誰もが違うということを前提とした教育にしていこう! -18ページ目

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

私は被爆体験記の朗読ボランティアをしているのだけど、、、

こういった地道な活動だけでは、一向に伝わっていかないと実感しています。

あまりに多くの人達が被爆した人達の苦しみを、
現実を、知らなすぎる
ような気がします。
というか、無関心なのかもしれません。

これからは、このブログに少しずつではありますが、、、
被爆体験についても、
私が被爆者から聞いてきた話などをもとに
書いていくことにしたいと思います。

ここ数年、特別支援教育を中心に伝えてきましたが、
広島を伝えるという仕事も
私には、まだ残っていたのであります

さて、平和公園には海外からの観光客が多く訪れます。
そのため、私達は英語でも朗読ができるように準備しています。

※とはいうものの、最近はインクルーシブ教育の普及活動が
忙しくなってしまった私は、全然、練習会に出席できていない
朗読ボランティアもほとんどできていない
ごめんなさい。

私達のつたない英語での被爆体験記の朗読を聞いてくださった
海外の人達の反応を見ると、、、

アメリカ人だろうが、ドイツ人だろうが、オーストラリア人だろうが、
中国人だろうが、インド人だろうが、、、
みんな、涙を流しながら言葉につまりながら
「ごめんなさい」とおっしゃるのです。

自分達が直接、原爆を落としたわけではないけれど
「原爆というのは、こんな悲惨なことになるのか」ということを知って
そこには、人々のありふれた日常があって
かけがえのない大切な命がたくさんあった
ことに
気づかされたとおっしゃるのです。

これまで広島の人々がどれほどの苦しみを味わってきたかを想像すると
「胸が苦しくて、言葉にならない。原爆はいけない。
絶対、いけないとしか言いようがない」と
どの国の方もおっしゃいます。

30代くらいでしょうか?
あるアメリカ人の男性がこう言いました。
「日本人は歴史上、他国にひどいことをしてきたと
教えられてきているので、戦争を終わらせるために
原爆は必要だったと信じてきたけれど、、、
何か、違うと感じ始めた」と。

オーストラリア人の女性が私に向かって
「あなた達は戦争も原爆も知らないのに
こうやって伝えて、大切なことを多くの人達に知らせようと努力しているのに、、、
私は何も知らないまま、のほほんと生きてきて、
広島に観光に来て、何気なく被爆体験記の朗読を聞いた
今の自分を恥ずかしく思います。
ありがとうございました。」とおっしゃいました。

国が違っても、人種が違っても、
みんな同じ心を持っていると感じた瞬間でした。

このように、人はみんな違うけれど、
平和を願う気持ちは同じなのです。

それがどこかでボタンをかけちがって
自分達の利益のために戦うようになってしまうのです。

だから、競争社会というのはとても恐いのです。
日本には「受験戦争」という言葉があるけれど、
これも子ども達に人と競争することを教え込む教育です。

平和をつくるには子ども達にあまり競争ばかりさせてはならないと
私は思うのです。

どうしても競争が必要であるなら、
同時に必ず、協力や協働を子ども達に教えなければ
自分さえよければ、、、といった人間に
なりかねないような気がするのは私だけでしょうか?

こちらは、7年前に放送されたNHkスペシャルです。
少しばかりですが、原爆について知ることができます。
とてもいい番組でした↓
NHKスペシャル 解かされた封印~米軍カメラマンが見たNAGASAKI

9月13日(日)LSA(学習・発達支援員)養成講座の記念講演会を開きます。
広島初の養成講座スタートを記念しての講演会です。
ぜひ、ご参加頂ければと思います。
詳細はこちらからご覧ください↓
ここのところ、中谷はどうしちゃったのか?
もう、発達障害やインクルーシブ教育については伝えないのか?
なんて言われてしまいそうですが、、、
そんなことはありませんから、ご安心を!

