誰もが違うということを前提とした教育にしていこう! -16ページ目

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

自閉症の人は、人の気持ちを理解するのに
困難さがあると言われていますが、、、

私はそんなことはないと思っています。

それは、大人になった自閉症の人達の話を聞くと、
「自分と同じ自閉症の特性がある人の気持ちは
痛いほどよく分かるし、共感することが多い」と
おっしゃています。

また、自閉症の子ども達を見ていても
近親憎悪というのでしょうか?

自分と同じような特性を多く持つ子どもを
ひどく嫌っていたりします。

「○○くんのこういうところが嫌いだ」なんて言っているのを聞いていると
「それって、あなたとそっくりなところだよね」と
突っ込みたくなることが度々あります(笑)

反対に、仲良くできる子がほとんどいないのだけれど
「○○くんとだけとはつきあえる」と言って
互いに、とても共感し合っていて
一緒に旅行したりしている子もいます。

人とのつきあいがとにかく苦手なのに
一緒に旅行ができる友達がいるということは
共感できる人が少ないながらも、いるということです。

私は恐らく、彼らは自閉症ではない人達の気持ちを
理解するのが難しいだけで、
同じような特性を持っている人達の気持ちはよく分かるのだと思います。

だから、自閉症の人達を
どうか「人の気持ちが分からない人」とは
言わないで欲しいのです。

彼らが分からないのは、
自分達と違った脳の働き方をする
多数派の人達の考えていることや
一般的な物事の受け止め方や捉え方が
分かりにくいだけなのだと思うのです。

こちらから、研究報告を読んでみられるといいと思います。
自閉症の人も共感することはできます↓
自閉症末くトラム症の人は同じ症状の人に共感する
京都大学が確認[2014.11.11]
マイナビニュース


教室にいる発達障害の子どもの言動の理由が分かる
「脳科学から見た発達障害セミナー」を開きます。
10月4日(日)13:00~17:00
発達障害は科学的根拠にもとづいた理解と支援が必要です。
皆さま、ぜひ、ご参加頂ければと思います。
お申込は9月28日(月)に〆切ります。
詳細はこちらからご覧ください↓
日本では「違う」ということを
「いけないこと」と捉えている人が多いような気がするのですが、、、

皆さんはどうですか?

そして、「自分は普通」と思って生きている人も
多いような気がします。

皆さんはどうですか?

自分は普通で
「違うことはいけないこと」と思っていると、
自身の考え方や捉え方を
他者に押し付けてしまいますね。

そうすると、とても居心地の悪い
人間関係になっていくわけです。

日本では曖昧な表現をすることを美徳としますが、
この美徳が自閉スペクトラム症の人たちにとって
実に困ることであり、
彼らはストレートに言ってもらって
初めて理解できるといった脳の特徴があります。

しかし、曖昧な表現をすることを
美徳としている人たちにとっては
ストレートな表現が苦手なため、
自閉症の人たちに曖昧な表現を
要求してしまうことがあります。

これでは全く持って「インクルーシブ」な環境づくりは難しくなります。

やはり、考え方としては
「曖昧な表現をする人」もいれば
「ストレートにものをいう人」もいて、
どちらも間違いではないということです。

ただ、自閉症の人達にはストレートにものを言い、
平均的な人には曖昧な表現を使うように心がけていても
いろんな人達が集まっている中で
ストレートな言い方や曖昧な言い方を
同時に使うのは、なかなか難しいものがあります。

ですから、発達障害への理解が
進んでいない集団の中では、
必ずと言っていいほど「トラブル」や「葛藤」が起きます。

私は、発達障害への正しい認識普及活動中に
こういった状況に度々出くわすようになりました。

結論としては、誰もが発達障害について
正しく理解しておかなければ
心地よいコミュニケーションははかれないということです。

こういった現状がある中で
相互理解は実に難しいと思う今日今頃です。

ーーーーー
教室にいる発達障害の子どもの言動の理由が分かる
「脳科学から見た発達障害セミナー」を開きます。

10月4日(日)13:00~17:00
発達障害は科学的根拠にもとづいた理解と支援が必要です。
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詳細はこちらからご覧いただけます↓
行動理論に基づき、
子ども達への関わり方をお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

