ケンタッキーダービーの舞台、チャーチルダウンズ競馬場ダート10ハロンコース紹介 | いなりわんの競馬・徒然草~海外競馬情報と名牝・牝系~

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チャーチルダウンズ競馬場 → Wikipedia 


 ケンタッキーダービーが行われるチャーチルダウンズ競馬場は、アメリカ合衆国ケンタッキー州北西部に位置するルイビルにある競馬場。


 アメリカ3歳馬の最高峰を決めるケンタッキーダービーをはじめとして、ケンタッキーオークス、ターフクラシックS、クラークS等、多数のG1競走が行われています。
 今年からは廃止されたアーリントンパーク競馬場から、アーリントンミリオン、ビヴァリーD.SのG1・2レースが移設され開催されます。


 チャーチルダウンズ競馬場のメイントラックは、伝統的なダート馬場で左回りの1周1マイル(約1,609m)とアメリカでは標準的な大きさの競馬場ですが、ゴールが1コーナー側に寄っていて横にやや長い形状で、最後の直線が約380mとアメリカのダートコースとしては長いのが特徴です。

 


 ダート素材の構成比は、下表のとおりです。

 ドバイのメイダン競馬場に比べるとシルトと粘土の構成比が高く、より”土”感がが強い馬場になります。
 


 砂や土の区分は下表のとおりです。
 日本のダートはほぼ”砂”で、しかも多くの競馬場が青森県六ヶ所村で取れるほぼ2㎜という大きめの砂を使用しています。

 


 一般的なアメリカのダート競馬と同様に、基本的には内の先行馬が有利です。

 ただ、ケンタッキーダービーだけは通常のフルゲート14頭ではなく、特注の20頭立てゲートを使用します。
 スタートから最初のコーナーまで約400mありますが、ソコまでに熾烈な先行争いが行われています。

 最近3年は逃げた馬が1位入線しており、多くの勝馬、上位入線馬は最初のコーナーまでに好位に付けています。

 ただ、馬場が悪化した場合、キックバックを嫌って先行争いが激化する事があり、その場合に差し馬が台頭してきます。
 


2013年 ケンタッキーダービー 1着:Orb


2009年 ケンタッキーダービー 1着:Mine that Bird 大きく離れた最後方から最内を突いて圧勝