「ニャンダラーズ ラストスタンド」 最後の福島第一原発被害動物レスキューのご報告です!! |  高円寺ニャンダラーズ

サポーターの皆様へ 
ニャンダラーズ 福島での最後の活動となった
12月29、30日のご報告です。


サポーターの皆様の想いと一緒に走った3年半余、
いよいよラストランと相成りました。いくぜ~GOGO!!!!!


うっきょぉ~~っ!!!またもや雨 3回連続 雨、雨、雨・・・・
しかも寒い 冷たい でも大丈夫!! ホカロン3枚貼り付け済みwwww



よーーーし、がんばれ!!













CHIKACHIKA SPECIALはまだまだ稼働ちうなう
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よっしゃあ~!!カラス避けなり


あらいぐまはもうこれで入れませんぜ

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このサビちゃん ちらちらこちらを伺ってました。
もしかしたら人間と触れ合っていたのかな?
スペシャルなご飯食べて頂きましたあ。美味しそうに食べてましたヨン。




この仔は津波により荒れ果てた場所を棲家にして生き抜いています

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あーーー、こいつらなんすよお 餌場をむちゃくちゃに荒らすのは・・・
私達が置いた猫餌を当てにしてやってくるんですが
それにしても野生のパワーは凄まじいです。破壊された給餌器は数知れず・・・
ボランティアが置いた猫餌によって増えた側面もあるかとも思いますが
そもそも人間がいない町です。野生動物が自由気ままに闊歩するのは
至極当然の様な気もします。猫餌だけを狙って
家屋を壊しているだけじゃありません。
家の中に残された米、その他の食物、あらゆる物の
匂いを嗅ぎ分け突っ込んで侵入しているのです。
ただこの猪豚軍団により猫が飢えるのならば
猪豚を減らす方法を考えてゆくしかないのかという極論も考えてしまいます。
生きとし生けるものの命に重さは同じ、もちろんそうなんです。
私も本当はそう思います。それが一番大切な事だと思います。
養豚場から逃げ出した豚と猪が交配を重ね、人のいない町で
食い物を探し荒らし回っているのも謂わば人間の作り出した業。
それを邪魔だと猫を住民様の家屋を守る為、駆除した方がいいと
考える私は命の重さを尊べない罪深い輩達の一人です。
命についてのご指導を周りの方々からご教授されます。
もっともっと考えて考えて答えを出していきたいと思います(・_・;)。
いっそ、人間が介入しないエリアを創って共存してくれれば
一番いいなんて不謹慎な事を考えてしまいます・・・・・・。
(ニャンダラー2号 伊澤の主観です。ニャンダラーズ総意ではありません)

あら~だめよお ダメダメ 突っ込んじゃ ダメダメ・・・・・・

前回、もうちょっとしっかり補強したのですが
突っ込まれてえらい事になりました。
このままでは物置が破壊されてしまうので簡単にやっときました。


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4号機の核燃料取り出しが終了したんですねえ。
4号機の危険性は無くなったわけですが1~3号機には、
炉内に溶け落ちた核燃料計1573体が残ってるそうです。
作業に従事する方々の命懸けの攻防は
まだまだ終わりがみえないというわけです。
遠くから、無責任ですが、本当にありがとうございます。

原発事故の時に作業をしていた方とお話しする機会がありました。
やはり国の初動については間違っていたと憤慨されておりました。
原子炉格納容器から気体を放出するベントの遅れや
海水注入の中断問題など明らかに現場を混乱させて責任は国にあると・・・。
福一は中枢を担う電力の命綱とする国が廃炉を決断せず
ホウ酸投入を遅らせたのも大きな要因だと・・・。
いちはやい決断ができなかったのは責任を回避する為だけであり
住民の命や健康被害は置き去りにされたのだと・・・・。
その方は脱出もままならずそのまま収束作業を続けたわけですが
守らなければならない家族の為、そこからは離れるわけにはいかない、
その想いで被爆覚悟で決死な作業を続けたそうです。
その方達の活躍があっててこそ私達の命ももちろん守られたわけです。
感謝という軽い言葉では言い足りませんが本当にありがとうございました!