8・6前後はどうしても広島から伝えなければならないことがあるのです。
8・6前後でなくても普段から発信しておけばいいのですが、、、

すみません


さて、70回目の終戦記念日を間近に控えた昨日(8月7日)、

東京弁護士会主催のシンポジウム「伝える 平和と憲法の意味」で
元NHKアナウンサーでフリージャーナリストの堀潤さんが
戦争に向かう国家がプロパガンダ(政治的な宣伝)によって
国民を利用する危険性を指摘されています。

また「無知であることと、無関心であることといった国民側の問題も、
真摯に受け止めなければならない」と述べていらっしゃいます。

基調講演とパネルディスカッションに、
憲法学者の小林節慶応大学名誉教授、
元NHKアナウンサーでフリージャーナリストの堀潤さん、
元日弁連会長の平山正剛弁護士が登壇し、
「平和と憲法」について、それぞれの思いを語っておられます。

以下を読んで、「平和と憲法」について考えて頂ければと思います。
- -
「ナチスドイツは、『(第一次世界大戦で)失った誇りを取り戻すんだ』と
プロパガンダ戦を展開した。
きれいな音楽、きれいな風景、きれいな物語を発信して、
ドイツ国民の支持を得て、彼ら(ナチス)は栄えていった」と
ナチスがドイツで指示された経緯に触れ、
「同じ轍を踏まないために、私たち市民社会側が
『自分たちでどう防御できるのか』ということを
しっかり考えていかなければならない。
そのために、メディアは、徹底的に情報を
公開していかなければならない」と報道の役割を訴えた。

議論は、衆議院を通過し、現在参議院で審議が
続いている安保法案にも及んだ。


政府・与党の安保法案を「違憲」と批判する小林名誉教授は、
仮に法案が成立したとしても、
選挙によって事態を打開できると主張した。


「彼ら(自民党)に政権を与えたのは我々だ。
その責任を取らなければならない」としたうえで、
「安倍政権は、閣議決定で憲法解釈を膨らませた。
こちらも、政権交代をして、閣議決定でもとに戻せばいい。
成立した安保法案を廃止する法案を通せばいい」と訴えた。


また、「権力は人間が担うから誤作動をしかねない。
憲法という道具を使って、
権力という野蛮な動物を管理する位置関係にある。
間違っても、権力者が憲法を使いこなして、
国民をしつけるといったバカなことを言わせてならない」と
立憲主義の意義を語った。


小学4年生のときに終戦をむかえ、
戦争で2人の兄を失くしたという平山弁護士は
「今、我々が平和の旗である憲法9条を下ろしたら、
戦後70年間築いてきた平和、信頼を損なうことになる。
我々はそう思っていなくても、近隣諸国からみれば、
戦前のように、戦争を辞さない国になるのかと
誤解される可能性がある。
だから、絶対にこの旗を降ろしてはならない」と
平和憲法の重要性を訴えた。

弁護士ドットコムニュース 2015年8月8日

9月13日(日)LSA(学習・発達支援員)養成講座の記念講演会を開きます。
広島初の養成講座スタートを記念しての講演会です。
ぜひ、ご参加頂ければと思います。
詳細はこちらからご覧ください↓
今日、広島は70年目の8月6日を迎えました。

世界中に平和を願っている人たちが多くいるにも関わらず、
いまだに紛争や内戦のある国だけでなく、
核弾頭を保有している国があり
核実験を繰り返しています。

日本は核兵器を持ってはいませんが
核の傘に守られています。

こういった現状を見ると
いつどこで戦争が起きるか分からない世界であることを
私たちは知っておかなくてはなりません。

戦争は遠い国の話ではないのです。
70年前の広島には一発の原子爆弾が落とされているのです。

私たちが今、暮しているような生活が、
いつもの一日が、70年前にもあったのです。

そこに1発の原爆が落とされ、
爆風と共に、大切な人の命を奪っていき
広島の街を焼き尽くしました。

私の叔母は女学校へ通っていたときに
大久野島へ毒ガスつくりに行かされていました。
そのため、被爆はしていませんが、
毒ガスを吸った後遺症から、
いまもなお続く耳鳴りに苦しんでいます。

私の祖父はもう亡くなっていますが、
「身体が弱かったので戦争に行かなくてすんだ。
だから生きていられた。8月6日は山の向こうが夕焼けのように
ピカーとひどく光って、あれは何だろうと思った」と話していました。

私の両親は子どもだったので、防空壕に入ったり出たりしながら
天真爛漫に過ごしていた話をしていました。
でも、「戦争から帰ってきた人たちがみんなおかしくなっていて
家の裏で首つり自殺をした人もいたし、
いつも怯えていて悲鳴を上げる人がいたり、
それはそれは、恐ろしい光景だった」と話します。

