ナローゲージの三岐鉄道北勢線に乗車!~2022年12月~ | 山陰人のボヤ紀行

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3つの異なる軌間が見れる踏切を撮影した後・・・

 

 

 

 

西桑名駅に戻ってきました。見るだけでは物足りないので、実際に北勢線に乗ってみようかと思います。

 

 

 

とってもレトロな電照式の行き先案内。

 

 

 

昭和の香り漂う駅舎にアンバランスな自動改札。さすがにICには非対応です。

 

 

 

ホームに入りました。1面1線の棒線駅です。写真で見ると、線路幅が分かりませんが、屋根も若干低くコンパクトです。

 

 

 

井戸?何かの鉄道設備?

 

 

 

鉄道むすめ、どこにでもおるな・・・

 

 

 

 

やって来た車両は、JFLに所属する「ヴィアティン三重」のラッピング塗装列車でした。沿線の東員町にホームスタジアムがありますね。たしか、以前のチーム名は「ヴィアティン桑名」だったはずです。

 

三重県にはJリーグチームがないのですが、ヴィアティンは中々Jに上がれず、鈴鹿は色々問題を起こしている状態・・・

 

 

名前が分からないマスコットくん。

 

 

 

車内には特にラッピングはなし。扉のサイズで通路の狭さが分かるかと思います。

 

 

 

友人と向かいで座ってみましたが、足でも組もうものなら当たります。(笑)

 

一応、吊革は2列で付いていますが、人が2列で並ぶのは難しいでしょうね・・・

 

 

 

後付けされた冷房装置。車体の関係上、上にも下にも置かなかったそうです。

 

狭い車内が余計に狭くなっています。

 

 

 

 

なんともレトロな書体です。乗車したK74編成の中には昭和29年(1954年)製の車両も存在しており、もはや動く骨董品です。

(1954年の出来事としては、丸の内線開通があるみたいです。)

 

 

 

ホームには無造作に滑り止め用の砂が置いてありました。

 

 

 

車体は小さいですが、架線は踏切との兼合いもありますので低くはできません。よって、このような大きなパンタグラフになっています。

 

 

 

実は冷房装置のない車両もあります。冬はまあいいとして、夏は地獄でしょうね・・・。冷房のある車両に乗客が偏りそう。

 

 

 

昭和にタイムスリップした感覚が味わえる北勢線。いやぁ、昭和レトロ好きには堪らんですね。

 

 

 

床からは吊り掛け駆動式独特の唸るようなモーター音が聞こえてきます、時には隣の声が聞こえないぐらいの音量で。(笑)

 

どうやら、スペースの制約上でナローゲージ車両にはこれしか入れられないみたいです。

 

 

 

このように昇りを走ると、余計にモーターが唸ります。

 

 

 

北勢線の最高速度は45㎞/h。ほぼ路面電車です。

元・軽便鉄道らしく、住宅街をすり抜けるように線路が敷かれています。

 

 

 

「かぜにぃ~ふかれてぇ~♪」と聞こえてきそうな(笑)、在良駅ではクリスマスラッピングの車両と行き違い。

 

 

 

時間の都合上、途中の東員駅で折り返しました。折り返しの列車は普通の塗装でした。

ここ北勢線と、四日市あすなろう鉄道でしか乗れないナローゲージ車両。面白い体験ができましたね。