昨日は、ずーっと、
広島大学教育学部内の講義室にいました。
一日中、座っていたせいか?
今日は妙に体が疲れている
ずっと同じ姿勢でいると
身体は悲鳴をあげるのかな?
今日は走ってこよっと

さて、昨日は広島大学大学院教育学研究科の
若松昭彦教授が主催した
「発達障害に関する教職員育成プログラム開発事業」がありました。

若松教授は日本インクルーシブ教育研究所の
アドバイザーをしてくださっています。

昨日の研修会では
約220名の小中学校の先生方が集まっていらっしゃいましたよ。
うれしいな~!

小学校の先生達で作られた実行委員会等もあり
かなり大がかりな研修会でした。

若松先生、企画・運営、大変だったと思います。
昨日も一日中、廊下や講義室を走っていらっしゃる姿を見ました
こんなすばらしい研修会を開いてくださって
感謝してもしきれない私です。

午前中に、「所属感を高める学級づくり」や
「折り合いをうまくつけられる学級づくり」等
6つの分科会があり、
広島市や廿日市市、福山市、呉市、庄原市の
通常学級の先生達が、
司会、提案、助言をしてくださいました。

私も参加させてもらったのですが、、、
若手の先生達が「私が苦しいんじゃなくて、
本当は発達障害のある子ども達が一番苦しかったのだと思う」と
おっしゃっている姿を見て
胸があつくなったり、、、

「通常学級に特別支援教育の視点を入れることで
どの子もすごく成長したと思っていたけれど、
一番成長していたのは教師の私だった」などなど、、、

数々のあたたかい言葉を聞くことができて
私はぐっときてしまいました。

インクルーシブ教育の必要性に気づき始めている
若手の先生達が、ここ広島でも確実に増えてきています。
うれしい

午後からは、
日本インクルーシブ教育研究所のアドバイザーで
特別支援教育士スーパーバイザーの穐山和也先生が
コーディネーターをつとめるシンポジウム
「特別支援教育と特別活動をむすぶもの」がありました。

こちらも3人の広島の小学校の先生達が発表されたのですが、
特別支援教育と特別活動の視点が随所に見られ、
子ども達の「良いところ見つけ」をすることで
学級づくりがうまくいくことを体験しておられました。

その後、國學院大學人間開発学部の
杉田洋教授の講演会がありました。

杉田教授は埼玉県浦和市立小学校教諭を18年、
浦和市教育委員会、さいたま市教育委員会を経て、
文部科学省初等中等教育局教科調査官職、
文部科学省初等中等教育局視学官を11年間つとめられた先生です。

杉田先生の講演は教師という職のすばらしさが
心の奥底まで伝わってくるものでした。

多くの先生方が杉田先生のお話を
涙を流しながら聞いていらっしゃいました。
私もぐしゅぐしゅになりました

杉田先生の数々の言葉の中で
私にとって最も印象的だったのは、、、

「教師は自分の子よりも、人の子を大切にして教育している。
この国はそれで成り立っているんですよ」という言葉。

私の父も教員でした。
確かに、父はよその子はとても大事にしていました。

私と弟は父から大事にしてもらった記憶がありません。

そんな父が大嫌いだった私だったけれど、、、
杉田先生のお話を聞いて、
幼少の頃、私が感じていた父への複雑な思いが
すっかり打ち消されていました。

そう、杉田先生の言葉によって、
私は父を「この国を支える人を育てたすばらしい人」と
捉えることができたのです。

この歳になって初めて父を誇らしく思った瞬間でした。

そして、杉田先生は何度も
「特別支援教育を勉強せずに、教育はできない!」
とおっしゃっていたのが印象的でした。

涙あり、笑いありのすばらしい3時間の講演でした。

杉田先生がすすめていらっしゃる「特別活動」は
特別支援教育とつながっています。

いじめの未然防止につながり、
学力向上にもつながり、
自己有用感を育む「特別活動」についても
これから私は勉強していこうと思っている次第です。

この度もたくさんの小学校の先生達との出会いがありました。
どの先生達も子ども達のことを思い、
子ども達の幸せを願うあたたかい人達でした。

出会いに感謝!とは、このことです。

本の画像をクリックすると詳細を見ることができます↓
  



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発達障害は脳科学から見ると、とても分かりやすいですよ。
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行動理論に基づき、多様な発達をしている
子ども達への関わり方をお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

さて、皆さんはディスレクシアという言葉をご存知ですか?