私の義母(夫の母)は被爆者です。
兄を原爆で亡くしたと聞いています。
爆風で吹き飛ばされた兄は亡くなり
運よく石段の下のところにいた義母は助かったのだそうです。

義母の父は、爆風で飛ばされていなくなった
自分の息子を捜しに捜し歩いたそうです。
血まみれになり焼け焦げた息子を見つけた義母の父は
何度も息子の名前を呼び、
「うわ~!」と泣き叫んだと言います。

そのとき義母は初めて父が大泣きをするのを見たと言っていました。
義母の父が泣いたのはそれが最初で最後だったというので
当時の男性は泣くという行為が相当恥ずかしいことだったのでしょう。

そんな時代に、それまで見たこともないような
大泣きをしたという義母の父はどれほど辛かったか、、、
私はこの話を聞いたとき言葉にならず涙が止まらなくなりました。
義母もこの話を口にするのは相当辛かっただろうに、
私がこういった仕事をしているからと言って話してくれたのです。

それから、義母の父は残った二人の子どものために
土の中に埋めておいた缶詰を掘り起し
それを食べさせたそうです。

実は、こういった当時の話を彼らは
繰り返し、話したがりません。
思い出すのが辛すぎるからです。
だから、私は家族から原爆の話を
あまり深く聞いたことがありません。

あるとき、被爆者へ取材に行ったとき、
私は被爆者から「もう帰って欲しい」と言われたことがあります。

理由は「原爆のときの話をすると、話したその日から
何日も眠れなくなるんです」とおっしゃいました。

取材をする側は、当時のことを知らなければという
使命感のようなものがありますが、
取材される側は、大変な思いで、
当時の記憶を言葉にしてくださっているのです。

そこを私たちは忘れてはならないと気づかされました。

毎年、この時期になると広島ではメディアが原爆特集をくみます。
そして、原爆取材一色になります。

でも、広島のテレビ局から東京のテレビ局へ行った友人が
「広島にいたときは原爆の取材をすることは当たり前だったし
平和について考えるのも当たり前だったけれど、
広島を離れてしまうと、8月6日が近づいても
何にも原爆関連の取材はないし、
8月6日になっても、広島の平和式典について
ちょっとだけニュースになるだけ。さびしいね」と話していたことがありました。

広島にいてもいなくても、みんなが平和について
真剣に考えながら生きる社会が必要だと痛切に感じます。

今日、8月6日、ほんの少しばかりですが
私の家族の被爆体験について書いてみました。

みんなで平和について考える暮らしが必要な時期にきています。
戦争のない平和な暮らしを続けていくために、みんなで考えていきましょう!

戦争をなくす方法を脳科学から見ると分かりやすいと思います。
こちらを読んで、みんなで平和をつくっていきましょう↓
脳とナショナリズムと戦争の意外な関係 脳科学者・中野信子さんに聞く

9月13日(日)LSA(学習・発達支援員)養成講座の記念講演会を開きます。
広島初の養成講座スタートを記念しての講演会です。
ぜひ、ご参加頂ければと思います。
詳細はこちらからご覧ください↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

「学校の先生の質が落ちている」という声が
あちこちから聞こえてくる昨今ですが、、、

どうかな?
私は質の高い先生達を多く知っているので
何とも言えません。

っが、確かに、、、
「そんなことでは社会に出たら大変なことになるぞ」とか
「一般社会ではそんなことは許されません」なんて言いながら
一般社会に出たことのない先生達が多いのも現実であり、
う~ん、やっぱり何とも言えないのであります。

よく先生達が言われる常識というのが
私の生きている世界では、非常識になるのかな?と
思ったりすることも間々あります。

音楽やラジオを聴きながら仕事をする。

仕事中、数社のテレビニュースを見比べる。

ランチタイムにはちょっと気になるレストランに行ってみたりする。

ロケは暑いので、サングラスをかけ、首にはタオルを巻き、
日焼け止めをガンガンにぬりたくり、
水筒にはお気に入りのハーブコーディアルシロップ入りの水が入っていて
「水分補給は大切です」なんて言いながら、しょっちゅう飲んでいる。

