大船渡線線乗車記と一ノ関駅構内の様子~2024年6月~ | 山陰人のボヤ紀行

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4日ほどベースを置く盛岡から県南の都市・一ノ関まで新幹線で移動して来ました。

 

ここからは私の未乗線区である大船渡線に乗っていきたいと思います。

 

 

 

乗車するのは10:17発の気仙沼行き普通列車。2両編成での運行です。後々「2両でよかった・・・」と思うのですが、この時は「ガラガラだろ、平日の午前中だし」と思ってました。

 

日中は2時間に1本しかありませんので、この列車に合わせて盛岡を出発してきた次第です。

 

 

 

前回訪問時はこの辺にあった駅そば屋さんは跡形もなくなってましたね。

 

 

 

どうやら経営が変わり、駅舎内に新しい駅そば屋さんになったみたい。

全国で駅そばが減っていく中で継承されたのは喜ばしいことです。

 

 

 

駅前からは仙台行きの高速バスが出ているようです。所要時間は1時間半、新幹線の半額の運賃、普通列車と同じ所要時間でリクライニングシートなので、結構乗車率が高いみたいです。もちろん、新幹線だと30分ちょいで着くので、急ぐ人は新幹線1択でしょうが。

 

 

 

新幹線駅でもみどりの窓口を削減する東日本。まあ、両駅とも利用が少ないのは分かりますが、結局補助の人が常にいるような状態なので、そのまま残してもコスト変わらんような気が・・・

 

 

 

入線時間が迫ってきましたので、ホームへ向かいます。

大船渡線にもポケモントレインが乗り入れますので、階段にはピカチュウがおりました。

 

 

 

2番線には盛岡行きの普通列車。盛岡支社カラーの紫のラインが入った701系です。

 

 

 

一ノ関は普通列車の終起点となる列車が多いので、留置線の本数も多いですね。

 

 

 

 

待つことしばし、乗る列車がやって来ました。JR東日本のローカル線非電化区間ではお馴染みのキハ110です。

ガッツリ平面の表面ですが、転落防止用の幌(板?)が付いています。これって、西日本だけ設置されていると思ってたのですが、東日本でもあるんですね。

 

 

 

側面には大船渡線の愛称である「ドラゴンレール」のステッカーが。

この路線、文字通り龍のようにウネウネと路線が曲がりくねっています。(曲がりくねったぁ~道の先に♪)

「我田引水」という言葉をもじって「我田引鉄」という言葉が用いられたりするようですが、沿線の摺沢と千厩の権力者が引き合った結果、両方を通ることとなり、とっても大回りな路線になってしまったそうです。

 

ちなみに、一ノ関→千厩はまっすぐ行けば15㌔ぐらい短いらしいです。(笑)

 

 

 

 

車内はセミクロスシートです。

 

 

 

セミクロス、と言っても、ロングシート部分はほぼほぼ優先席だったりします。

 

 

 

 

排管や灰皿の跡があるあたり、2世代ぐらい前の列車ですね。登場した90年代前半は、まだ普通にどこでもタバコ吸えてましたしね。

 

 

ボックスシートは直角気味でしんどいですが、最近の反り返ったようなボックスシートよりはマシです。

 

 

 

一ノ関を出てわずか数分でローカルな景色になってきました。

 

 

 

私の感覚としては、木次線を走っているようなローカル感でした。ですが、車内は2両にも関わらず立ち客が出るほどの混みよう。特にインバウンド客が目立ったのですが、途中の猊鼻渓で大半が降りていきました。川下りでもするのかな?

 

 

 

その後も混雑していたので、全然景色撮れませんでした。そして、寝落ちしていると気仙沼に着いていました。(笑)

 

 

駅名標にもピカチュウいますね。

 

 

 

 

鉄路としての大船渡線はここまで。この先はBRT区間になりますので、バスに乗り換えて先を目指します。