50. 物資調達の旅 | 憂さ憂さうさぎ

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世の中は憂さだらけ!
はき出す場所のない憂さを、ここで晴らしてみましょうか。

今日は、地震のあった3月11日から数えて六日目。16日だ。

少しづつではあるが、自分達をとりまく状況は落ち着きを見せ始めている。

電気の復旧と、水が確保出来る状況はかなりの安心感を提供してくれる。

友人の妹から情報がはいった。長町の薬局が開いているらしい。

早速、家を出発。

薬局の前には長い列が出来ていた。

列に並ぶ前に、店の前にいた店員に話を聞きに行く。

今日売っているのは、薬関係が主で、食糧や飲み物関係はほとんどない

との事だった。・・・だめだ。

友人のもとへ戻り、それを伝える。しかし、なけなしのガソリンを使って外出

してきた事を考えると、手ぶらで帰る訳にもいかないという事になり、少し

回ってみる事になる。

オープンしていないガソリンスタンドの前には長い車の列が出来ている。

“もしオープンしたら” という望みをかけて、開く保障の無いスタンドに

みんな並んでいたのだ。

開いている店を探して車は、太白区をひた走る。

太白区は自分が住んでいる若林区の隣に位置している。

業務スーパーの入っている大型店は、14時の時点で閉店だった。

在庫の売りきれだそうである。

それから、少し行った所にあるイオンスーパーセンターを目指す事になる。

途中のスーパーにもかなり長い列が出来ていた。

スーパーの規模と列の長さを考え、とりあえず通り過ぎる事とする。

イオンスーパーセンター到着。ここにも長蛇の列が出来ている。

ここまできたら、とにかく並ぶしかない。現在、2:15 よし並ぶぞ。