(今更ながら)延伸開業した七隈線に乗ってみた~2023年11月~ | 山陰人のボヤ紀行

山陰人のボヤ紀行

鉄道旅行記を中心に、サッカーや野球の観戦記、山陰地区の情報に時々ボヤキを交えて更新していく、30代独身男の趣味日記です。

野球・東京ヤクルトスワローズ
サッカー・サガン鳥栖、ガイナーレ鳥取
乃木坂46・梅澤美波、弓木奈於、中西アルノ

以上推しです。

 

 

こだま号で博多駅に到着。ここで福岡在住の友人と合流し、少し福岡市内を回ります。

 

 

 

やって来たのは福岡市営地下鉄空港線のホーム。今回は空港線ではなく、3月に博多駅まで延伸開業した七隈線に乗ってみます。

(あの博多駅前の陥没事故は、七隈線延伸工事の現場でしたね・・・)

 

なお、七隈線の入り口は博多口の方にあるため、新幹線側の筑紫口から地下に入ると、空港線のホームを介しての乗り換えとなります。ホームを丸々1本分歩かなきゃいけないので、かなり遠いです・・・

 

 

 

 

博多口方面のエスカレーターに着くと、このように七隈線への乗り換え口があります。なんだか、トリックアートみたいで目がおかしくなりそう。

 

あと、エスカレーターの壁との年代差がすごいです。なにせ、前者が昭和、後者が令和ですから・・・

 

足元には誘導用に七隈線のラインカラー・グリーンのラインが引いてあります。

 

 

 

後発の地下鉄路線、ということで、七隈線のホームは地下5階だそう。大江戸線のように下っていきます。

 

 

 

エスカレーターの手すりもグリーンです。

 

 

 

降りた先には・・・まだ距離あるんかいな。(笑)

動く歩道が設置されていました。七隈線の地上入り口はKITTEの辺りにありますので、その部分の地下かな?

 

 

 

さらに下って、ようやく七隈線のホームへ。博多駅に七隈線・・・2000年代後半に福岡に住んでいた身としては、違和感でしかありません。

 

 

 

ピッカピカのホームに七隈線専用の3000系が停まっています。うーん、やはりここが博多駅とは思えません・・・

 

 

 

3000系はロングシートになっていないロングシート(日本語おかしい笑)が特徴的でしょうか。座面が少し短く、掛け心地はよくないですが、JR九州のシートよりはマシです。

 

 

 

大江戸線や神戸の海岸線のように、七隈線は鉄輪式リニアモーターカーを採用しているので、車体は小さめ。身長が決して高いとは言えない私でも、結構な圧迫感を感じます。

 

なお、同じ福岡市営地下鉄の空港線や箱崎線は狭軌ですが、この七隈線のみ標準軌を採用しています。というか、国内で運行されている同システムの路線は、みな標準軌ですね。

 

 

 

運転席は地下鉄にしてはかなり簡素なものになっています。

 

 

 

停車駅案内はLEDやLCDではなく、旧来型のものを新調したようです。2023年にこの様式で改良されたのも珍しいかと。

 

博多駅発車時点では若干の立ち客が出る程度の席の埋まり具合でした。以前は(天神南始発でしたが)ピーク時以外は立ち客もいなかった印象なので、これだけでも延伸効果が感じられますね。

 

 

 

1駅だけ乗って、新駅の櫛田神社前で下車。こちらも、まだ新しい匂いがします。

 

この駅、「櫛田神社前」というよりは「キャナルシティ博多前」なのですが、キャナルシティはなくなる可能性もありますから、(おそらく)なくなることはないであろう、櫛田神社を冠した方が賢明、と判断されたのでしょうね。

 

 

 

福岡市営地下鉄は全駅でクレジットカードのタッチ決済が利用可能です。一日乗車券にもなるようですね。

普段、交通系ICを使う頻度が少ない私たち地方民や、インバウンド向けにはありがたいサービスです。残額も気にしなくていいですし。

 

ネックは、決済まで少し時間がかかること。混んでる時間帯は渋滞しそうです。

 

 

 

 

 

櫛田神社といえば、山笠の山車が常設で飾ってあることでも有名。山笠に関するものや、博多人形などがコンコースに飾られており、さながらプチミュージアムのようになっています。

近くに博多町家ふるさと館もあるので、詳しくはそちらでお願いします。

 

この後、天神まで歩き、立ち飲みで一杯やりつつ、博多駅へと戻りました。