先月、所用で実家に帰っていた際に、新車の試運転がてら滝山信号場に行ってきましたので、その様子です。
鳥取市内から県道43号を福部方面に走ると、その名も「信号場前」というバス停があり、そこの横道に入ると、このような登り道があります。幅的に車で登るのは無理そう。
写真の向こう側が県道です。
一応舗装はされていますが、正直ほとんど通る人なんていないでしょうからね・・・。2,3分ほど登っていくと・・・
このように踏切と倉庫のような建物が現われていきました。
踏切から福部方面を見てみると、雑草の生い茂った引き込み線がありますね。
ここ、滝山信号場はスイッチバック型の信号場でして、退避列車は一旦待避線に入り、通過列車が通過後にバックするような形で本線に復帰、その後再び進行方向を変えて先に進みます。
滝山信号場は結構な勾配区間にあるために、このような構造になっていると推測されます。
現状、ここで交換する列車はいないのですが、ポイントは繋がってますし、信号機も生きているので、廃止になっている訳ではなさそう。
90年代(智頭急行開通前)は、特急あさかぜやはまかぜ、寝台特急の出雲号などの優等列車も数多く走っていましたし、鳥取~福部間は11.2キロありますからね。
ちなみに、ここ滝山信号場はちょうど中間地点ぐらいです。
本線も若干草むしてますが・・・(笑)
全然列車の時刻とか確認してなかったのですが、警報機が鳴り始めてめちゃめちゃビックリしました。(笑)
山の中で1人でいるところなので、余計にね。
鳥取行きのキハ121が2連で通過していきました。ポイントがあるためか、速度制限がかかっているようです。
鳥取~浜坂間も列車がどんどん削減され、日中は2時間ほど間隔が空く時間もあります。
再びエンジンを吹かして、鳥取方面へ向かっていきました。
スイッチバックなので、結構複雑なポイントになっていますね。
なお、踏切を渡った先は進入禁止になっていますので、入らないように・・・
ちょっとズームしてポイント部分を撮ってみます。向こう側の引き込み線も草ぼうぼうです。
そして、手前側の引き込み線も、奥の方は半分(いや大分)自然に還っていますね。
鳥取の人間でありながら、これまで行ったことがなかった滝山信号場ですが、結構いい撮影スポットですね。またガチカメラで撮影しに行こうかな?