誰もが違うということを前提とした教育にしていこう! -15ページ目

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

自閉スペクトラム症の特性を
たくさん持っていると思われる部下をお持ちの方からの
ご相談が最近、増えてきています。

反対に「どうも、うちの上司は
自閉スペクトラム症ではないか?と思うのです。
行き違いが多くて、どうしたらいいか悩んでいます」
といったお話もよく聞きます。

違う者どうしが一緒に仕事をするということは
相互理解が十分できていなければ
とても難しいことです。

多数派の人達は
「このくらい分かるだろう」
「このくらいは察して欲しい」と思っていることが多いですし、

自閉スペクトラム症の特性をたくさん持っていると
自分とは違ったタイプの人達の(多数派の人達の)
気持ちに気づくことは難しいですし、

やはり、どちらも互いの違いを勉強しなければならないのだろうと思います。

そして、会社内にジョブコーディネーターのような
調整役がいると、とてもいいだろうと思うのです。

そうは言っても、ジョブコーディネーターになれる人が
まだたくさん出てきているわけではありませんから、

ひとまず、どんなことも、
「具体的に、肯定的に、簡潔に」
伝え合っていくしかないように思います。

そこがなかなか難しくて、
誰もが苦悩するのでしょうね。

こちらのサイトが参考になるかもしれません。
ちょっと読んでみてください↓
アスペルガー症候群(大人)の人との職場での接し方


下の写真は全然関係ないけれど、実家の柿です。
ここ数年、地球がおかしくなってきているのか?
まったく柿がならなかったのだけれど、今年はたくさん柿がなりました↓


 

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行動理論に基づき、多様な発達をしている
子ども達への関わり方をお伝えしている
日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

さて、昨日は毎月第2火曜日放送の
FMちゅーピー「すまいるパフェ」
MISAKO先生のVIVA!発達凸凹~s!の日でした。

午後4時から20分程度の番組なのですが、、、
昨日は、感覚おもちゃをいろいろ紹介していたら、
あっという間に時間になってしまい、、、
チーフディレクターの石田さんが
必死で私の方を見て手をグルグル回していらっしゃいました(笑)

※手をグルグル回すのは「時間を巻いてください」という意味。

ラジオはテレビと違って、時間が緩やかな部分もあるので
私はすっかり気を緩めてしまって、
かわいいおもちゃをたくさんスタジオに持って行ったものだから
つい、あれもこれも紹介したくなってしまって、、、時間オーバー!!!
石田さん、ごめんなさーい。
テレビだったら、放送事故になることろでした。
次回はちゃんと時間を見てしゃべりますm(_ _)m

昨日、紹介したのはこんな感覚おもちゃです↓



なんだか、机の上がぐちゃぐちゃですね(笑)

番組内ではいろいろ紹介して説明などもしましたが、
このブログでは1つだけ紹介したいと思います。

マイクの後ろ側にちらっと見える黄色いものですが、
これは「ストレッチバナナ」と言って
触ると、伸びたり、押すと凹みますし、
握るとムニュ~とした感触を味わえます。

このストレッチバナナを購入したことで
お子さんがお母さんの耳たぶを引っ張らなくなったという
お話を聞いたことがあります。

そのお子さんは、耳たぶの何とも言えない
弾力や伸びる感触を求めていたのでしょうね。

人はそれぞれいろんな感覚を求めていますから
こういった感覚おもちゃを持つことで
安心したりストレス解消になったりしますから、
「もう恥ずかしいから、こんなおもちゃ捨てなさい」なんて
子ども達に言わないでくださいね~と
お話をいたしました。



こちらが、そのストレッチバナナです。
FLY BIRDさんで購入できますよ。
518円です↓
発達障害サポートショップFLY BIRD

他にもいろいろご紹介しましたが、
やはり、ブログに書いているときりがないので
今日はこれでやめておきます。

広島にあるおもちゃのお店も紹介しました↓
木のおもちゃ 木ままや

来月は12月8日(火)午後4時~放送予定です。
生放送です。
何をしゃべるか?まだ決めていない私、、、です(汗)

さて、皆さんは
星槎中学校・星槎高等学校をご存知ですか?

