第1期 LSA(学習・発達支援員)養成講座 総合アンケート結果 | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

広島で発達障害への正しい認識や
インクルーシブ教育の普及活動をしている
日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

先日、LSA(学習・発達支援員)養成講座最終回の報告をいたしました。

今日は、第1期LSA養成講座の総合アンケートをご紹介します。



【LSA養成講座に参加したきっかけは何ですか?】

・普通学級に入った子どもが不安定になる日々が続き、
子どもの困り感を知り、手を差しのべることができる自分になりたかったため。

・日本インクルーシブ教育研究所の感覚統合の講座を受けたのをきっかけに。

・18歳の息子がいるので就労支援に興味があり、2人の息子の困り感を知って
少しでも状況を変えたいと思ったから。

・特別支援教育を学びたいと思ってインターネットを開き
あれこれ見ていて偶然に日本インクルーシブ教育研究所を見つけたから。

・発達障害について専門的に学びたいと思ったから。

・我が子の勉強を家で見ていて、どうすればもっと良い関わり方ができるだろうかと
ペアレントトレーニングを受けたり、親の会の勉強かいに参加したりしていました。
そんな中でインクルーシブ教育研究所のホームページでこの講座を知り、
「これだ!」と思って参加しました。

・子どもが広汎性発達障害で、きちんと勉強する機会をもちたかった時に
中国新聞でこの講座を知りました。

・学習支援員という職業があると知り、自分の子どもの手が離れても
ずっと子ども達を支援していく仕事がしていきたいと思い参加しました。

・塾の子ども達のために知識をつけたかったため。

・自分の子どもが小・中学校で不登校の時期があり勉強したかったから。

・発達障害について学んでみたいと思い参加しました。

・映画「みんなの学校」をみて、支援員があることを初めて知りました。
この支援員になりたい!とひらめきです。

・高等学校の巡回訪問に活かしたいと思ったから。

・放課後等デイサービスの仕事に携わることになり
発達障害について理解を深めたいと思い参加しました。

・孫が発達障害と分かり、対応が分からなかったから。

・子どもの特性を理解しないで一所懸命指導される先生方の姿が
私には虐待に感じられて先生方と話ができる知識が欲しかったから。

・自分の専門性を高めるため。

・新聞で中谷先生の記事を読み興味をもったから。

・保育所で発達障害のある子の加配になりましたが
全く知識もなく、日々悩んでいたため。




【この講座に参加してみた感想】

・それぞれの子どもが困り感を抱えていることを回を重ねるごとに
理解を深めていけました。人を認め、自分も認めることができるようになりました。
(三森寿美・特支学級指導員)

・勉強会や講演会などをさがしては参加してきましたが
こんなに時間をかけて学んだのは初めてで終わるまでドキドキしていました。
たくさんの事を学べたお蔭で周りの人達の困り感が見えてきて、
少しでもお役に立てたらと思うようになりました。
(野口智子・主婦)

・今まで自分が教育現場でもがきながら身につけてきた事と
今回学ばせて頂いたことが、たくさんつながっていて本当に嬉しかったです。
中谷さんのお話もとても分かりやすく、中谷さんとスタッフの皆さんの笑顔が
キラキラしていて、とても素敵な方々と出会えて嬉しかったです。
(松本理恵・ふれあい広場推進員)

・今まで疑問に思っていたことや、知りたかったことがたくさん解決しました。
(藤岡瑞穂・保育士)

・「だからそうだったのか!」と納得したこと。
では、どうすれば良いのか、今すぐできるアドバイスやヒントをたくさん頂き、
情報の多さに圧倒されそうでもありますが、これからのことを楽しみに思っています。
(岡本弘江・保護者)

・毎回たくさんの気づきがありました。
知らないこともまだまだありますので、これからも勉強を続けていきたいと思います。
(岡本玲子・主婦)

・小学校の現場で日々、自分の感覚に頼りながら子ども達と関わってきました。
理論的な知識を得ることにより、子ども達の特性や支援の仕方が明確になり
自分の中に落とし込むことができました。
(田中雅子・小学校非常勤講師)

・いろんな事が腑に落ち、子ども達に優しくなれました。
不登校だった姉のことが少し理解できたような気がします。
(楠元梢・塾長)

・難しい内容も多く、もっと勉強したいと思いました。
(平本勇一・塾講師)

・自分、親、子供の特性を振り返ると色々と理解できる事が多く、
接し方や自分の事も楽になりました。
(岡原早苗・児童デイサービス)