その方の友人の何ともいたたまれない話も聞きました。
疎開先では福島第一原発で働いている事を
隠さなければならない現状があるという悲しい話を・・・・
そのお子さんの学校で友達に「お父さん何の仕事してるの?」
と聞かれた時、嘘をつかなければ差別の対象に合ってしまうらしいのです。
その子に何の罪があるのでしょうか?放射能被害によって
体の健康だけでなく心まで蝕まれてゆくのは悔しい限りです。
親の過度な放射能ノイローゼが子供に伝染し
「いじめ」という残酷な仕打ちが
横行しているというのは悲しい現実だという事です。
曲りなりにも日本国中全員が被害者なんです。
被害者同志が傷付け合うのは間違っています。
ネットや報道だけが真実であるはずもなく、生の声の苦しみは
遠く離れた場所にはまだまだ届いていないのかもしれません。

国は全国各地の原発を再稼働、それができぬ場合建て替えを
目論んでおります。地震大国である我が国の現状を置き去りにし
老朽化が甚だしい老いぼれ原発をまた動かそうとしているこのあほ国家は
目先の経済と引き換えにまた国民の未来を奪おうとしているのです。
天秤はいつでも「持つ者達」の方に傾いているのです。
原発立地区域はいつでも「生きる糧」を人質にとられて
否応がなしに原発を受け入れなければならないのです。
そういえばあいつは昔言ってましたね。「美しい国日本」って・・・・・
政治家の約束はいつでも破る為にあります・・・・ヽ(`Д´)ノ


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恒例 おやじさんシェルター(3.11レスキュー様)訪問記



あららーー アスラン・・・ やっぱカワユスだわさぁ


おやじさん曰く最強だという10月保護の三毛っ子
ようやく人馴れしてきたみたいです。
里親様募集はもうちょっと先みたいです。よろぴくでええす!!

おやじさんシェルターには他にもカワユスにゃんことカワユスわんこが
たくさんいますのでどうか優しい皆様のお家で家族にしてあげてくださあい
こちらをご覧あそばせ⇒ 311いぬねこ里親さん募集


ここで臨時ニュースです・・・・おやじさんからメールが届きました。
30日に仕掛けた捕獲器にスモーキーブラックの
にゃんこが入っていたそうです(12月31日)
30日、帰還困難区域 浪江町室原。そこのポイントで
ウロチョロするこのにゃんこ、どうやら腹が減ってる模様です。
逃げてはまた姿を現し、逃げてはまたウロウロ、
他作業(カラス被害を防ぐため防御柵製作)を終えて車に戻ると
車の後部ハッチの中から飛び出てくる始末・・・
保護を試みましたが失敗・・・・・おやじさんに後を託し捕獲器を設置。
痩せていたんで保護できてよかったと思います。
見掛けは若く見えましたが何とも猫の年齢は不詳でございます。
情報共有の程、宜しくお願いいたします!!女の仔でございます。

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南相馬では南相馬の猫おばさんががんばっておられます。
もちろん
私達が回っていた、かつてのポイントも野生動物に荒らされぬ様、
工夫して給餌してくれております。ありがとうございます!!
もちろん「百足団」の面々も大活躍でごじゃります!!!
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このお地蔵さんの周りでも何匹のにゃんこを保護いたしました
ウーーーン 寒そうなんで・・・・・・・・

僕のぼろっちぃベストですけど着てくださあい
嫌かな、とりあえず防寒ですので・・・・・


12月30日の朝陽です。前日の冷たい雨はどっかいっちゃいました。
綺麗なとても澄んだ朝の情景に見惚れてしまうこと然り。
一日も早い復興を願っております

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サポーターの皆様へ 福島での活動終了について

去年くらいからニャンダラーズ1号佐藤と、
いつまで続けるかの議論は何度も重ねてきました。
決断するのには様々な思いが交錯致しましたが
2014年いっぱいが節目としてよいのではないかと考え終了に至りました。
ニャンダラーズは元々、東日本大震災で被害に遭われた方々への
人道支援を行っていたライブハウス稲生座の有志及び
サポート部隊にから派生したというわけです。
佐藤が言った一言「福島の猫がヤバイんだってよ」、
それに同調した伊澤、そして稲生座のサポートにより活動を始めました。

私達が受け持つ場所での猫の生息数は減少しつつあります。
それを確認する材料として現在、私達が給餌する場所にカメラを仕掛け、
猫の姿の有無を確認しつつ、もうそこにはいないという
判断をした場所は給餌を停止し給餌箇所を減らしました。
カメラに猫が写っているポイント、飼い主様がまだ愛猫との再会を
あきらめていないポイントは給餌は連携ボランティア様方に
お願いし給餌、捜索を続ける策は講じてあります。


これまで応援してくださったサポーターの皆様、
猫達の餌場を提供してくださった住民様、
未熟な私達をサポートしてくださった連携ボランティア様方、
本当はお一人お一人にお礼を言わせて頂きたい所ですが
この場から失礼致しましてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!!!!!!
連携して頂いたボランティア様方へお伝え申し上げます。
新生ニャンダラーズへの変わらぬ応援宜しくお願いいたします!!!


追伸 連携ボランティア様方へ
ピンチの時はお声掛けください。新生ニャンダラーズ
伊澤も可能な限りまたお手伝い致します。応援ありがとうございました!!!