ワーキングメモリと発達障害セミナー終了! | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

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主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

昨日、ワーキングメモリと発達障害セミナーが終了しました。
セミナー終了後はどっと疲れが出て、次の朝起きられないこともあったりして
20~30代の頃の元気さがなつかし~い

さて、毎回セミナーを開催する度に、
事務仕事を効率よくできるように工夫して
改善に改善を重ねてきているものの、、、
今回も準備がセミナー当日ギリギリまでかかってしまいました。

それでも、一つだけですが(苦笑)かなり効率化をはかれたことがあります。
それは、かなり時間をとられていたパソコンでの申込受付作業!

このネット音痴な私が、、、ですよ!
Google Appsを使って申込フォームを作成し
自動で申込者リストができるように設定し、
更には自動返信メールも送信できるようにしたのです。

必要に迫られると、こんな私でもなんとか
やってのけることができるのだと確信しましたよ(笑)
っが、1か月くらい、毎日、パソコンの前で格闘していました

ただ、プログラミングの部分だけはどうしても分からなくて
プロの方(中丸博幸さん)に助けてもらいました(感謝)

よたよたのNPO法人ですから
代表が何でもかんでもやってのけることができなければ
経営はできないのであります。
とほほ~だけど、これ、現実!

さて、昨日開催したワーキングメモリと発達障害セミナーですが、
まずは発達ルームそらの河村暁先生にお話いただきました。



テーマは「ワーキングメモリと発達障害」ということで、
ワーキングメモリとはどういったものなのか?というお話から
河村先生ご自身がワーキングメモリを克服した経験談まで

※ワーキングメモリというのは短期記憶のことです。
必要な時間だけ、ちょっと記憶に残しておいて、
必要なくなったら忘れる記憶のこと。

このワーキングメモリが弱いと
子ども達は結構叱られて育つことになるようです。

例えば、教室で「はい」と言って手を上げたものの
先生にあてられた瞬間「なに答えようとしたんだっけ?」と忘れる。

隣の部屋に何かを取りに行ったけれど、
何を取りに来たのかを忘れる。

会話しているとき「今、何を話そうとしたんだっけ」と忘れる。
でも、お風呂に入っているとき思い出す。

新しい仕事を覚えにくい。

仕事の手順がどうやっても覚えられない。

お札の数え間違いなどなど。。。

ワーキングメモリが弱いと生活が大変になってしまうのですね。

それを、どのように克服するか?ですが
河村先生は訓練をおススメしていらっしゃいませんでした。

やはり、環境を整えることや周りのサポートが必要のようで、
学校での視写を支える板書の仕方や
基本的な対応方法をお話くださいました。

間違った叱責としては、、、
「今、自分で読んだでしょ」
「自分が読んだことも分からないの」だそうです。

よく「覚えていられないのなら、メモをとりなさい」と
私達大人は言うけれど、、、
理解にワーキングメモリを使いながら大事な点を取り出すことの難しさや、
メモを探す瞬間に忘れる、
メモだらけになり大事なメモが不明になること等を指摘されていました。

それと、自分自身でワーキングメモリの弱さに気づくことが
大切で、その気づきによって自分でこの状態を何とかしたいといった
前向きな気持ちによって克服できることもあるのだとか。

河村先生ご自身もワーキングメモリの弱さを
何とかしたいといった意欲から
ある日突然、改善されたとお話されていました。

自分自身の特徴に気づくということは
改善したいといった前向きな気持ちが出てくるということなのでしょうね。

そして、児童精神科医の白尾直子先生のお話です。
テーマは私が勝手に決めてしまったのだけれど、、、汗
「脳科学から見た子どもの心を育てるコツ」です。



まず初めに、叱責を繰り返すことによって
子どもの脳が損傷していくお話を脳画像を使ってお話くださいました。
ドキッですね!

そして、子どもへの対応方法としては
良い行いには「褒める」を使い、
して欲しくない行動には「無視」を使う
ペアレントトレーニングについてのお話も。

しつけや生活などの基本ルールを子どもが身につけやすいのは
やはり、褒められながら覚えたときなのだそうです。

また、幼少期に受けた殴る蹴るの暴力だけでなく、
言葉の暴力も、青年期になって脳によくない影響が残るそうです。
皆さん、気をつけましょうね。

更に、白尾先生の資料はクイズ形式になっていて
帰宅後、何を学んだかを復習できるようになっていて
(答えもちゃんとついていて)とても分かりやすく
保護者の方々が喜んでいらっしゃいました。

白尾直子先生、河村暁先生、お忙しい中
セミナー講師をつとめてくださいまして本当にありがとうございました。



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