ヨーロッパ選手権を表現する言葉『満たされない』by デニス ・ヴァシリエフス | フィギュアスケート応援(くまはともだち)

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デニス ・ヴァシリエフス選手がヨーロッパ選手権の後に、ラトビアのメディアのロングインタビューに答えていました。ラトビアのアスリートとして最高の栄誉を手にした デニス ・ヴァシリエフス選手にとって、それは大きなプレッシャーとなって襲いかかったそうです。興味深い内容でしたので、ご紹介します。

 

1部省略 ざっくり意訳

 

ラトビアのフィギュアスケート選手、 デニス ・ヴァシリエフスは、ヨーロッパ選手権では5位に入賞。

 

その後、Sportacentrs.comに、自分のスケーティングとヨーロッパ選手権について、両方で満たされない思いが残ったと語りました。また、ラトビアの国内大会で優勝した後、より良いパフォーマンスをしなければいけないと特別なプレッシャーを感じていたことを明かしました。そして、今後、ロシアとベラルーシの選手をオリンピックに参加させる方針というIOCの案についても意見を話しました。

 

「今の時点ではそういうことを検討すべきではないと僕は考えています。良いステップになるという安心感はないですから。」


ヨーロッパ選手権を表現する言葉は

おそらく『満たされない』でしょう。

 

ショートプログラムを終えて3位だったものの、総合5位に終わった デニス ・ヴァシリエフスはそう語りました。

 

「自分の滑りはよく分かっているし、実際に以前には素晴らしい滑りをしたこともあったので、もう一度そうやるしかなかった。何も考えず、他のことを考え始めず、とにかくやってみたし、少しは改善しようとしたし、もう少し難しいものを滑ろうともしました。でも結局、望んだような十分な満足感やポイントを得ることはできなかったんです。フィンランドで行われたヨーロッパ選手権は、いつもとは少し違った雰囲気でした。ロシア人選手がいない分、競技としての面白さはありました」

とヴァシリエフは語ります。

「ロシアの選手たちは、ヨーロッパのフィギュアスケート界をリードしています。男子シングルではそれほど強くありませんが、一般的には、(フィギュアスケートにの競技会における)パワーバランス全体が変化していて、興味深い状況でした。」

 デニス ・ヴァシリエフスはこれまでにも幾度か公の場で、大会でのスケーティングに対する優先順位は、順位ではなく、ファンとのつながり、ファンに対する自分のスケーティングの見せ方、そして個人の感情だと強調してきました。今回のエスポーでは、なかなか思い通りにいかなかったことを認めました。


バシリエフは、3月に日本で開催される世界選手権を控えていて、シーズンはまだ続きます。世界選手権に向けて可能な限り体調を整えていく予定です。


ヴァシリエフは今月初め、ラトビアの2022年アスリート・オブ・ザ・イヤーとしてスリースター賞を受賞し、驚きと同時に喜びと名誉を隠せませんでした。

デニス ・ヴァシリエフス選手Instagramより

 

僕にとって、とても光栄なことです。最大の喜びは、フィギュアスケートがこのような形でラトビアで認められたことです。注目され、この賞はフィギュアスケートの宣伝となりました。この賞が正しい人に与えられたということを、誰かに証明しなければならないというプレッシャーが、今の僕にはあったのかもしれません。ですがより良い結果を出し、より良いスケーティングを見せるためのモチベーションが高まったと言えます。また、フィギュアスケートに対する姿勢や考え方をより詳しく説明できる機会にもなっています。最近、スポーツ番組で、競技やトレーニングのことを話しているのを見かけました。誤解を恐れずに言えば、トレーニングは大変なことだし、必要なことなのですが、そこで言われたことは、スポーツを戦争に近い形で表現しているようで、とてもハードで厳しいものに思えました。僕はそれに賛同できず、違うスポーツの見方を示したいと思っています。スポーツを通してより良い人間になろうと努力し、自分を成長させたいです。

ロシアのフィギュアスケーターをIOCが条件つきで出場を認める検討をしていることについて、 デニス ・ヴァシリエフスは高気持ちを語りました。

「今、世界で何が起きているのかを知っていますし、北京大会でのロシア人スケーター、ようするにワリエワのドーピング事件を思い出すと、一緒に滑ろうと言うのは難しいことです。オリンピックに行かせてもらえば、すべてうまくいく、オリンピックの価値観に合っている、というような安心感や自信はなくなっています。これから時間が過ぎて、戦争も終わり、誰もが一息ついて、起こったことを見つめて、状況を理解しなければならないと思います。そうして初めて、それらについて話し、議論をすることができるようになると思います。今のところ、IOCの考えには賛同はしていません。」

ざっくり意訳終わり

デニス ・ヴァシリエフス選手といえばランビエールと一緒に暮らし、料理上手で、島田高志郎選手のチームメイト。ジャンプにはジスランも加わっていて、FaoOIでも近年は毎回出演されるようになりました。以前はランビエールのおまけという扱いでの出演だったのですが、どんどんと成長して昨年はヨーロッパ選手権でも表彰台に上がり、高い芸術性と実力でショーに呼ばれる、そんなすてきなスケーターになりましたよね。
 

ラトビアは、ラトビア人の次に人口が多いのがロシア人(24%)次でベラルーシ(3%)です。隣人にロシア人やベラルーシの方がいるのもおかしくないような環境の中で、きっぱりと意見をいうことは、実はすごく勇気があることだと感じています。ラトビアのアスリートとして最優秀な人物だと認められたことが、今回は重いプレッシャーとなったようでしたけれど、世界選手権では、そのプレッシャーを後押しする力へと変えてほしいと願っています。

また、ラトビアでは5年に1度「歌と踊りの祭典」が国を挙げて開催されます。ちょうど今年の6月30日から7月9日までが開催される予定となっています。

御伽話の中のように美しい国、ラトビア。その国から、デニス ・ヴァシリエフス選手が来月日本にやってきますね。国の期待を背負う中、笑顔で滑れるように、応援したいなと思っています。

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羽生選手へのお誕生日メッセージ公開中 →ソース

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