簡単に言うと、「見え方が違う」ために
読み書き困難が生じると言うと分かりやすいかもしれません。

重度の視覚障害を持つ
中学生の松谷知直さんが
みんなと同じように勉強できない葛藤から、
不登校になってしまった過去を語っています。

ipadとの出会いで
学習スピードが飛躍的に向上した経験を紹介し、
学びの場に多様性を認めて欲しいと訴えています。

TED×kids@Chiyoda からご覧ください↓
周囲の協力があれば障害は個性になる
学習障害をもつ13歳の少年が経験した学校の不自由さ


こちらの You Tube でもディスレクシア(学習障害の一つ)について分かります↓
バリバラ「学生の発達障害」学習障害、難読症

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やっと今、ブログを書く時間ができました。ほっ!

いつも、講演会やセミナーが終わって
2日間くらいは収支報告書や事業報告書への記入、
ホームページの更新、各機関やお世話になった人達へ
連絡などしていると、、、
ブログを書くのがとっても遅くなってしまいます

さて、2日前に終了した記念講演会は
2年前にNPOを設立してから
最も大きなイベントとなりました。

それは、東京にあるNPOエッジとNPO星槎教育研究所と協働で
LSA(学習・発達支援員)養成講座をこの10月からスタートするための
記念すべき講演会だったからです。

ここ広島で、専門性のある支援員を養成し
数年のうちには広島の小中学校へ
学習・発達支援員を配置する制度をつくっていきたいと思っています。

私は何としてもこの制度を広島につくりたい!

嘆き悲しんでいる子ども達が救われるように、
その子どもを見て苦しんでいる保護者が救われるように、
子ども達の特性を正しく理解して
あたたかな学級づくりをしたいと望んでいる教師達のために、
私は何としてもこの事業を成功させたいのです。

そんな思いで、一昨日の記念講演会は
精一杯、できる限りのことをしました。

どんな反発があろうと、
どんな批判があろうと
どんな心ない言葉を浴びせかけられようと、、、

子ども達と保護者と、教師が
幸せに学びあえる環境が整うまで、
私は続けて努力していきます。

そして、謙虚に和を大事にして
どうすれば、みんなが幸せになれるかを
一緒に考えてくれる人が
一人でも多く増えてくれることを望んでいます。

一昨日の記念講演会では
そんな問いかけをしたくて
NPOエッジの藤堂栄子会長と
広島市教育委員会の山領勲先生をおよびしました。



昨日は、どっと疲れが出て、
今日も疲れがまだ残っていて、、、
わたくし、ヘロヘロでございます
年齢と共に回復に時間がかかります

さて、日本インクルーシブ教育研究所は
小さな小さなNPOだけど、
まだまだ、ヨタヨタだけど、
第一歩を踏み出しました。

子ども達のことや学校の先生達のことや
保護者の気持ちを思うと、
何としてもインクルーシブな社会にしたい。
何としてもインクルーシブな教育システムにしたい。

そんな思いが、
LSA(学習・発達支援員)養成講座記念講演会では
伝わったのではないかな?っと思っています。

今回の記念講演会では参加した約80名の方々が
広島市の教育に希望をもってくださったと思います。

市教委の山領先生、エッジの藤堂会長、
先生方のお蔭で、広島に新しい風が吹き始めました。
本当にありがとうございました。

参加された方々から頂いたコメントを書いておきます↓

・県外から参加させて頂きましたが、よく分かり、聞き入ってしまう程の内容の講演会でした。

・これから、しっかり学んでいきたいので、大変、役に立つお話でした。支援員としての関わり方の重要性を感じました。

・今までの講演会の中で、一番、身になるものでした。

・本日、初めて参加させて頂き、とても満足しました。今回、初めてメルマガをきっかけに知ったので、もっと認知度が上がれば、もっと早く知れたのに、、、残念と思いました。