時間がないときは、サンドイッチを食べながら原稿を書く。

う~ん、どれもこれも学校では許されないことばかりだ~!
私が学校で働くと叱られてばかりになるだろうな~

「社会に出たら、大変だぞ!」と言う先生達も多いけれど、
社会の方が許容範囲が広いのでは?と思う私

企業も含め社会全体が協力して教育に力を入れていける
日本になって欲しいなっ!と、私は思っています。

カナダの教員養成の仕組みは
幅広い知識と社会経験を重要視しているようですよ。
こちらから読んでみてください↓
ひみつ基地2015年7月号vol.29

9月13日(日)LSA(学習・発達支援員)養成講座の記念講演会を開きます。
広島初の養成講座スタートを記念しての講演会です。
ぜひ、ご参加頂ければと思います。
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NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

1978年生まれのゲイの網谷勇気さんが
「見えない差別」について書いていらっしゃいます。

見えない差別とはどんなものなのか?
ちょっと知っておくと、誰もが生きやすい社会に
なっていくのではないかな?と思うわけです。

そこで網谷さんの文を紹介します。

↓ここからは網谷さんが書かれたものです↓

「男同士のキスシーンは気持ち悪いと思うけど、嗜好の問題だから、それはそれでいいと思うんだ」
 
先日こんな言葉を聞く機会があり、久しぶりに『差別』ということについて考える貴重な時間を過ごしました。皆さんはこの発言を、差別的だと思いますか?思いませんか?
 
この発言をした人はゲイの友人もいるし、ゲイ同士の結婚にも賛成していて、いわゆるゲイフレンドリーであるため、自分の中に差別的な気持ちがあるとは全く思っていません。僕としては、気持ち悪いと感じてしまうこと自体は仕方ないと思っていますが、その感情を安易に口に出してしまうことと、その感情を肯定したうえで維持していこうとした点について、「それは差別だよ」と彼に伝えました。

LGBTに限らず思うことですが、差別の対象となる人には、見える敵と見えない敵が存在します。そして日本には見えない敵が多いと、昔から思っています。
 
見える敵は、差別を表明して行動に移す人たち。見えない敵は、無関心な人たちと、自覚のない人たち。無関心な人たちは「ゲイはいてもいなくてもどっちでもいいけど自分には関係ない」「ゲイってホントにいるの?自分の周りには少なくともいないよ」と、我々の存在を消しにかかります。自覚のない人たちは、関心があるようにも見えるし、むしろ積極的に知識を取り入れようとしてくれる人もいるくらいですが、『疑問を持つ』という工程を省いていると、ふいに誰かを傷つけます。
 
生まれてからずっと、恋愛は男女の行う行為であるということを、私たちは繰り返し繰り返し叩き込まれます。男女の営みであるということに少しの疑いも持たない人たちによって、繰り返し繰り返し叩き込まれるので、その子供たちは同じように、恋愛は男女によって行われるのだと信じて疑わずに成長します。
 
のび太くんがしずかちゃんを好きなことも、のび太くんのライバルが出木杉くんであることも、社会が『普通』を作り出す装置の一つになってしまいます。そうして大人になった人たちは『普通』でないものを見たときに、自分へ疑問を向けません。「あれ、自分はなんで異性が好きなんだっけ」とは思わないから、差別の構造にまで考えが及ぶことはないような気がしています。

僕は今回の発言をした彼が、特に悪いとも思わないし、責めるつもりもありません。
 
社会という漠然としたものによって、抜かりなく正しく刷り込まれてきただけ。そんな人たちは日本にたくさんいます。差別をしたくてしている人なんてきっとすごく少ないから、「差別を無くしてくれ」なんて言われても、どうしたらいいか分からないだろうし、言ってる側も言われてる側もみんな困るよなぁと、学生の頃から考えていたりします。
 
では差別が無くなるためにはどうすればよいのか。
 
映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌である、秦基博の『ひまわりの約束』に「そばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな」というフレーズがあります。昔、とても弱かった自分が、カミングアウトをした友達に覚えた感情と同じ言葉でした。自分を認めて友達ができると、「ガラクタだったはずの今日が ふたりなら 宝物に」なります。そして宝物の日々は、何かに向かおうとするときに、踏ん張る力をくれます。
 
