53. 万全の地震対策 | 憂さ憂さうさぎ

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世の中は憂さだらけ!
はき出す場所のない憂さを、ここで晴らしてみましょうか。

友人の実家へ到着。

現在友人の実家には、友人の母親と妹が一緒に暮らしている状態。

妹さんの旦那さんは、事情があって仙台市内の少々離れた所に住んで

いて、時々様子を見に来るそうだ。


実家の場所は、仙台市内でもかなり地盤の良い地区なのだそうで。

そのうえ、基礎は数mの厚さの鉄筋コンクリートで固められているらしい。

そこに平屋がでんとかまえている。


以前伺った話によると、畳屋さんに家を誉められたそうだ。

「おくさん、この家すごいですね。柱も良い物を使っているし、とても頑丈

に出来ていますから、まだまだこの家はもちますよ。」 と。

地盤も家もプロが誉める程の家ならば、少々の地震が来てもさほど問題

はないだろう。

やはり昔の職人はたいしたものだ。日本の職人バンザイ!


中に入ると、以前来た時と全然変わらない感じ。

既にタンスは地震対策が施されている。L字の金具で壁に固定されている

のだ。妹さんの旦那さんが地震の後安全対策にとやってくれたらしい。

幸い、地震で倒れたものは、お仏壇のみだったようで、それも今はなおさ

れており、紐を使って壁に固定されていた。

全て、妹さんの旦那さんがやってくれたのだという。

確かに家具はどれも背の高いもので、地震で倒れると危険なものが多

かったが、これだけしっかり固定しておけば安心だろう。


この家には犬と猫が合わせて6匹いる。

みな大きなケージごと玄関に積まれていた。

また大きな地震が来た場合、すぐに連れだせるようにとの配慮だろう。