LSA(学習・発達支援員)養成講座 第9回(最終回)報告 | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

広島でインクルーシブ教育の必要性をお伝えしている
日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

さて、昨日、LSA(学習・発達支援員)養成講座は
第9回・最終回でした。

東京からエッジの藤堂栄子会長がお越しくださり
支援員が教室に入った際のケース検討やロールプレイングをして下さいました。




こちらは、事例についてグループで話し合っているところです↓



昨日は星槎大学の古川潔先生(一番左)もお越しくださいました↓



ロールプレイングでは、解説者がいて、教師、生徒、支援員を演じています↓



ロールプレイング後は藤堂先生や古川先生が支援の方法について
アドバイスをくださいます↓



スタッフ(井上・中央)も教師役をしています↓



古川先生が教室で支援に入る時のポイントを教えてくださっています↓



では、アンケートをご紹介します。

・広島でこれだけの講座を受講する機会を与えて頂いてありがとうございます。
スタッフの方々の誠実で、真剣な講座をつくる姿勢には頭が下がります。
本当に感謝申し上げます。

・藤堂先生のお話を直に伺うことで、
藤堂先生の思いに触れることができて非常に参考になりました。
ケース検討をすることで、いろいろな方とお話することができたこと、
ロールプレイングで様々な立場について考えることができたこと、
自分を振り返ることができて本当に良かったです。

・寸劇は楽しむことができて良かったです。
しかし、内容は実に深いと感じました。
空っぽだった知識が、学んだ今、自分が生き変わったようなとても気持ちが良いです。
これを充実感というのでしょうか。
自分が変われたように、辛い思いをしている人や生きづらく思っている人に
伝えられたらと思っています。

・今日は今まで学んだことの総復習として更に理解が深まる内容でした。
実際に役割分担をすることで、互いの立場を分かり合える内容でした。

・ロールプレイングで様々な視点を持つことの大切さ、
当事者を見ないと分からないこと等いろんなことを学べました。
今まで出会って来た子ども達に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この講座で学んだことを、これから出会う子ども達に還元していきたいと思います。

・同じケースの支援の仕方についてもシェアすることにより
自分では気づかなかった支援の方法を学ぶことができました。
いろいろなお立場の方と同じテーマについて話し合うことにより
交流も深まり、意見を交えることができて有意義な時間を過ごせました。

・ロールプレイングをするために、その子は何に困っているのか、
どのように支援したらよいのか、1か月後、半年後にはどのようになって欲しいのか
様々な意見が出てとても参考になりました。
実際の現場でもこのように熱心に支援会議が行われたらいいなと思いました。

・先生方から教えて頂いた「子どもは自分のいいところを知らないといけない」
本当にそうだと思いました。

・藤堂先生と古川先生の専門的な視点は、具体的で考えさせられました。

・グループ討論は自分以外の意見がたくさん聞けて参考になりました。
知らなかったことを知るということはとても嬉しいことですね。

・褒めることの大切さを改めて実感しました。

・同じ課題について考えても、グループの皆さんの意見に
「ああ、そのことまで考えが及ばなかったな」とか
「確かに、それは大事だな」と気づかせてもらえて
本当に「違い」について考えることができました。
自分が思っている【大事】が、他の人とは違うこともあるのは
当たり前なんですね。

・藤堂先生に直接お会いし、お話が聞けたことがとても嬉しかったです。
特別支援教育は学校現場だけのことでなく、人とつながっていく上で
よりよい人間関係づくりの根本の考え方なのだと
講座終了する今、感じています。

・具体的に担任の先生へのアプローチも教わることができました。
ロールプレイを共有することで場面それぞれのアプローチや介入の仕方も
とても参考になりました。
これまで得難い学びの場を提供して頂き、本当にありがとうございました。

・自分では考えのおよばないことにも目を向けられ、
実践的でとても分かりやすかったです。

・頭の中で考えるだけでは身につかないと改めて思いました。

・実際にやってみることで、より身近に子どものきもちや
先生の気持ち、LSAの考え等を探ることができました。
そして、藤堂先生の視点がとても面白く勉強になりました。

・今日のような実体験はとても良いと思うので
何度でもやりたいと思いました。

次のブログでLSA(学習・発達支援員)養成講座
全体についてのアンケートを紹介いたします。
しばらくお待ちください。


応用行動分析を学びながら、子どもとの穏やかな関わりのコツを
徹底的に自分の体に落とし込んでいきたい方はこちらです↓
【保護者のための】子どもをあたたかく育てるコツ講座