「弱いままでいいんだよ」という言葉は、「ずっと長いこと弱いままでいいんだよ」という意味ではないと僕は思っています。学生の頃は、弱くて当然です。自覚もなければ受け入れることもできないから、強がろうとしたり自分より弱そうな人を見つけて誰かをいじめたりします。そしてそのまま社会へ出ると、弱いままの自分では乗り越えられないことも出てきて潰れてしまったりするから、「弱い自分をありのまま受け入れようよ、許してあげようよ」という意味で、「弱いままでいいんだよ」という言葉がかけられたりすることは理解できます。
 
ですが、ずっと弱いままだったり、自分のことだけでいっぱいいっぱいだったりすると、他人に割く気持ちの余裕なんてありません。僕は、社会を生きていくということは、自分以外の誰かのために生きていくことでもあると思っています。だからそのためには、一人ひとりが心を強くする必要があるのだと考えています。差別が無くなるための一つの答えは、そこにあるような気がしています。

弱いままの自分を認められたら、のび太とドラえもんのような関係の友達を見つける段階です。うっかりすると自分を信じてくれる友達を探しがちですが、例えば仮に相手が犯罪に手を染めたりしても自分は離れないと強く思えるような、友達が必要なのだと思います。そんな友達が一人でもいれば、本当は生きることなんて怖くないから、あとは色々なことと向き合って、少しずつ心を強くすればいいのだと思っています。
 
「社会的弱者」という言葉は、弱いことを認める機会を逸した怖がりな人が、作ったものかもしれません。一人ひとりが強くなろうとする先には、許し合える世界が待っているのではないでしょうか。handicap 見えない差別とひまわりの約束 文:網谷勇気

さて、広島初!LSA(学習・発達支援員)養成講座を今年10月からスタートします。
それにあたり、9月13日(日)に特別講演会を開きます。
学校などで専門性のある学習・発達支援員が
子ども達をサポートできる広島を目指しています。

子ども達の個々の特性を理解したサポートの必要性に
お気づきの方はぜひご参加いただけますとうれしいです↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

NPOを運営するようになって、1年10か月。
あっという間に月日が経っていっています。

この間、多くのボランティアスタッフが
NPOの事務仕事を手伝ってくれました。

手伝ってくれればくれるほど
私の仕事が増える人もいれば、
安心してお任せできる人もいたり、、、
人それぞれ、みんな違っています。
それでいいのです。

まだNPOの経営に慣れていない私は
ほんの少し前まで、
事務仕事の多さにへとへとになっていました。
今もへとへとですが、、、苦笑

そこで、ボランティアスタッフに助けてもらおうと
いろいろお願いしていた頃、、、

お願いすればするほど仕事が増えていくのです。
その理由が今頃、分かってきました。

それは、マニュアルがなかったからなのです。
マニュアルがなかったため、
スタッフは、いちいち私に聞いて確かめないと
いけなかったのです。

その度に、私が答えているので
私は一日中、スタッフの質問に答えなければならず
自分の仕事ができない状態になっていたわけです。

今ではテレビの仕事はほとんどできなくなってしまいました。
もっぱら、NPOの事務仕事をしているといった感じになっています

当時、マニュアルをつくってから
スタッフにお願いすればよかった、、、と思ったりもしますが、
できたばかりのNPO、何もかもつくりながらやっていくしかなかったのです。
マニュアル等あろうはずもありません。

そして、具体的に詳細にストレートに伝えると
「とてもよく理解できる」と言って喜んでくださる方もいれば、
「そこまでストレートに具体的に細かく言われると、
馬鹿にされてるみたい」と感じた人もいました。

その人その人に合わせて伝えることの難しさ。
違う人間が共に働く難しさを感じました。

そんな中、スタッフがうまく仕事ができない理由は
たった一つだと気づきました。

それは、私が指示を明確に出していなかった。
ただ、それだけです。

上司という仕事も、
経験しながら学んでいくしかないのですね。
そんなことを思う今日今頃です。

こちらから「部下が仕事ができない理由」について学べますよ↓
社長のための「コラム&NEWS」行動科学マネジメント
部下が仕事ができない「たった2つ」の理由


今日は7月20日(祝・月)に開催した
ワーキングメモリと発達障害セミナーの
受講者の声をご紹介します。

・お母さんである児童精神科医の白尾先生が、
ご活躍されていることをとてもうれしく思いました。

・子育てに役立つお話をたくさん聞くことができて、よかったです。

・河村先生のワーキングメモリについてのお話は、
一般の保護者には難しかったです。
よりよい子育てをするために、また子どものことを知るために、
もっと勉強しようと思いました。

