2019年ゴドルフィンマイル(首G2)は米国馬コールフロントが快勝!ノンコノユメは出遅れて大敗 | いなりわんの競馬・徒然草~海外競馬情報と名牝・牝系~

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ゴドルフィンマイル → Wikipedia


 ドバイワールドカップデーにおけるサラブレッドの最初の競走。

 日本調教馬としては2006年にユートピアがこのレースを勝利しています。



2019年 ゴドルフィンマイル(首G2) 12頭
ダート1600m、北半球4歳南半球3歳以上、メイダン競馬場(3/30)、賞金総額100万米ドル
レース結果 (Emirates RacingRacing Post.com)
1着:Coal Front 1分36秒51 馬場状態」Fast
 
2着:Heavy Metal 3/4馬身 
 
3着:Muntazah 5・3/4馬身 
 
 
10着:ノンコノユメ 
 


 スタートで大きく出遅れたノンコノユメは離された最後方から。


 昨年の勝馬で連覇を狙うHeavy Metalが逃げて、最後の直線に入り後続を突き放しにかかる。

 そこへ道中外目の3~4番手に付けていたCoal Frontが徐々に伸びてきて、Heavy Metalとの差を詰めゴール直前で捕らえて差し切る。


 ノンコノユメは最後の直線で大外に出しましたが、バテた2頭をかわしただけの10着に大敗。
 最初の出遅れが大きかったとおもいます、メイダンのダートであの出遅れは致命的でした。
 無事に帰国しての再起を待ちましょう。


 勝利したCoal Frontは、アメリカ産アメリカ調教の5歳牡馬。
 3歳時は5戦4勝、はアムステルダムS(ダート6.5ハロン、米G3)ギャラントボブS(ダート6ハロン、米G3)を勝利。
 昨年4歳時は2戦1勝、ミスタープロスペクターS(ダート7ハロン、米G3)を勝利。

 今年5歳になって、2月18日にレーザーバックS(ダート8.5ハロン、米G3)を勝利していました。
 5歳馬ですがまだ数を使っていないので、昨年のAccelerateのような活躍を期待したいところです。

  2019 Godolphin Mile(D1600m、首G2) レース映像

Coal Front(コールフロント)米国産 牡5(2014/3/9生)
 戦績:9戦7勝 (Racing Post.comEmirates RacingEquibase)
  主な勝鞍:2019ゴドルフィンマイル(D1600m、首G2)
   2019ミスタープロスペクターS(D8.5F、米G3)2018レイザーバックS(D7F、米G3)
   2017ギャラントボブS(D6F、米G3)2017アムステルダムS(D6.5F、米G3)

 血統:父Stay Thirsty、母Miner's Secret、母父Mineshaft (5代血統表)
 調教師:T.プレッチャー(米)



 2016年OBSエイプリル・トレーニングセールにおいて57万5000ドルの高値で落札されています。

 母Miner's Secretは母父がA.P.Indy直仔のMineshaftSeattle Slewの3×3インブリードを持っていますが、さらに父に同じA.P.Indy直仔のStay Thirstyを付けるという攻めた配合ですね。