こちらの学校の付属機関である
NPO法人星槎教育研究所は
NPO法人エッジと協働で
LSA(学習支援員)を養成しているところです。

今年10月からは
広島でもLSA(学習支援員)を養成できるように
日本インクルーシブ教育研究所が
広島ではコア団体となって活動を始めました。

だから、このブログを読んでいる皆さんは
「どこかで聞いたことがあるな~」と思われたかもしれませんね。

同時に、よく知っている人であれば、
「星槎の先生達は本当にすごいですよね」と言われるでしょう。

そこで、どんなところなのか?を知りたくなった方は、
東京都議会議員のおときた駿さんが
授業見学をされたときの様子を書いていらっしゃいますので
参考にされるとよさそうです↓
「健常者と遜色ない可能性があったかもしれない子供」を救う特別な学校
2015.7.16


いつもそうだけど、、、
セミナーや講座が終わった次の日は
報告書をまとめたり、ホームページの修正をしたり、
会計をしたり、スタッフへの連絡事項等が多々あり、
なかなかブログで報告できなくてごめんなさい

さて、一昨日、ついに広島で
LSA(学習・発達支援員)養成講座が始まりました。

LSA第一期生が、これから来年3月末まで
広島市内の小中学校で支援員として働くための
専門性を身につけていきます。

午前中の講座では、
支援員に求められるものとは何か?
ふわっと、さりげなく、ナチュラルに
子ども達をサポートできることが大切だとお話しました。

そして、インクルーシブ教育についてや
発達障害者支援法、障害者差別解消法、
文部科学省が求めている教育をはじめ、
発達障害の子ども達の困難さについて
めいいっぱい約2時間お話しました。

また、受講生にはLD疑似体験をしていただきました。
LDの子ども達がどんな思いで
教室に座っているのかを感じて頂かなければ
あたたかい支援につながりませんから。

そして、ディスレクシア当事者で
建築家の藤堂高直さんのお話をVTRで見ましたよ。

最後に、グループに分かれて
自己紹介と共に、LD疑似体験で感じたことや
第一回目の講座を受けて何を思ったか等を
なごやかに談話してもらいました。

第一期生は、
これから来年3月まで
互いの違いを知って、
その違いを認め合える関係づくりをしながら、
子ども達の困難さに
そっと寄り添えるあたたかな支援員になっていけるよう
共に切磋琢磨していく予定です。

では、受講された皆さんからいただいたコメントをご紹介します。

・ディスレクシアについて、具体的にどのように困っているかを体験できました。実際に自分が教室でしている状況だったので、子ども達をとても焦らせてしまっていたと反省しました(教員)

・とても分かりやすい講座でした。言葉がけ・態度など、いろいろ教えてもらって、すぐに実践できると思いました(保護者)

・ウルグアイのムヒカ大統領の話には魂がふるえました。障害は個性のうちの一つなんだと思いました(特別支援学級指導員)

・疑似体験をすることで、どのような支援があれば、子ども達がやりやすいのか、そして、支援方法が自然と見つかっていくことがよく分かりました。本当に一人一人が違っていて、正しいことは1つじゃないということ、その子にあった方法をみつけてあげられる事が支援の1歩になるということが分かりました(保護者)

・疑似体験で、声かけがいかに大事かということが自分がやってみたことで納得できました。先生の声がうるさくて余計に集中できないことも、今後の支援に生かしていきたいです(ふれあい広場推進員)

・少し時間が長いかな?と感じました。でも、とてもためになりました。今後ともよろしくお願いします(会社員)

・教育現場の一端にいて仕事をしています。今日の講座は本当に勉強になりました。学習困難な子ども達に無理難題を押しつけていたことを知りました。中谷先生「ふんわり」ですね。実践できることはやってみます(塾講師)

・疑似体験で少し分かったような気がします。午後からの藤堂高直さんのVTRは具体的で分かりやすかったです。回を重ねることで日常生活のサポートができるように学んでいきたいと思います(保護者)

・VTRの不備についてお話がありましたが、鮮明に見えた方が良いのは確かですが、私にとっては「学びたい、知りたい」の気持ちが強かったので、VTRの不備はどうでもよく気になりませんでした(祖母)

・LD疑似体験が特に良かったです。BGMも癒されました。ありがとうございました。確かに映像は見づらかったですが、当事者の親としてその方に就労の場を与えてくださったことは嬉しく思いました(保護者)

・分かりやすく、話の内容もおもしろく、引き込まれていきました(音楽教員)