・広島市の特別支援教育の現状と展望は非常に勉強になりました。また、学習支援員の役割を全く知らなかったので、とてもよく分かりました。

・スタッフの方々の細やかなお心遣いに感心いたしました。

・山領先生のお話も藤堂先生のお話も、どちらも、今とても関心があることだったので、とても勉強になり満足です。ありがとうございました。

・待ち時間のBGMがとても心地よかったです。日々、子どもに接する仕事をしながらも、障害者差別解消法についても、合理的配慮についても言葉すら知らなかったことを反省しました。これを機会に日々の仕事に一喜一憂するのではなく、広く情報を得ておく努力をしていこうと思いました。

・違った視点から話を聞くことができ、改めて気づくことが多い講演会でした。

・いかに学校側が先生の都合で動いているか反省させられました。学校は子どもが主役だということを肝に銘じて適切な支援をしてゆきたいと思います。

・広島市教育委員会が熱心に取り組まれていることを知って安心しました。

・子ども達のニーズに合う支援ができているだろうか?改めて考えようと思います。あの子達の良いところを伸ばし、周りの人達にもっともっと認めてもらえる働きができたらと思います。

・インクルーシブ教育についても、ユニバーサルデザインについても全く知らなかったのですが、今日、ようやく分かりました。「本人がどうしたいのか確かめなければ支援に入ってはいけない」と講師の先生が言われた言葉が強く心に響きました。本人のニーズを一番に!明日から学校で、できることをしていきたいです。

・今まで子どものできないことばかりに目を向けていましたが、子どものできることを沢山見つけてやりたいと思いました。

・藤堂先生のお話を聞いて、これまで子どもにしていたことが間違っていたことに気づきました。

・支援について、「本人の得意なことを中心に」など、当たり前のことなのに日々の教育活動の中で、置き去りになってしまっているところが沢山あることに気づきました。

--以上、参加された方々から頂いたコメントでした--

*10月4日(日)脳科学から見た発達障害セミナーを開きます*
発達障害は脳科学から見ると、とても分かりやすいですよ。
現在、お申込を受付けています↓
明日のLSA(学習・発達支援員)養成講座・記念講演会の
準備がほぼ完了した。ほっ! 講演会当日スタッフにも講師の先生方にも連絡したし、
あとは、明日の進行の流れを再度確認して、
今日は早く寝れるといいな~と思う。 ただ、お申込を1週間前に〆切っているにもかかわらず
いまだにHPの「お問合せフォーム」からお申込が入ってきたり
電話での問い合わせがきている。 キャンセルも結構な数入ってきている。 その都度、対応しているけれど、、、かなり大変 今回の講演会は新聞掲載されたため、 その記事を見て多くの方が連絡くださっているのだろう。
今夜もおそらく電話がかかってくると思う
日本インクルーシブ教育研究所が
どれほど「小さな」NPOか! どれほど「よたよた」のNPOかをご存じないのだろう。

事務員など一切いないのだが、、、
まさか?私が一人で事務仕事を全部やっている等とは
予想していないのだと思う。

連絡が遅くなると、私が事務員だと思って
電話の向こうで怒っていらっしゃる。

事情を説明すると「すみませんでした」と謝ってくださる。
そんな大きなお金持ちの企業のような対応は私一人ではできない。 こういった日々がいつまで続くのだろうか?

