リレーかもめ37号グリーン個室乗車記①(博多→武雄温泉)~2023年11月~ | 山陰人のボヤ紀行

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福岡市内を街ブラした後、長崎へ向かうためにリレーかもめに乗車します。

乗るのは「リレーかもめ37号」です。発車標には「長崎行き」と表記されており、あたかも直行するような書き方です。(笑)

九州新幹線が部分開業だった時も「鹿児島中央行き」になってましたし、以前の踏襲といった感じですかね。

 

 

 

ホームの発車標も「かもめ 長崎」の表記です。8両編成、ということで787系が充当されます。

もう一方の885系(白いかもめ)は6両編成。これ、輸送力時には同じなのでしょうか?

 

 

 

ホームには先発の「みどり・ハウステンボス35号」が停車中。「みどり・ハウステンボス」は元から長崎関係ないのですが、何故か彼らも時たま「リレー」を冠する時があります。佐世保に行く人にとっては、ただ混むだけの迷惑になりそうですね。ちゃんとその辺は棲み分けしてあげないと・・・

 

 

 

併結するために、片面はぺったんこ。(笑)

 

 

 

JR九州のキオスクはファミマです。一時期、駅のコンビニがampmだった時代がありましたが、ampmの日本撤退と共にファミマに代わりましたね。

 

 

 

「うどん」が前に来ているのが西日本だなぁ、と思います。

 

 

 

JR九州は早いうちから特急の号車案内標が整備されていましたね。逆に更新もされてないですが。

まあ、783系とか特殊な位置にドアがあるので、こうでもしないと違うとこに並んじゃいそうですからね。

 

 

 

吉塚の電留線から回送で787系がやって来ました。

 

 

 

 

他社では見ないシックな感じのカラーリング、とてもかっこいいです。この頃のセンスはどこにいったんでしょうね、JR九州さん。

 

 

 

 

ブレてますが、行き先案内はフルカラーLEDに更新されてます。もっとも、狭い区画に「武雄温泉で新幹線に接続」なんて情報入れるから、文字が潰れて見えにくくなってます。これ入れるなら、幕のままで良かったんじゃ・・・

 

 

 

さて、これから乗る座席はというと・・・

 

 

 

 

 

 

 

じゃん!そう、この787系にしかないグリーン個室です。先に友人に乗り込まれちゃったので、荷物が散乱しているのはご容赦ください。

 

私は個室に乗るのは3回目ですが、このブログでは初紹介です。この個室、定員は4人ですが、2名で乗っても通常のグリーン車料金とトントン、4名で乗れば割安になるお得な席です。

グリーン車と同じ座席が1つと、頑張れば寝れそうなコーナーソファが用意されています。

 

 

テーブルは開くとホームベース型に大きくなります。軽く飲み会が出来そうですが・・・1時間ではちょっとねぇ・・・

 

 

 

車内でトイレの使用状況もわかります。

 

 

 

プチクローゼットがありますが、ハンガーは1つのみ。しかも、何かを掛けてないと揺れでハンガーがガッタンガッタンいいます。(笑)

 

 

 

 

デビュー当初はオーディオサービスがあったそうで、その名残がこの個室にも残ってます。

 

 

 

間接照明もあって落ち着いた雰囲気。この個室といえば、「水曜どうでしょう」のサイコロの旅でご一行が乗っていたことで有名な座席。若かりし頃の大泉さんが「僕はアガサクリスティーの世界でしかみたことがないんだよ!」と感激していましたね。

 

当時は九州新幹線がない時代、西鹿児島まで4時間かかりましたから、普通車に比べればさぞかし快適だったことでしょう。(これを提案したふじやんはすごい!)

 

 

 

 

だた、どんどん乗れる区間は短くなり、なんとこの列車ではわずか1時間しか乗れません。(笑)

料金もついに100キロ未満の料金の収まるようになりました。(長く乗りたい方は「にちりんシーガイア」で!)

 

私自身も、1回目は「大分→宮崎(3時間)」、2回目は新幹線開業前の「博多→長崎(2時間)」なので、1時間ずつ短くなってます。

 

 

 

なお、ドアの内側は化粧板は張られておらず、しかも経年劣化か継ぎ接ぎな状態が見えちゃいます。デビューから早30年、れっかは仕方ないですが、仮にもここはグリーン車。なんとかしてほしいものです。

 

 

 

列車は博多駅を出発。1時間のプチブルジョワ旅の始まりです。