・LDのことがよく分かりました。そして、中谷さんがおっしゃった「自分自身を知る」というのは難しいことだけど、とても大切だと思いました(保護者)

・さすがとても分かりやすかったです。藤堂高直さんのお話も参考になりました。ただ、藤堂高直さんはお母様も含めて非常に恵まれた環境の方だと思うので、障害がある一般人がインクルーシブな社会で生きていけるよう、日本でもイギリスのような社会が実現するとよいなと願っています(教員)

・VTRは見にくく音も聞きづらかったのですが、それ以上に楽しく学ぶことができました。スタッフの方々もとても丁寧でした。疑似体験はとてもよく子どもの気持ちが分かりました。学んだことを職場の人達にも聞かせてあげたいなと思いました。出張講習会みたいなものもあれば良いなと思います。(児童デイサービス勤務)

・改めて、支援員として、支援が必要な子ども達に合理的な配慮をしていくことが、不登校・ひきこもりを減らすことにつながり、同時に少子超高齢化社会への貢献につながるのだなと実感しました。VTRで一部見にくいところがありましたが、藤堂高直さんの話はしっかり聞き取ることができました(保護者)

・求めていたものを端的に提示して頂けたと思います。書籍の紹介等もあり大変参考になりました。また、初めて疑似体験ができてよかったです。中谷さんのお話がまさにメディア的でメリハリがあり分かりやすかったです(教員)

・発達障害の子の困難さを、少しは理解することができてよかったです。もっと多くの人に理解の場が広がれば、生きにくい子ども達が生きやすい社会になると思うので、とても大切な講座だと思いました(保護者)

・ディスレクシアの体験をして、どんなに困っているかが実際に理解できた。その時にどんな感情になるのか、自分のこととして体験することができた。学校現場の末端まで届いていない状況を知ることができた(教員)

・日々、発達障害の生徒と関わっているため、明日からすぐに実践できます。ありがとうございました(教員)

・日本インクルーシブ教育研究所の理念「謙虚に和を大切に」という原点を見直すことができました。インクルーシブ教育を広めるためにも、この原点に立ち返って現場に活かしていきたい(教員)

・家に帰ってから、すぐにやってみようと思うことがたくさんありました(介護福祉士)

・明日から支援員としてすぐ使える声かけ方法の引き出しを増やすことができました。中谷さん「さらっと、ふわっと、さりげなく~」ですね。共生社会の実現に向けて、子ども達の心の声に寄り添いながら支援していきます(特別支援教育アシスタント)

今朝、撮った朝日です。
とても気持ちのいい朝を迎えました↓



明後日、広島でLSA(学習・発達支援員)養成講座が
第一期がスタートします。

日本インクルーシブ教育研究所設立から2年経ち、
3期目に入ったので、大きなチャレンジをします。

第一回目の講座の
テーマは「当事者の話を聴く」。

午前中は、私(中谷)が
インクルーシブ教育や文科省の考え等について
お話する予定です。

その後、受講者にはLDの疑似体験をして頂いて
思いっきり子ども達の気持ちを味わってもらおうと思っています。

そして、VTRで
ディスレクシアの藤堂高直さんの
お話を聴きます。

最後に自己紹介もかねて
談話会を行う予定ですが、
その前に時間があれば、もう少し私の方から
LDやASDの人達の声をいろいろ紹介したいと思っています。

長い期間、LSA(学習・発達支援員)養成講座を
広島で開くために準備してきたけれど、
何とか、ここまでこぎつけました。

皆さんのおかげです。
本当に感謝です!

明後日まで、もうひと踏ん張り、
最善を尽くせるよう引き続き準備していきたいと思っています。

さて、ここ数年、小学校の先生方とお話していると
発達障害の子どもが増えてきたと言う方が多いのですが、、、

果たして本当に増えてきているのか?
社会や学校環境が窮屈になってきたのか?
日本の家庭環境に変化が出てきたのか?
何かしら地球環境が良くない状態になってきているのか?