・ワーキングメモリだけでなく、学習指導についても話を聞くことができて、
とてもためになりました。

・ワーキングメモリについて何のことか?全く知らないまま受講しました。
ワーキングメモリが弱いと生活の中で様々な困難にぶち当たることに気づきました。
これまでの子育てを反省しています。
これからは、子どもにもっとあたたかく接しながらサポートしてやりたいと思いました。

・子どもに発達障害があろうがなかろうが、子ども達が生きやすくなるように、
もっと勉強しなければならないと思いました。今日はありがとうございました。

・学校で勤務していますが、最近、自己肯定感の低い生徒と
関わることが増えてきていますので、今日のお話はとても参考になりました。
また、ワーキングメモリが弱い生徒も以前より増えてきたと感じます。
あわせて現場での工夫が必要と思っています。
中学入学までに、子どもの特性に対する支援を受けてきておらず、
保護者も認識がない場合が多いため、まずは教員が勉強していくことが必要と思いました。

・河村先生のご著書を買ったものの読みきれてなかったのですが、
このセミナーを受講してよく理解できました。

・明日からの仕事(子どもの学習支援、
ペアレントトレーニング)にすぐに活かせそうです。

・会場のセットや事前の連絡メールなど配慮の行き届いたセミナーだと思いました。
感動しました。

・具体的な知識と対応の仕方を説明いただいて分かりやすかったです。

・理論は知っているのに、なかなか実行できないで苦しんでいました。
でも、今日は改めて具体的なやり方について知ることができてよかったです。

・既に知っていることも多くあったため、少し参考になったかな。

・白尾先生の配布資料がクイズ形式のものだけだったので、
大切なことをメモするのに間に合わなく、
頭にもしっかり落とし込めないこともあって、、、
少なからず発達障害?のある私達にも優しく、
そしてしっかりと学べるように資料を提供して頂けると喜びます。

・大人になってもワーキングメモリが改善することを聞いて、
自分が変わりたいという気持ちがあれば、
次のステップに行けることが分かりよかったです。

・2学期から児童への対応がうまく考えられるのではないかと思います。

・ワーキングメモリというものが具体的に分かりました。
小さいときは当たり前に、褒めたり、応援したりしていたのに、
子どもが大きくなってくると忘れてしまうものだと気づかされました。

・専門的な内容を分かりやすい事例でお話して頂いたので、よかったです。

・白尾先生の資料もあればよかったと思います。
それこそ、ワーキングメモリの弱い私は板書に苦しみました。

・セミナー開始前の中谷さんの挨拶で、
日本インクルーシブ教育研究所の立ち上げの理由をお聞きでき、
強く共感しましたので入会を決めました。

・とても分かりやすく勉強になりました。できることから実行してみようと思います。

以上、受講くださった皆さまからのお声でした。

引き続き、皆さまに喜んでいただけるよう、
私共が至らなかった点はできるだけ改善していき、
次のセミナーに活かしていきます。

たくさんのお声を頂きありがとうございました。



ワーキングメモリと発達障害セミナーの様子はこちらから読むことができます↓
http://ameblo.jp/inclusionclass/entry-12052933832.html

9月13日(日)にLSA(学習・発達支援員)養成講座 記念講演会を開きます。
詳細はこちらからご覧ください↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

昨日、ワーキングメモリと発達障害セミナーが終了しました。
セミナー終了後はどっと疲れが出て、次の朝起きられないこともあったりして
20~30代の頃の元気さがなつかし~い

さて、毎回セミナーを開催する度に、
事務仕事を効率よくできるように工夫して
改善に改善を重ねてきているものの、、、
今回も準備がセミナー当日ギリギリまでかかってしまいました。

それでも、一つだけですが(苦笑)かなり効率化をはかれたことがあります。
それは、かなり時間をとられていたパソコンでの申込受付作業!