いつか事務員を数人、雇えるようになって
素早く対応できるようになりたいと思っているけれど、、、
「ああして欲しい」「こうして欲しい」と
要求が次から次へとやってくる。

その要求に対して、 私がなぜ?応えないとといけないのだろうか?と思ったりし始めた。
ある行政の人が私を不憫に思ってか?こうおっしゃった。 「中谷さんがやっていることは行政がしなければならないことですよ! 市民が中谷さんにああしろ!こうしろ!というのはおかしい。 中谷さんにああしろ!こうしろ!というのなら 中谷さんを助けていかないといけない」と。 有難い! そんなことを言ってくれる人がどれだけいるだろうか? そして、本当に助けてくれる人がどれだけいるだろうか?
私は人に「インクルーシブ教育を広める活動をしてほしい」とか
「発達障害への理解を正しくするための活動をしてほしい」等とは
誰にもお願いしていない。
人に、お願いしても、 なかなか実現しないから、自分で活動しているだけ。

電話やメールでのお問合せに私一人で対応しながら、
講演会やセミナーの準備をしていくのはかなり、大変なのだ。
そこのところを、ちょっとばかりでいいので、理解してほしい。 お願いばかりするのではなく 事務員が雇えるように活動資金を援助してほしい。 そんな思いがふつふつと湧いてきた講演会前日。
今日は私のひとりごと!お許しを。 10月4日(日)脳科学から見た発達障害セミナーを開きます。 発達障害は脳科学から見ると、とても分かりやすいですよ。 現在、お申込を受付けています↓ NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

たいていの人が
発達障害と聞くと、どんな障害なんだろう?
よく分からないけれど「変な人」?と思うのかな?

よく分からないけれど「障害なんだ~」と思いながら
心の中で、何かしらの差別や偏見が湧き起ってくる人もいるのかな?

人には、たいてい固定観念というものがありますから
周りから植えつけられてきた
障害に対するイメージが暗いものだったり、
障害は「ない方がいいもの」といった考え方は
なかなか取り払うのに苦労するのだろうと思います。

でも、ちょっと見方を変えると、
障害があるからこそ、それを補うために
才能が伸びるとも考えることができるのです。

そこで、発達障害は「障害」というよりも「違い」と
捉えた方がいいと私は思っています。

そうすると、発達障害のある人たちは
普通に見えるために「支援」や「配慮」をしてもらえず、
至る所で「遠慮して」とても苦しい状態の中で
暮らしていかなければならないことが多くなります。

そう考えると「障害」と捉えた方が
社会的支援を受けやすいとも言えるでしょう。

さて、日本人で発達障害というと
よく黒柳徹子さんやジミー大西さん、
SEKAI NO OWARI の深瀬さん等が挙げられますが、
皆さんの周りにも、ひょっとするとあなたのすぐ隣にも、
たくさん発達障害の人達はいるんですよ。

あなたの家族や親戚の中にも、きっといるはずです。
それは発達障害は線引きなどできるはずもない
膨大なグレーゾーンがあるからです。

明らかに一般の人達とはちょっと違っていると分かる人は
できないものは、どうやってもできないことがあります。
どうか「努力が足りない」とか「ふざけている」等と言って
叱らないで欲しいのです。

その代り、すぐれた才能をもっていることが多いのです。

まずは、海外の発達障害者から学んでみましょう。

下記のリンク先を読んで、ディスレクシアやディスプラクシア等を
知って頂けると、本人も家族も気持ちが楽になります。
どうぞよろしくお願いします。

トム・クルーズ↓
文字が認識できないトム・クルーズ。その笑顔の裏には並々ならぬ努力があった。

スティーブン・スピルバーグ↓
「長年の謎がようやく解けた」60歳で診断された学習障害。
スティーブン・スピルバーグを長年悩ませ続けたもの。


ハリー・ポッターで知られるダニエルラドクリフ↓
素顔のダニエルラドクリフは不器用すぎて靴ひもすら結べない・協調性運動障害

こちらは不利な立場の人達の方が
大きな変化をもたらす可能性が高いことが分かる記事です。
ぜひ読んでみてください↓
スピルバーグからゴールドマンサックスCEOまで
「学習障害などで、圧倒的に不利な立場の人たちの方が
イノベーションを起こす確率はずば抜けて高い」


10月4日(日)脳科学から見た発達障害セミナーを開きます。
発達障害は脳科学から見ると、とても分かりやすいですよ。
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昨日はFMちゅーピー・すまいるパフェ
MISAKO先生のVIVA!発達凸凹~s!の放送日でした。