何なのか?は、私にはよく分かりません。

しかし、児童精神科・小児科医の
石川憲彦先生のお話を読んでみると
何かしら見えてくるものがありますよ。

ちょっと読んでみてください↓
「発達障害は本当に増えたと言えるのか?」
http://www.mammo.tv/interview/archives/no318.html

一昨日、FMちゅーピーでお話した内容を
今頃ブログに書き始めた中谷でございます。

来週からスタートする
LSA(学習・発達支援員)養成講座の申込受付や
入門コースのレポート提出、お問合せへの対応や準備に追われて、
なかなかブログを書く時間がなくなってきています
ごめんなさい。

ラジオで聴くことができなかった方は
いつも、このブログを読んでくださっているのに、、、
いつになったら投稿されるのだろうと思っていらっしゃったでしょうね

さて、先日のFMちゅーピーすまいるパフェ
MISAKO先生のVIVA!発達凸凹~s!では
「学校コワイ」という絵本を紹介いたしました。

この絵本は自閉スペクトラム症の
娘さんを持つお母様(よつばもこさん)が
娘さんの気持ちを代弁して書かれたもので、

この絵本を読むと、自閉スペクトラム症の子ども達が
どれほど学校で困っているかがよく分かります。

この困り感というのは
結局は「学校が恐いところ」ということになってしまいますから
どうか、自閉スペクトラム症の子ども達が
何に困っているかを知って頂き
手助けして頂けるようにお話しました。

この絵本を書かれたよつばもこさんの
メッセージもここに記しておきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
特別支援教育導入前に義務教育期を終えた子ども達が
今次々と成人しています。
学齢期からめいいっぱいがんばり続け、
たまり続けた無理の積み上げが
大人になってから噴出する例を多く見ています。

「がんばる」とか「一生懸命」とか「努力」と同じくらい、
人間が生きていく上で睡眠も休養も大事であること、
教えそびれていませんか?

言葉にしないと伝わっていないことも多いし、
睡眠や休養に罪悪感を持っていることもあり、
充分に休めていないこともあります。

身体や心や脳を休める方法を知らない場合もあります。
本人自身の特性から、自分の身体や心の状態に気づきにくい場合も多いです。

私も知識と理解が足りなかった過去を反省しつつ、
今からでもできることをやるしかないと、
その子に伝わる方法や言い回しで、
きちんと伝えていくこと…
その積み重ねに日々努力中です。

引っかかっている原因が見え、
うまく伝わった時は、嬉しい!
そんな連続の毎日、楽しいです♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
よつばもこさんのメッセージをもっと読みたい方はこちらから↓
でこぼこ生活研究所

この絵本は大阪市教育委員会第13回「はーと&はーと」
絵本原作コンクール奨励賞受賞作品ですよ。
すごいでしょ!

自費出版されていますので一般書店では販売されていませんので
佐賀にあるBookstore From A Village さんで購入することができます↓
http://www.from-a-village.com/

クラスに1~2人いるといわれている
自閉スペクトラム症の子ども達は、
困った子ではないのですね。

「困っている」子どもだということを
どうかご理解頂けますと、
その子も、その子の家族も気持ちが楽になります。



一昨日、三次市内で
「困りごとをビジネスに変えるには?
~足元を見つめよう!地域密着型ビジネスの始め方~」と題して
シンポジウムが開かれました。

このシンポジウムは広島県が主催で
中山間地域を活性化していこうというものでした。

そこで、第2部のワークショップで
私はプレゼンテーションさせて頂いたわけです。

このワークショップは、ソーシャルビジネスの種や事業を
参加者で応援するデトロイトスープという手法を用いたものでした。

8分間のプレゼンテーション後、
各テーブルで、お茶とお菓子をつまみながら
会話をしながら意見を深めていき、
最後に、参加者が各発表者に応援したいこと
(資金、モノ、ヒト、人脈など)を記入したシートを掲げて
実際に応援しようというものです。

このデトロイトスープという手法は
アメリカで発祥したようで、
私は初めて経験したのですが、
とても心温まる人との出会いやふれあいを頂きました。

私に「プレゼンをしてみませんか?」と
お声かけくださったのは
株式会社シーズ総合政策研究所
代表取締役社長の藤原啓さんでした。

藤原さんからお声をかけてもらえなかったら
きっと私は「やってみよう!」なんて気持ちにはならなかったと思います。

こうやって、私の背中を押してくださる方がいることを
私は深く感謝しながら前に進んでいこうと思った一日でした。

私は心の底から藤原啓さんに感謝申し上げなければなりません。

さて、私は今回のプレゼンテーションで
日本インクルーシブ教育研究所の事業展開について
発表したのですが、、、
8分間で本当にインクルーシブ教育について伝えられるだろうか?

