、“誤表記である事についての問い合わせ”をしたところ、返金+謝罪の書類をうけとっています。
逆ギレするほど馬鹿な業者は今のところおらず、事が公になって全品回収=倒産の憂き目を恐れ、こっそり謝罪のアナウンスを出しているところが殆どです。
現地メーカーと問屋が暗黙の了解で行ってる場合も多く、小売店そしてその先の消費者が騙されるという形です。だまされるお前が馬鹿なんだという言い方をする人がいますが、違います。
だました奴が悪いんです。騙された人間に、それは自己責任、と突き放すのは、間違っています。
ちょっと話とびますが、丁度先月、私の老母が詐欺まがいの目にあってた事がわかり、(振込み詐欺ではない)大手携帯電話会社相手に交渉してたんですが、この時、まわりの人間の一部には、「契約したのは自分なんだから、自分にも不注意があったんじゃないの?相手は大手だし、泣き寝入りも致し方ない。」と、いうような態度の人が居ました。一種の、自己責任と、言いたいらしかった。
カモにされたお前が馬鹿なんだ、という、「自己責任」という言葉の意味の“勘違い”が、横行している。
うちの母の場合は、簡単に言うと、75歳の老人が今時のギャルなみに、携帯を2台も持っていた=しかも本人が知らぬ間に!というもので、毎月自動引き落としでずっと2台分おとされたという話なんですが、これは営業所のしわざだったのですが、くしくも本社からの問い合わせで発覚しました。
その後、不必要な新規携帯の解約をめぐって、営業所ともめ、老人では太刀打ちできないので、娘の私が交渉のバトンタッチをしました(書面で対応)が、結論から言うと、先方から全面謝罪+契約の解除+全額返金(解約金も含めて)を勝ち取りました。
年寄りだと思ってあなどり、成績のために不必要な新規契約をさせ、そのことに当事者が気づくと、今度は契約書を盾に、"自己責任”を押し付け、逃げ切ろうとする営業所の態度を見ていて、私が思ったことは、「騙した事を死ぬほど後悔させてやる。」というものでした。
騙したことで一時的に利得を得、自分が利口だとでも勘違いしてる連中には、他人を騙すことがどんなに自分自身の損になることか、教えてやらなければならない
同時に、「騙される人間が馬鹿なんだ」といった今時の風潮にも、もう一度、確認を。
「だまされる人間は、悪くない。騙す人間の方が、馬鹿なんだ。」という、基本中の基本を。
ーつまり、私が言いたいのは、そういうことです。