日本インクルーシブ教育研究所の会員の皆さんや
無料メルマガを購読くださっている方々には
何とか前日ギリギリにご案内できたのですが、、、

他では案内をしていなかったため、
お聞きになることができなかった方は
以下に話した内容を書いておきますので
参考になさってください。

さて、昨日お話したのは

自閉症の子ども達を育てるにあたって
【話合いの仕方を練習しておくと、生きやすくなるかも?】という内容でした。



以下に私がお話した内容をまとめておきます↓

話合いが必要になる時というのは、
たいてい「自分のやりたいこと」と「相手がやりたいこと」が違う場合。

そこで、話し合いをもつのですが、
自閉症の子ども達は話し合いの意味が分かっていないことが多いように思います。

話合いをすると、一方的に自分の意見を押し通そうとして
家族や友達との間で喧嘩になっていることもしばしば。

そこで、話し合いの仕方を練習しておくといいかもしれないというお話。
話合いをする前に、子ども達には
ポイントを3つ程、教えておくのがコツです。

3つのポイントは↓
1、自分と相手がやりたいことを平等に扱う
2、自分も相手も納得できるように、解決策を考える
3、相手と解決に向けて話し合いをする

このポイントを見ると
「こんなこと、わざわざ言わなくても誰でも分かっていること」と
おっしゃる方が多いけれど、、、

それは、平均的な発達をしているからそう言えるわけで、、、
このポイントをしっかり理解しておかないと
自閉症の子ども達は、一方的に自分のやりたいことを主張してしまったり
反対に、自分の意見や思いをうまく言葉にできなくて
苦しい思いをすることになるのです。

彼らには、こういった困難さがあって、
話し合いにはこういった3つのポイントがあることを知らないまま
大人になると、仕事で話合いの度に喧嘩をすることになって
生きにくくなってしまうのです。

だから、トラブルをできるだけ少なくできるように
話し合いの仕方も練習して、生きやすくしていけるといいですね。

それで、話し合いの練習をする場合は
まずは少人数、2人で練習する方がいいです。
いきなり5人とかで練習すると
自閉症の子ども達は混乱してしまいますから。


例えば「広島について調べる」というテーマを出したとします。
このテーマを、まずは2人で話し合ってもらいます。

そうすると、、、
Aくんは「広島だから、もみじまんじゅうについて調べたい」と言い、
Bくんは「広島は、やっぱり路面電車だから、路面電車について調べたい」と
言ったとします。

この二人が納得できるように、話し合いをするには
それぞれが何をしたいと思っているかを正確に
両方が(AくんもBくんも)理解しないといけません。

こういった両方が理解するといったことが、
自閉症の人達はとても難しいことが多いので、
まずは、Aくんがしたいことと、その理由、
Bくんがしたいことと、その理由を書き出してもらいます。

書き出すことで頭の中を整理しやすくなるのですよ。
次に、自分のしたいことを一方的に押し通すと相手が不満に思うことや、
言いたいことを我慢したり、遠慮したりして
自分の思いを主張しないと自分が不満になることも教えて、、、

そして、自分のしたいことと、相手のしたいことの
どちらも大切にしなければならないことを学んでいけるといいですね。

それから、話し合いの仕方を具体的に3つ教えます。
①今は自分のしたいことをするけど、後で相手のしたいことをする
②今は相手のしたいことに従うけど、後で自分のしたいことをさせてもらう
③自分のしたいことと相手のしたいことの両方ができるようにする