正しく発達障害について伝えられるだろうか?

うまく伝えられなくて誤解が出て
差別や偏見を生んでしまったらどうしよう?

私の伝え方が不味くて、子ども達や教師、保護者、支援者が
更に苦しむようなことになったらどうしよう?
と、不安でいっぱいでした。

それは、これまで、私がここ広島から
発達障害やインクルーシブ教育をFBやブログで発信することで、
「お金儲けのために発達障害を利用している」と言う人や
「何にも発達障害やインクルーシブ教育のことなんか
分かってないくせに、えらっそうに言っている」と
言う人が出てきたからです。

そう、当事者のことも、保護者のことも、支援者のことも、
何にも分かっていないかもしれない私が
発表していいのだろうか?と、、、
足踏みしてしまったのです。

でも、今回のプレゼンテーションでは
「こうやって前に出て伝えて、中谷さんの応援者を増やしなさい。
大丈夫!あなただったらできる!私は応援しますから」と
言ってくださった方や、

「私は中谷さんの話を聞いて感動しました。
もっと発達障害について知っていかなければならないと思いました。
中谷さんがやっていることはお金儲けのためにできる事業ではありませんよ。
あなたがどれだけ身銭を切ってがんばってこられたかは
十分想像できます」と言ってくださった方、

「誰に何と言われようと、あきらめずに、ここまでやってきたことがすばらしい!
ずっと応援したいから会員になるね」と言ってくれた方などなど、、、

本当にありがとうございました。
少し弱気になっていた私だけれど、
ちょっぴり勇気と希望が湧いてきました。

うれしくって、心強くって、応援シートがたくさん上がった時は
参加者の前で泣いてしまった私

人のあたたかさに触れた瞬間でした。

引き続き、皆さんと一緒に歩んでいける
日本インクルーシブ教育研究所をつくっていきます。

そして、謙虚に和を大事にして、
どうすれば皆が幸せになれるかを考えていきたいと思います。

こういった機会を与えてくださった藤原啓さんをはじめ
応援くださった多くの人達に深く感謝申し上げます。

写真はひろしまNPOセンターの森脇竜一さんがとってくださいました。
こちらも、ありがとう~




はあ~、やっとブログに書ける状態になりました。

いつものことですが、セミナー終了後は
ホームページ更新やら会計報告やら、
事業報告書作成などなど、、、実に多くの作業があり、
なかなかブログを書くまでに至らないのです

さて、先週日曜日、脳科学から見た発達障害セミナーを開きました。



まず始めに、県立広島病院の益田慎先生から
アスペルガー症候群と発達性ゲルストマン症候群の違いを
教えて頂きました。

ゲルストマン症候群の古典的な四徴は
左右失認、手指失認、失書、失計算なのですが
すべての徴候が揃うことの方が珍しいのだそうです。

俳優のMSさんが左右が分からないということで
アスペルガー症候群だと言われていましたが、
実はゲルストマン症候群なのだとか。。。

更に、ディスプラクシア(発語困難症)についてもお話頂きました。
こちらは、発声ができないわけではないけれど
発語のための脳内プログラムが作られにくい状態なのだとか。。。

脳画像を見せて頂き、
どの部位が働いていないと
音痴になるとか、物まねができないとか
ごっこ遊びができない、顔の表情を作りにくい等
教えて頂き、いろいろ納得いたしました。

学習障害は先天的な問題ですから
本人が努力できることと
努力してもどうやってもできないことがあるということを
私達大人は知っておかないと、
車椅子の子に「自分の足で100mを全速力で走れ!」と
言っているようなことになってしまうのだと
益田先生はおっしゃっていましたよ。

ただ、努力しなくても良いというのは間違いで、
工夫して何とか生活しやすくしていく方法を見いだすことが大切のようです。

根本的な治療は困難であることが多いので、
二次障害を最小限に食い止めるには
どうしたら良いかを考えなければなりませんね。

次に、広島大学大学院の石附智奈美先生に
「不器用な子ども達への支援」についてお話しいただきました。

不器用な子ども達というのは
物によくぶつかったり、人や物との距離がとれなかったり、
左右が分からない、同じ姿勢を長くとれない、
着替えやボタンかけに時間がかかる、
紐が結べない、はさみがうまく使えない、
ボールをうまく投げられない、物を雑に扱う・壊す、
筆圧が強いか弱く、字が枠からはみ出る、
号令や音楽に合わせて動けない、
新しい運動、複雑な運動が苦手などがあるのだそうです。