・思いきって参加してよかったです。
様々なことを学ぶことができ感謝しています。
これからも学び続けて行きたいと思います。
(特別支援学校教諭)

・今まで子供に怒ったりすることも多く「どうしてできないの?」と不安の中にいましたが
この講座で学ぶにつれ、行動の背景が分かるようになり私の心はとても軽くなりました。
これからももっと理解を深めていけるよう勉強していきたいと思います。(保護者)

・発達障害について全く知識がありませんでしたが
終わった今、少しは対応できるようになった事が嬉しいです。
引き続き学んでいきたいと思います。
(竹歳帥子・保護者)

・とても勉強になったし、子ども達の力になりたいと思えました。
(田中順也)

・子ども達だけでなく、大人の人への見方が変わった。
認知症への支援にも役立ちそうだ。
逆に見ると、苦労する人が多いだろうなと思う。
(小学校特別支援学級教諭)

・少しずつ知識が増え、不安が減っていっています。
参加して本当に良かったです。(保育士)



【参加前と参加後の気持ちや身体、心の変化などをお聞かせください】

・特性を知ることで腹をたてるのではなく理解やサポートができるようになりました。
本当は腹を立てたりしたくないのに、また腹を立ててしまったという事が激減しました。
(光森寿美・特支学級指導員)

・正しく理解できたことで、あまり怒ることもイライラする事もなくなりました。
忙しくてもまずは子どもの話を聞いてみようと思えるようにもなりました。
(野口智子・主婦)

・どんな事を学べるのかとても楽しみにしていました。
そして毎回毎回が充実していて、全ての講座を楽しく学ばせて頂きました。
自分を知ることもできて本当に良かったです。
(松本理恵・ふれあい広場推進員)

・発達障害の子ども達がいとおしく思えてきました。
「今まで厳しい指導員でごめんなさい」と思います。
(藤岡瑞穂・保育士)

・日曜日に子どもが熱を出さないか、講座全部参加できるだろうかと心配でしたが
全講座受講で来て今ホッとしています。
(岡本弘江・保護者)

・最初は我が子のためにと思って参加させて頂きました。
回を重ねる度に、他のお子さんや大人達の「?」な言動の理由を推測しやすくなり
少し心が広くなれた気がします。
(保護者)

・参加前は自分は専門的なことが理解できるかどうか、周りについていけるか不安でした。
参加してみると保護者の方もたくさんいて内容も分かりやすくて安心して参加できました。
家庭内では子どものことがよく理解できるようになり、良い関係が築けていると思います。
(石倉美穂・保護者)

・毎年冬に1回は風邪気味になり体調を崩すのですが、今年の冬は体調が万全でした。
やはり人間やる気と気の持ちようで何でもできるのだと思いました。
参加する度に子ども達にもやさしく接することができるようになりました。
(岡本玲子・主婦)

・初めはビジネススキルの内容など、ここまで説明を受けるほどの
集団なのかと思うと不安を感じることもありました。
(大人なのだから常識の範囲で知っているのが当たり前のはず)
だけど、それがインクルーシブ教育だとりかいできると
自分だけでなく周りのすべての人に配慮が必要なことを
心がけなくてはならないことに気づきました。
(田中雅子・小学校非常勤講師)

・最初は全部参加できるか不安でしたが、参加する度に
楽しみの方が大きくなっていって、結局、全部参加することができました。
(楠元梢・塾長)

・参加前には子どもの未来は閉ざされたと落ち込んでいました。
参加後は一人一人それぞれ違っていいの言葉で落ち込んではいられない!
困っている子どもに寄り添って子育てに向き合っています。
(柳田智子・保護者)

・人見知りな上、長期間ということもあり、続くのか?という不安がありましたが、
同じ目標の仲間ということもあり、年齢差関係なく、お話ができ、
あっという間の半年でした。
(岡原早苗・児童デイサービス)

・中谷さんのきめ細やかなフォロー(講座時の説明、メールでの連絡)のお蔭で
その都度、不安を解消して頂きました。
(特別支援学校教諭)

・できないことはダメなんだ!できるようにならなければという考えを持っていたのですが
自分の得意なことがどんどん伸びていくことがとても大事なこと、
人は皆違うのが当たり前ということをよく理解できました。(保護者)

・参加してみて養成講座を終えたからと言って終わるものではなく
一層、学び続けて行くものなんだと実感しました。
(前田智恵・児童デイサービス)

