今日は一人15品までの数量制限がある。自分と友人は二人分で30品。
とりあえず、普通に欲しい物をかごに入れてみた。
確かに、欲しくても無い物も多くて困ったのは事実だが、棚にある物の
中から欲しい物を選んだ場合で、今のところ20品。
もう、周りを見ても特に入用な物は思いつかなかった。
「10品分の権利は、妹さんに譲れるね。」
友人も「遠慮しなくていいんだからね。」 と言いながら嬉しそうである。
妹さんを探しながらとりあえずレジ付近へ移動。
そこには、“2リットルのペットボトル6本入り緑茶の箱” が山積みに。
一つ購入。
妹さんに譲れる品数は “9”。
ちょうどそこへ妹さんが、向こうから歩いてきた。手には猫用の食べ物
を持っている。
友人が、9品分譲るという事を伝える。
彼女はかなり遠慮していたようだが、こちらも取り下げる気はない。
妹:「だって、そっちもいろいろ必要でしょ。」
自分:「いやいや、必要なものはこれで全部だから。もうこれ以上は必要
ないから。」
結局彼女が折れて、9品分の権利を受け取ってくれた。
彼女は追加の品を選びに出発。友人も一緒だ。
自分はレジの前で彼女と友人の後ろ姿を見送る。
『本当に、必要な物はこれでいいんだよな。うん。』 再確認。
数量の制限内でも、どうにかなるものなのだ。
しつこいようだが、現在店の棚に並んでいる物の範囲で選択した場合
の事ではあるが。