このネット音痴な私が、、、ですよ!
Google Appsを使って申込フォームを作成し
自動で申込者リストができるように設定し、
更には自動返信メールも送信できるようにしたのです。

必要に迫られると、こんな私でもなんとか
やってのけることができるのだと確信しましたよ(笑)
っが、1か月くらい、毎日、パソコンの前で格闘していました

ただ、プログラミングの部分だけはどうしても分からなくて
プロの方(中丸博幸さん)に助けてもらいました(感謝)

よたよたのNPO法人ですから
代表が何でもかんでもやってのけることができなければ
経営はできないのであります。
とほほ~だけど、これ、現実!

さて、昨日開催したワーキングメモリと発達障害セミナーですが、
まずは発達ルームそらの河村暁先生にお話いただきました。



テーマは「ワーキングメモリと発達障害」ということで、
ワーキングメモリとはどういったものなのか?というお話から
河村先生ご自身がワーキングメモリを克服した経験談まで

※ワーキングメモリというのは短期記憶のことです。
必要な時間だけ、ちょっと記憶に残しておいて、
必要なくなったら忘れる記憶のこと。

このワーキングメモリが弱いと
子ども達は結構叱られて育つことになるようです。

例えば、教室で「はい」と言って手を上げたものの
先生にあてられた瞬間「なに答えようとしたんだっけ?」と忘れる。

隣の部屋に何かを取りに行ったけれど、
何を取りに来たのかを忘れる。

会話しているとき「今、何を話そうとしたんだっけ」と忘れる。
でも、お風呂に入っているとき思い出す。

新しい仕事を覚えにくい。

仕事の手順がどうやっても覚えられない。

お札の数え間違いなどなど。。。

ワーキングメモリが弱いと生活が大変になってしまうのですね。

それを、どのように克服するか?ですが
河村先生は訓練をおススメしていらっしゃいませんでした。

やはり、環境を整えることや周りのサポートが必要のようで、
学校での視写を支える板書の仕方や
基本的な対応方法をお話くださいました。

間違った叱責としては、、、
「今、自分で読んだでしょ」
「自分が読んだことも分からないの」だそうです。

よく「覚えていられないのなら、メモをとりなさい」と
私達大人は言うけれど、、、
理解にワーキングメモリを使いながら大事な点を取り出すことの難しさや、
メモを探す瞬間に忘れる、
メモだらけになり大事なメモが不明になること等を指摘されていました。

それと、自分自身でワーキングメモリの弱さに気づくことが
大切で、その気づきによって自分でこの状態を何とかしたいといった
前向きな気持ちによって克服できることもあるのだとか。

河村先生ご自身もワーキングメモリの弱さを
何とかしたいといった意欲から
ある日突然、改善されたとお話されていました。

自分自身の特徴に気づくということは
改善したいといった前向きな気持ちが出てくるということなのでしょうね。

そして、児童精神科医の白尾直子先生のお話です。
テーマは私が勝手に決めてしまったのだけれど、、、汗
「脳科学から見た子どもの心を育てるコツ」です。



まず初めに、叱責を繰り返すことによって
子どもの脳が損傷していくお話を脳画像を使ってお話くださいました。
ドキッですね!

そして、子どもへの対応方法としては
良い行いには「褒める」を使い、
して欲しくない行動には「無視」を使う
ペアレントトレーニングについてのお話も。

しつけや生活などの基本ルールを子どもが身につけやすいのは
やはり、褒められながら覚えたときなのだそうです。

また、幼少期に受けた殴る蹴るの暴力だけでなく、
言葉の暴力も、青年期になって脳によくない影響が残るそうです。
皆さん、気をつけましょうね。

更に、白尾先生の資料はクイズ形式になっていて
帰宅後、何を学んだかを復習できるようになっていて
(答えもちゃんとついていて)とても分かりやすく
保護者の方々が喜んでいらっしゃいました。

白尾直子先生、河村暁先生、お忙しい中
セミナー講師をつとめてくださいまして本当にありがとうございました。



受講者の声はこちらをクリックすると読むことができます。

9月13日に開催するLSA(学習・発達支援員)記念講演会、お申込開始しました↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

不登校の子どもに必要なことは
何だと思われますか?

