inca*rose トリートメントは4カテゴリーあって、
step1は、主に各部のリンパ系にアプローチするリラックストリートメント
step2は、経絡系にアプローチするコレクティブトリートメント
step3は、各種要望にきめ細やかに対応するコンフォーティングトリートメント
という構成に、
step4の、アルスロトリートメントというのを増設した。
これらは、30代後半から現在に至るまでのわたし自身のセラピストとしての経験をギュッと詰め込んだ内容になるのだけれど、
アルスロトリートメントとは、関節にアプローチするタイプ。
50代も後半になってくると、閉経してから何年も経て、エストロゲンが少ない状態が続いていく。
それに伴い、人体は終焉に向かって少しずつ、確実に身体終いに取り掛かっているのかな。
筋肉のしなやかさはなくなり、皮膚は干からびつつあり、弾力を失ってしわやたるみが深まる。
見た目も気になるけれど、
骨と骨ね間、すなわち関節も空間が近まり、動き傾向に合わせてずれ、固まり、関節としての機能が落ちてくる。
身体の各所でこの機能低下が起き、それは連鎖して、他の部位へ負担をかけていく。
病院で話しても、“老化” という言葉で終わる。
たしかに、老化、身体終いなのだけれども
個人差はあるし、
何もせず悩みだけが増大していくことは悲しすぎる。
そのような方に、エストロゲン作用のエッセンシャルオイルなどを使いながら、関節にアプローチするトリートメントを考案した。
実は筋肉は骨に付着しているため、骨のずれによっても、筋肉が無理に引き伸ばされたり、縮まされたりしている。
このずれが改善すると、自動的に筋肉が正常に保たれ、身体は楽な姿勢を取り戻す。
実際、毎日の生活の中で
どれほど無理な体勢をとっているか感じている人はどれくらいいるだろう?
若い頃は、みずみずしいしなやかさによって、無理な体勢のあとも、無意識のうちにリカバーできていた。
ところが、リカバーしなくなってくることを、この1年くらいで、気をつけてメンテナンスしているわたしでも感じるようになった。
(きっと、もっと若い時点から感じる人も多いだろう)
inca*roseのお客さまは、80代〜10代までさまざま。
この20年間、長年通って来てくださるお客さまのお身体が少しずつ変化していくのを、
わたし自身の身体の変化を感じるのと同様に、実感している中(当然、メンテナンスを続けてくださっているので、若々しさは維持されているけれど)、やはり関節のズレや滞留について考えてみた結果の、このアルスロトリートメントの誕生だった。
目下、step4を受講くださっている生徒さんは、わたしより10歳くらい年下で、更年期には入っているけれどまだ閉経はしていない。
10年前のわたしもまだこのような関節からくる身体のだるさや不均衡を少しも感じてはいなかったので、その年代のセラピストにとっては身体の感覚としてつかみにくい内容ではあるだろう。
だから、どうしてこのテクニックがすごく良いかということをきっと如実に実感するのは、あと何年も経ってからかもしれない。
ただ、今となってわたし自身が思うのは、
もっと早く知っていたら、わたしの年上のお客さま方に対して、今よりも早い時点で予防のサポートをして差し上げることができただろう。
この1点に尽きる。
ありがたいことに、inca*roseを長年ご愛顧頂いているみなさまがそれぞれ
共に20年という歳月を歩んでくださった中で
わたしの身体も変化し、実感できるようになり、
模索や発見をさせていただいている。その賜物がまさに、inca*roseトリートメントにギュッと詰まっていることに感謝しかない。
inca*roseトリートメントを学んでくださったセラピストのみなさんにも、早い時点でこのアルスロトリートメントを活用いただけたらと願ってやまない。