・LSA養成講座の意味も深く知らないまま「発達障害支援」という言葉に飛びつきました。
回を重ねるごとに支援の難しさや大切さを実感してきました。
学びながら孫に接すると孫の表情がやわらいできました。
生きづらい原因に対し引出ができましたが、まだまだ増やしていきたいです。
(竹歳帥子・保護者)

・「こんな支援をしたい」と伝えても「そんなこと社会に出たら通用しません」と言われて
自信がなくなってしまっていたのですが、この養成講座に参加してからは
自信をもって、その時伝わらなくても伝え続けられるようになりました。(支援者)

・何も分からないまま参加しましたが、子どもの困っていることを疑似体験させてもらい
「そうだったのか」と納得できたり、反省したりで、子どもを叱ることが減りました。
(保護者)

・レポートを書くことに苦手意識があり、とても不安でした。
それが中谷さんと交わした二言三言とトークで救われました。
少し自信が湧いてきています。
(小学校特別支援学級教諭)



【今一つだった点】

・VTRが見にくかったことところと、生の講座がもっと増えればいいと思いました。

・ライブがもっと増えたら嬉しいです。

・既に改善されておられますが初期の頃のVTRの映像や音声がひどかったです。

・初めの頃のVTRで見づらいところがあったのが残念でした。
内容は理解できたので大丈夫です。

・内容が深すぎて休憩が少ないため、なかなかゆっくり交流することが
最初の頃はできにくかったです。
もっと、いろいろ交流できたら、更に深めることができたと思います。

・VTRがもう少し・・・でした。すみません。

・最初はVTRが見にくかったですが、いろいろとご配慮頂いたので良かったです。

・後半、1か月に2回講座があるという日程は少し忙しかった。

・講座15回くらい、必要だと思った。



【第2期のLSA養成講座受講を悩んでいる方への一言アドバイス】

・子どもが苦しんでいる理由、子どもの困った行動の理由が見えてきますよ。
(保護者)

・損はしません!悩んでいる方はぜひご参加を!お値段以上ですよ!
(光森寿美・特支学級指導員)

・最初は6か月長いけど、、、と思って始めましたが、回を重ねる度、楽しみにしていたり
もう終わるのは寂しいなあという思いで、毎回楽しく学ばせて頂きました。
知らないでいるよりは知っていた方が誰にでも優しくなれる講座だと思います。
(野口智子・主婦)

・とても勉強になります!ぜひ学んでみてください。
講座が進むうちに自分へも他者へも優しい目で見られる自分を発見できますよ。
中谷さんもスタッフの皆さんも、講座の先生方も本当に素敵な人達ばかりで
この出会いにも感謝の思いで一杯になれます♡
(松本理恵・ふれあい広場推進員)

・知識やビジネスマナーだけでなく、中谷さんやスタッフの皆さんのお心遣いも
たくさん学ばせて頂きました。おススメです。
(保護者)

・これだけの内容を学べる機会はなかなか広島ではないです。
悩んでいたら、まず受講すべきです。
(田中雅子・小学校非常勤講師)

・人生が豊かになります!人に優しくなれます!ぜひ受けてみてください!!
(楠元梢・塾長)

・子育てで悩んでいるなら、この講座を受けてみてください。
(柳田智子・保護者)

・何の不安もいりません。思いきって行動に移してください。
アクションを起こさないと何も始まりませんよ。
(岡原早苗・児童デイサービス)

・是非、参加してください!必ず「よかった」と思われると思います。
(特別支援学校教諭)

・自己理解が深まります!何より大事なことだと痛感しています。
ぜひ学んでみて下さい!
(前田智恵・児童デイサービス)

・悩む時間を、学ぶ時間にしてみてください。
LSA養成講座以上に、自分の人生も生きやすくなります。
(竹歳帥子・保護者)

・今までにないハッピーを経験しませんか?
(小学校教諭)

・支援員になりたい人はもちろんですが、発達障害について詳しく知りたい
勉強したい人もとても参考になると思います。
参加者同士のネットワークもつくれて良かったです。
(教員)

・講座を終える度に、心が軽くなってくるのを実感できます。
又、子どもと会うのが不安でなくなります。
(保育士)

第2期は2016年10月2日からスタートします↓
学習・発達支援員養成講座本コース詳細

では、第一期生との出会いに感謝しながら、
第二期に向けて準備を進めてまいります。

引き続き、多様性が認められる社会を、教育を、
目指していきます。
皆様からの応援を頂けますと嬉しいです。