こういった不器用な子ども達の身体図式や
脳のことを教えて頂き、彼らの発達を促すための
運動を教えてもらいましたよ。

まずは新聞でこんな棒を作りました↓



石附先生がまず「こんな風にしますよ~」と
見本を見せてくださいました↓



こちらは皆でやっている様子です↓



益田先生も楽しみました↓



新聞棒の運動については、こちらの本にすべて書いてありますよ。
本の絵の上をクリックすると詳細を見ることができます↓



では、受講生から頂いた感想を紹介します。

・私が担任している学級にも、色々な診断を受けている子どもがいますが、大切なのは一人一人に何が必要かというのを見極めて支援していくことだと思いました。そのアプローチについても様々な方法があることを知りました。

・益田先生のお話は普段ASDの勉強会等であまり聞けないものなので非常に興味深かったです。

・トレーニングも体験でき、とても参考になりました。様々な情報を聞くことができ大変勉強になりました。

・現在、関わっている児童の気になっている行動等への支援方法のヒントがたくさんあったので、参加してよかったです。困っている子ども達や、その母親や家族の人が心から笑顔になれるために自分が成長し、支援していけるようがんばります。

・益田先生のお話は今まで聞いたことのない分野のお話だったため、とても興味がわきました。石附先生のお話もとても分かりやすく、楽しく体験ができて良かったです。

・障害が起こる理由が脳にあることが分かって良かったです。また対応についても教えて頂き勉強になりました。

・ゲルストマン症候群やディスプラクシアは初めて知り、発達障害についての奥深さを認識しました。石附先生の運動はとても楽しく興味深く体験できました。

・まだまだ知らないことが多いことを知りました。もっと勉強して子ども達の力になれたらと思いました。

・知らないことがたくさんあり、まだまだ勉強したいなと思いました。子ども達は自分のことをなかなか分からないと思います。私達が「知る」ということが大切だと感じました。困っている子ども達への具体的な手立てをたくさん知りたいと思いました。

・とても具体的で分かりやすかったです。また発達障害の子ども達を支援していきたいという先生方の熱い思いが伝わってきました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
広島で「学習・発達支援員養成講座」を
10月25日から開講します。

この講座は将来、広島の小学校や中学校で
専門性のある支援員として働くためのものですが、
児童デイや塾で働く方、学校の先生方や保護者にも
子ども達への関わり方を学ぶことができるのでオススメです。

発達障害の子ども達の幼少期から成人期にかけての
関わり方を学んで、職場で技術や知識を活かしてみませんか?

発達障害を正しく理解して子ども達を支えていきたい方は
こちらからお申込できます。申込〆切は10月10日です↓
行動理論に基づき、多様な発達をしている
子ども達への関わり方をお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

さて、お片付けのお仕事をしている人は
たくさんの発達障害の人達と出会う機会が多いようです。

先日も整理収納コーディネーターの方とお話していると
ADHDと思われる方々からのご依頼がほとんどなのだとか。。。

それもそのはず!
ADHDの人は片づけが苦手なことが多いからです。

片づけが苦手といっても、
他のことでカバーできるくらいの才能があることが多い
ADHDの人達ですから、
片づけができないくらい何のその!と
思ったっていいのではないかと。。。

どんなことも捉え方しだいで
幸せにも不幸にもなれますから、
苦手なことはある程度のところまでは
何とか工夫をして生き延びるとして、、、

あとは持っている才能を活かせるよう
努力した方がいいと思うのが私です。

伊藤勇司さんという空間心理カウンセラーがいまして、
彼が実に的確な視点で発達障害の人達を見ていらっしゃいますので
ぜひ読んでみてください↓
「片付け心理の専門家」空間心理カウンセラー 伊藤勇司オフィシャルブログ
発達障害の人が、これからの時代に必要な理由


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広島で「学習・発達支援員養成講座」を
10月25日から開講します。
*単発で、お好きなテーマの日だけ受講も可能です。

この講座は将来、広島の小学校や中学校で
専門性のある支援員として働くためのものですが、
児童デイや塾で働く方、学校の先生方や保護者にも
子ども達への関わり方を学ぶことができるのでオススメです。

発達障害の子ども達の幼少期から成人期にかけての
関わり方を学んで、職場で技術や知識を活かしてみませんか?