この3つのポイントを知っているだけで、
子ども達の喧嘩が随分減るんですよ。

たいていの自閉症の人が、自分と相手が違う考え方を
しているということに気づきにくいというか、、、認識が薄いように思います。

だから、自分のしたいことを主張するばかりで、
なぜ、そういった主張をしているのか?とか
主張している理由を説明しないことが多いな~と

それで、相手に自分の思いを分かってもらえないことに
「なんで分からないんだ~」なんて、腹を立てる子ども達によく出会うのですが、、、

私がなんとなく感じることは、
自閉症の人達は自分の思いや考えを
相手に伝えていないのだけれど、、、伝えた気になっているとか、

自分の思いが相手に自然に伝わって
相手は自分の考えを知っているものだと思い込んでいるような、、、
感覚があるのかな~と思うのです。

だからでしょうか?
「お母さんは何で俺の気持ちが分からんのん?」と言って
怒っている自閉症のお子さんによく出会います。

「そりゃ~、ちゃんと言葉にして自分の気持ちを伝えないと
誰も君の気持ちは分からないよ」と私が言うと、
たいていの自閉症の子ども達が驚いたような顔をするので、、、

どうやって言葉で自分の考えや思いを伝えたらいいか
ということが分からないのだろうな~と思います。

話合いの練習をするには
NPO法人アスぺ・エルデの会が出している
「話し合いのルールブック」という冊子がとてもいいのでおススメです↓



日本の教育や子育ては
「そのうち自然に身につけるだろう」といった考えですが
自閉症の子ども達は自然に身につけることに困難さをもっていることを
ご理解いただけると助かります。

具体的に丁寧に、
人との関わり方を教えて練習しながら
育てるのがポイントです。

教室にいる発達障害の子どもの言動の理由が分かる
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皆さま、ぜひ、ご参加頂ければと思います。
現在、お申込をこちらから受付けています↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

「私、○○さんにも○○さんにも嫌われているみたいです。
でも、どうして嫌われているのか分かりません」といったお悩みをよく聞きます。

よくASDの人は察することが難しいと言われますが
こういったお悩みをASDの人から聞くと、
決して察することができないのではないと思うのです。

おそらく誰もがそれぞれの感じ方で察することができるし、
人にも嫌われるのだろうと、、、

つまり「ひょっとして私は嫌われているかも?」と思ったときは
誰でも、たいてい嫌われているのでしょうね、、、笑

「人に嫌われたくない」と思って生きるのは
常に、気を遣って相手に合わせて生きることになりますから
とってもしんどいのですね。

それよりも「人に嫌われるのは当たり前のこと。
嫌われてなんぼ!」くらいの気持ちで生きてみてはどうでしょう?
と思うのは私だけでしょうか?

ただ、人の嫌がることをしてはいけませんよ。
だから、人の嫌がることはどんなことかを
誰もが具体的に知っておかないといけないという問題がありますけど、、、

私はアナウンサーになりたての頃、
視聴者から
「色が白すぎる!もうちょっと、ましな化粧はできんのか?」
「読みが下手!つまり過ぎ!」
「声が聞きずらい!」
「目つきが恐い!」などなど、、、
ボロッくそに言われていました。

20代の頃というのは仕事を始めたばかりで
誰でも右も左も分からない頃ですから、
仕事で褒められることはほとんどないですよね。

それで、私も人並みに(笑)、、、落ち込んでいた時、
ある先輩が「アナウンサーはね、言われてなんぼの世界よ。
何にも言われないようなアナウンサーはダメなのよ!
人があなたのことを何か言うっていうのは
あなたのことが気になっている証拠なんだから、
学びのチャンスと思ってありがたいな~って受け取ればいい。
クレームは最大の成長の時!」って
教えてもらったことがあります。

このとき、私は、この先輩のこの言葉を
「本当にありがたいな~」って受け取りました(笑)

あれから随分年月を経てきていますが
いまだに私は人から何か言われるたびに
「ありがたいな~」って思うようにしています。
ほんと!ありがたいな~!

いわゆる、誰でも、誰かに必ず嫌われるものですから
学びのチャンスとして「ありがたいな~」って受け取って
自分自身を生きることができるといいな~と思う今日今頃です。

ただ、直接、「○○なところが嫌だ」って言ってもらえると
改善できそうなところは改善して
生きやすくできるのですが、、、

一般的な人たちはASDの人達に
直接「○○が嫌なので、○○してください」とは言わないのですよね。
たいてい怒って、ASDの人を避けるという方法をとります。

そうすると、ASDの人達は学ぶチャンスを失ってしまいます。

「こんなこと失礼で言えない」と思って何も言わず、
去っていかれると、彼らは永遠に悩むか、
何が原因で嫌われたのかが分からないまま
生きていかざるおえなくなるのです。

