★アーティストはとても忙しい。
何でもかんでも、自分でしないといけない。
下層の家に生まれないことでしか、順風満帆な人生は送れない。
山中に住まないことでしか、幸せにはなれない。
山中に住んだら、人生が終わった。
中華通販でしか、買い物はできない。
親ガチャ子ガチャに失敗。
北海道民と九州民が東京で、
婚姻関係を結ぶと最強。
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チームラボの。過去写真。
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★田舎者は何をしても、すべてを取られる。
搾取され貧乏。投稿すると呪われる。
商売人の子孫だけが、勝ち組。
輝いてもいい人は、棚ぼた人間だけ。
投稿した人は一生涯クソゴミ扱い。
小説はもう飽きたので、書かないよ。
美味しいものを追いかけて、楽しく暮らすよ。
清く貧しく美しく(笑)
田舎者は幸せになろうとしてはいけない。
労働者は金持ちになろうとしてはいけない。
田舎者と使用人と女に待っているものは、不幸と貧乏だけである。
商売人と、棚ぼた人間以外には光なし。
田舎者労働者は生まれる資格なし。
「赤い月に眠る」(2) (1)から読んでね。
娘にきいた。まだ中学生になったばかりの一人娘だ。あの妻よりも愛情を注いできたつもりだ。妻が公判の準備に終われて帰ってこなくても二人だけで誕生日パーティーをしたものだ。いつも男だけが娘の記念日を覚えていた。男は聞いてみた。自信があった。
「お父さんとお母さんが別れたら、お前はお父さんと暮らすよな?」
妻との離婚が決定的になったが、一人娘の答えは決まっていた。娘は妻との生活を望んだ。そう、娘は失業した父親よりも家にいつもいないが、優秀な弁護士として華々しく活躍している母親を選んだのだ。答えは明快だった。
そしてあれから数年を経て、男はいま街を疾走している。擦り抜けてきた人の群れを切り裂いて、疾走していた。手応えはなかった。人間の切れ味は、ヘレ肉を切ることよりも劣っていた。娘のための夕食のかつを作るために、ヘレ肉を切ったときの方がもっと重量感があった。
男の正面にはコンクリートの無数の箱から顔を出す百貨店があった。最近開店した映画館や大規模ゲームセンターなどを併設した大人気の店だった。店は心浮き立つ人々を飲み込んでは吐き出していた。美しい女がピンクの華々しい制服に身を包んで、入店してくる客の一人一人に、腰を四十五度折り曲げた礼を繰り返している。買いものを終えた女たちが、心地よい靴音をたてて出てきた。
「ねえねぇ、あしたのランチはビストロにしない。私ド・ジャルジェっていういい店を知ってるの」
「ビストロ、いいわぁ。あ、そうそう。そのあとプラダのショップに寄ってぇ。そこでミュールを見てみたいの」
「あ、わかるわぁ。あたしもあそこの靴が大好き。主人に内緒で買っちゃった」
「まあ、あたしはもうそれ手に入れちゃったわよ。それよりもパリでシャネルのレアもの手に入れたの。今度お見せするわ」
「これからどこへ繰り出すの。夕食の準備はいいの?」
「いいのいいの。今日はメイドがやってくれるの」「いいわね。うちは義理の母がやってくれてるわ」
「この近くにエルメスのお店ができたのよ。行ってみない? 新作が出ていたら手に入れたいわ」
まるで宇宙語だ。女たちはたくみな宇宙語を話す。男には理解できない暗号だ。うるさい。うるさい。みんなうるさい。
男は疾走した。
女たちは目の前にいた。男を女たちは見た。汚らしい男だった。ゴミのような男だった。女たちの視界の中で、なんども銀の蝶が飛翔した。てらてらと蝶は飛翔した。
うるさい。うるさい。うるさい。男の呪文は女たちに、聞こえただろうか?
そのあとには、血にまみれた女たちの肉かいが立ちすくんでいた。どくどくと流れでた鮮血が、女たちの自慢のブランドたちを変容させた。何があったのか、その答えを女たちは何ものかに求めようとし、自らの身体の変化に気づいた。次の瞬間には、その身体を流れ出た自らの血液で変色した大地に横たえた。ロレックスもシャネルも、すべてが茜色の大地に沈んでいった。