発達障害を正しく理解して子ども達を支えていきたい方は
こちらからお申込できます↓
行動理論に基づき、多様な発達をしている
子ども達への関わり方をお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

今日は午前中、インクルーシブなトークショー4回目の
「本音と建前、言語と非言語コミュニケーション」を開いていました。

お話頂いたのは
自閉スペクトラム症当事者の兼田絢未さんです。

兼田さんは子どものころから
周囲との違和感に戸惑いながらも、
なんとか生き延びてこられたのですが、、、
ストレスからうつ状態になり、
37歳でアスペルガー症候群の診断を受けた方です。
現在、47歳です。

兼田さんのご長男は10年前、ご次男は約9年前に
アスペルガー症候群と診断されました。

診断の結果、長年の謎がとけて、
試行錯誤しながらも、
息子さん達が幸せな少数派に成長するように
子育てをしていらっしゃるステキなお母さんです。

ご著書に『親子アスペルガー ちょっと脳のタイプが違います』と
『マンガ版 親子アスペルガー 明るく、楽しく、前向きに』と
2冊あって、どちらも「とても
分かりやすい」と人気ですよ

さて、本日、兼田さんのお話の中で印象的だったのは
言葉を言葉通りに受け取ってしまって何度も怒られてきたお話。

幼少時、「なんで、そんなことするん?」と言われて、
質問されていると思って、理由を答えると
よく怒られたのだそうです。

診断を受けて、発達障害について勉強するようになって
初めて、「なんで、そんなことするん?」という言葉は
「そういうことをするな!」という意味だったのだと気づいたのだとか。

慣用句やことわざは言葉を言葉通りにとらず
ちゃんと理解できるのだそうです。
それは、辞書に意味が書いてあるから学習できるとおっしゃっていましたよ。

困るのは辞書にのっていないことなのだそうです。

空気を読んで、行間を読んで、状況を読んで
相手に対応しなければならないことは
辞書にのっていないので実に難しいことなのだと。

一般の人達が言う「好きにしなさい」という言葉も
診断を受けるまで、本当に好きにしていいのだと思っていたのだとか。

それで、本当に好きなようにすると怒られるので、
どうして「好きにしていい」と言っているのに
好きにすると怒られるのだろうと思っていたと話していらっしゃいました。

また、ASDの人は態度や口調よりも
言葉を優先するのだそうです。

つまり、相手の態度や口調は見ていなくて
言葉を優先して理解しているとおっしゃっていました。

また、自分の態度や口調が
相手にどう受け取られるのかを分かっていないとか。

一番辛いのは、何がいけないのか、
どうすれば良いのか分からないことなのだとおっしゃっていましたよ。

そして、両者共に違いを知って
相手に伝わるコミュニケーションができるといいな~と。

ASD側も「理解してくれ、分かってくれ」と言うばかりでなく
一般の人達のやり方を知ることは大事だとお話されていました。

それは、互いの違いを学び合わないと
共に生きにくくなってしまうということを
おっしゃりたかったのだと思います。

今日も、兼田絢未さん、とてもいいお話を
たくさん聞かせて頂き本当にありがとうございました。

では、参加された方々から頂いたコメントを紹介します。

・具体例もたくさん教えて頂き、子供への声かけを考えるよい機会になりました。
 
・具体的なお話が多く、とても参考になりました。質問をさせて頂き、それについてのお話も、とても有難いと思いました。

・一つ一つ、丁寧にコミュニケーションをとることが大切だということがよく分かりました。

・子どもの気持ちを代弁して頂いているようで、とても分かりやすく気づきが多かったです。

・少人数で話ができてとても参考になりました。

教室にいる発達障害の子どもの言動の理由が分かる
「脳科学から見た発達障害セミナー」を開きます。
10月4日(日)13:00~17:00
発達障害は科学的根拠にもとづいた理解と支援が必要です。
皆さま、ぜひ、ご参加頂ければと思います。
お申込は9月28日(月)に〆切ります。
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