だから、例えばですね、
会話するときの距離が近すぎて不快感を味わっているのなら
「○○さん、人と会話するときは腕を前に伸ばしたとき
相手に当たらないくらいの距離で話してもらえると
私は居心地がいいです」とか、

電話を何回もかけてきて何度も質問をされて困るのなら
「○○さん、私に電話をかけるのは午前○時~○時の間だけにしてください。
一日に電話をかける回数は3回までにしてもらえると私はうれしいです」とか、

あれこれ、私生活についてズケズケ言われて嫌な思いをしているのなら
「○○さん、私の生活については私が決めることですから、
私はこうしたいと思っているので、こうしているのです」とか、

自分がどうしたいかや、相手にどうして欲しいかを
具体的に伝えると結構うまくいくことが多いように思います。

そして、相手に何も伝えず、我慢するのは禁物です。
両者ともに爆発するか
徹底無視状態になってしまいますから、
学びのチャンスを得られません。

ASDの人と一般の人たちが共に生きるということは
互いに「嫌われているかも?」と思うことの連続になると思います。
それは、互いに違うから!

互いに「嫌われているかも?」と思わなくて済む方法、
それは具体的に伝え合うとことしかないように
私は思っています。

センターマッスル活性化マスターの尾関直人さんの
ブログが参考になるかもしれません↓
「嫌われているかもしれない」って悩んでいるあなた、本当に嫌われてますよ。

9月26日(土)に開催する
アスペルガー症候群当事者の兼田絢未さんと
日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子の
インクルーシブなトークショー、
今回のテーマは「本音と建て前、言語と非言語コミュニケーション」です。
現在、お申込を受付けています↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

10月4日(日)脳科学から見た発達障害セミナーを開きます。
講師は県立広島病院小児感覚器科主任部長の益田慎先生と
広島大学大学院医歯薬保健学研究院講師の石附智奈美先生です。
現在、お申込を受付けています↓
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

行動理論に基づき、多様な発達をしている
子ども達への関わり方をお伝えしている
特別支援教育ジャーナリストの中谷美佐子です。

さて、NPOは無償ボランティアをする団体だと
誤解をしている人が多いように思います。


実は、NPOは地域の課題を解決するビジネスになります。
だから、お金を生み出すことができなければ経営はできません。

しかし、人々はNPOを無償ボランティアだと思っているようで
「どうしてボランティアなのに、受講料がいるのですか?」
とおっしゃる方がいます。

NPOも会社と同様に、儲けがなければ経営できないのであります。

無料のセミナーや講座は行政(教育関係機関等)が関わっていて
税金で成り立っているのです。
スポンサーがついていることもあります。


だから、会場利用料も、
講師にお越しいただくための交通費や宿泊費、講演料、
セミナーを準備するための諸々の経費や
人件費が税金で賄われていることを
ご存じではないのでしょうか?


それとも、障害者をかわいそうな人と捉えて
セミナーは無料で当たり前と思っているのでしょうか?

よく分かりませんが、
もしそうであれば、そろそろ障害者をかわいそうな人といった
捉え方をやめないといけないでしょう。

障害者をかわいそうな人と思っている以上
この世の中から差別や偏見は消えていきません。


「無料」がいい人は、
行政が税金を使って主催する
セミナーや講座に出ればいいだけのことです。

民間に無料を強要する必要はないのですね。

つまり、私はNPOの運営者になりますから
会社経営をしているのと同じなのです。

だから、セミナーを無料にして
NPOを解散(倒産と同じ)させるわけにはいかない
ということをご理解ください。

NPOを解散(倒産)させたら、
今、私達がやっている
社会問題(多様性を認められない教育)を
解決するための社会活動は続けていけなくなるのです。


行政がやるときは儲けはいらないけれど、
民間がやる場合は儲けが必要なのは当たり前のこと。


『思い』だけではお金は回らないのです。

従来のNPOは慈善型でもよかったけれど

今のNPOは事業型でなければ続かないのです。

だから、商品戦略、流通戦略、プロモーション戦略が必要です。

引き続き、ビジネスで社会貢献をがんばっていきたいと思います。

あしからず。

 

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