私は「休む」ことだと思っています。

それは、学校の中で、
他人の気持ちが分かりすぎて辛くなってしまっていたり、

他人に迷惑をかけないように一所懸命生きていたり、

自分と他者の物事の捉え方や受け止め方の大きな違いに苦しんできていたり、

時間の流れがうまくつかめない中、スケジュールなしで先生の声掛けだけを頼りにしてきていたり、

聴覚過敏や触覚過敏があるのに、我慢させられ続けていたり、、、

その子その子によって、
様々な理由があるのですが、、、
共通して言えることは、
どの子も本当の気持ちを分かってもらえないまま
頑張り続けてきた子ども達だということです。

それなのに、私達大人は、
彼らを何とか学校へ戻そうと(行かせようと)やっきになっているのです。
これが間違いだと、私は言いたいのです。

どうか彼らを休ませてやってください。
そして、彼らの心の声に耳をすませてください。
彼らは今の学校というシステムが合わなかっただけなのです。

みんな同じように、同じ形で勉強しなければならない!
という考え方は、もう時代遅れかもしれませんよ。

学ぶ場所は学校だけではないのです。

多様な教育があってもいいと
私達大人が考え方を変えていかないといけない時期にきています。

心理カウンセラーの内田良子さんのブログを読んでみてください。
不登校の子ども達がどのように追い込まれていったかが分かります↓
不登校、親がわが子にできること 心理カウンセラー・内田良子

9月13日(日)開催のLSA(学習・発達支援員)記念講演会お申込開始しました↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

昨日はかなり前向きな一日でございまして、、、

午前中、2015年のソーシャルライティング講座4回目を済ませ、
その後、スタッフミーティングをして、
お昼2時すぎに、サクサクっとフルーツだけで昼食、
30分ほど休憩して、FMちゅーピーへ向かったのでした~。


スタジオに着くと、
美しい水田アナが、出迎えてくださったのでした~

癒しのひととき。

この年齢になると、一日に2~3つのことを進めると
夕方あたりからぐったりしてしまうのでありますよ。
それも次の日も疲れている~

脳はいまだに青春ですが、
身体はれっきとした大人(老人?)に近づいている、、、私(笑)

さて、
昨日のラジオでは
「自閉症・ルールを教える」についてお話しました。
まとめてみると下記のような感じ。

自閉症の人達は周りの様子を見て察したり、
相手の表情やしぐさ、身振りや手ぶり等で
相手の気持ちやその場の空気、
暗黙の了解等を理解することに困難さがあります。

一方、一般の人たちは、その場その場の状況を見て、
明確に言葉にはしないけれど
自然と理解できているルールというのがあって、
それを自然に理解して育っていくことができるのです。

だから、一般の人たちは
「当たり前のことを、当たり前に、ちゃんとしなさい」と
自閉症の人達を怒るのですが、、、

自閉症の人達は「当たり前」が何なのかを
具体的に教えてもらわないと「当たり前」を理解しにくいため、
怒られても、どうしていいか分からなくて困っています。

そこで、小さいころからルールを
明確に
教えて育てると
生きやすくなるんじゃないかな~というお話。

それも、ちょっとしたコツがあって、
一つ一つのルールには理由があって
その理由を説明することで
自閉症の人達はストンと落ちて
理解しやすくなるようですよ。

ラジオ放送中、2冊ほど紹介したのですが、
両方ともちゃんと、そのルールの理由まで書いてあって
実に分かりやすくできています。

特に「マンガでわかるよのなかのルール」は
自閉症の子ども達が小学2~3年生くらいになると
喜んで読む本です。

私は何度も自閉症の子ども達が
ゲラゲラ笑いながら、
この本を
読んでいる姿を見ましたよ。

そして、この本を読んだ後、
たくさんのルールを学んで、
そのルールを守ろうとしている姿を見て
彼らの純粋さを深く感じました。

一部内容を紹介します。

「友だちのよいところをみとめよう」

人にはよいところがある。
あなたにもある。
友だちにもある。
みんなにもある。
よいところを見つけよう。

*あなたが友だちのよいところを認めると
あなたも自分のよいところを認めてもらえます。
だれでもよいところを認められるとうれしいものです。
お互いに学びあいましょう。

そして、その横にマンガで
いいことと悪いことを分かりやすく
説明してありますよ。

よろしかったら皆さんも
一度読んでみてください。

きっと、自閉症の子ども達を
上手に助けられるようになると思います。

本の絵の上をクリックすると詳細を見ることができます↓