新型やくも273系の初便乗車記、やっと最後です。だって、写真一杯撮ったんだもの。(笑)
新見駅の駅員さんの熱烈お見送りを受け出発。岡山まではあと1時間ちょいです。
お、Urara発見!新見エリアにも進出して来たなんですね。姫路エリアにも足を伸ばしているみたいで、国鉄岡山の面目躍如でしょうか。
途中で緑色のやくもともすれ違いました。この緑色編成は6月で運行終了予定。繁忙期の波動用になるのか、重機の餌食になるのか・・・
備中高梁駅はゴミ箱まで新型やくも仕様に。決して乗降客数が多い駅ではないですが、こちらでも歓迎されていて、山陰民としては嬉しい限り。
備中高梁からは複線となり、速度も上がります。ただ、相変わらずカーブは多いです。
さすがに山陽新幹線は見れませんね。この辺りもカーブですが、新振り子装置による滑らかな走りで苦になりません。
倉敷手前で山陽本線に合流。
倉敷にもたくさんのギャラリーが!そして、向かいの普通列車に乗ってるお客さん達もこっちを見ています。(笑)
まぁ、見たことない車両がくれば、鉄な人でなくても「なんじゃありゃ!?」って見ますよね。
倉敷では「ゆったりやくも」の編成と行き違いです。
線形&線路状態が良い山陽本線。サンダーバードあたりに乗っているかのような、滑るような走りで、120㌔で走っていても全く振動揺れを感じません。願わくば、山陰線もこれぐらいに・・・ってそれは無理か。(笑)
長ーい乗換案内が終わり、瀬戸大橋線が合流してきました。なお、新型やくもに関するアナウンスは特にありませんでした。
なんとアンパンマン列車の南風号と一緒に岡山駅に進入します。向かいの男の子が「アンパンマンだ!」って喜んでました。あちらの乗客も、ほとんど皆さんこっち見てます。(笑)
人多過ぎだって!(笑)
出雲市から3時間、岡山に到着です。長い乗車でしたが、疲れはほとんどなかったです。(381系なら疲労感しかないですからね笑)
次回はこちらに乗りたいコンパートメント。
当駅止、だけではく、ちゃんと車両名もでるんですね。
跨線橋から撮影。影に入るとブロンズカラーというよりはこげ茶っぽく見えますね。
一旦引き上げて、2番線に入り、やくも5号の運用に入ります。
このやくも5号は、岡山発の273系一番列車、ということで大々的なセレモニーが行われていました。
JR西日本にも音楽隊あったんだ。(笑)
この時は出雲市方面の車内チャイムに使われている、髭男の「I LOVE…」が演奏されていました。
岡山駅メイン改札付近にもこのようなモニュメントが。これから皆様に愛される存在になってくれればうれしいですね。
新型やくも273系に乗った感想をまとめると、
・縦揺れ、横揺れとも大幅に軽減。
・カーブ進入時の振り子が、381系に比べてとても滑らか。感動を覚えるぐらい。
・とは言え、線路状態は変わらないので、(特に山陰本線内)まあまあ揺れる。
・Wi-Fiは山間部に入ると弱くなる。
・コンセントの給電量は新幹線と同じくらいかな?
・ウォシュレット付いてないのが残念。
・381系で常備されていたエチケット袋は撤去(笑)
ってところでしょうか。少なくとも、381系のように「もう乗りたくない!」とは思われない車両です。
6月中旬には、定期運行列車は全て273系に置き換わるそうで、乗車機会も増えそうです。
なお、5月頭にグリーン車に乗る予定がありますので、グリーン車はその時にまた紹介します。