【2024年更新】タコ釣りマイタックル その4-2 テンヤ・エギ・スッテ編 色彩の章 | キスとたこを愛する変態様の釣物語?

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現行のエギ、スッテには様々なカラーがあります。

 

お遊びカラーまで含めると何十通りあるかわかりません。

 

良く釣れると言われるカラーも人によって回答はマチマチです。

これは自分が良い思いをしたエギの色がベースになっていることがほとんどだと考えられます。

 

そんな中で何色を選べばよいか迷ってしまいます。

 

色の選定において最も重要なことは

 

エギやスッテをタコに視認させる

 

これにつきます。

 

まず、タコは色盲と言われています。

 

こちらのサイトで色盲の見え方について画像を交えて詳しく書かれています。

 

 

人間の目にはカラフルに見えていてもタコからしてみれば色が濃い薄いでしか見えていないのではないか?

ということになります。

 

このような見え方で細かく色を判別して選り好みしているのでしょうか?

 

確かにある特定の色、組み合わせに対して反応が良いことはあります。

 

では特定の色は何色なのか。。。

 

それは環境によって異なるが正だと考えられます。

 

その理由は

・水色(濁り潮、澄み潮)

・水深

・海底色(砂底、泥底、岩礁、人工ストラクチャー)

 

 

複数の要因が重なりあってその日のご機嫌具合が決まっていると考えられるからです。

 

東京湾では水温の高い夏場は動物性プランクトンが増加する赤水(濁り潮)、それらが死滅して微生物による分解から起こる酸素濃度の低下に起因する澄み潮と日によって大きく変化します。

秋冬になると栄養塩類の流入量の減少から澄み潮の日が増えてきます。

 

これまで様々な環境の中で試行錯誤しながら攻略してきました。

 

濁り潮や水深が深い場所では白や黄色、澄み潮ではピンクや紫などが良いと言われていますが実際はどうでしょうか。

 

結論から申し上げますと・・・

 

水色、水深とよく反応するエギの色は全くと言っていいほど

 

相関がありません

 

タコが視認さえ出来てさえいれば後はその日のご機嫌次第だと思われます。

 

私は基本的にいかなる状況においてもエギを2本付けしています。

 

単色への反応だけでなく、色の組み合わせでタコの反応が変わることも度々経験しています。

 

タコの視点からすると何かしらあるかもしれませんが実際のところはタコに聞かないとわかりません。

タコと会話できるのであれば「何を考えて抱きついたんだ?」と聞いてみたいところです(笑)
 
そんな中でエギの色については下記の4色で事足りるという結論にたどり着きました。
 
白(夜光)
黄色
ピンク
オレンジ
 
色盲環境下において
白や黄色はシルエットがはっきり見える色
ピンク、オレンジは若干ぼやけて見える色
 
となります。
 
この4色の組み合わせでどの水色でも高確率でヒットパターンを構築出来ています。
 
緑や紫を推している方には申し訳ありません。
 
正直不要です
 
※東京湾における結論です。他の海域では違った結果が出るのかもしれません。
 
緑、紫については一応タックルボックスに2,3本入れていますがほぼ出番はありません。
ロストでメイン色の在庫が乏しくなったときに繋ぎで使う程度です。
 
模様やツートンカラー(赤+黄色 等)についてはタコの反応、釣果に対して影響は無いに等しいと考えています。
あくまでベースとなる色が合ってさえいれば十分反応するものと考えています。
 
無駄に選択肢が多いと判断を誤る可能性も高くなってしまいますからね。
あれもこれもとやりすぎてチャンスを逃しては元も子もありません。
 
この中でも安定してヒットパターンに持ち込みやすい組み合わせもありますがそれはナイショです(秘)

朝一一発目は必ずこの組み合わせでエギを付けていますので同乗した際に見て確認してみてください。

 

ただ2023年にある特定環境下で異常に反応していると思われる色がありました。
 
それは

ブルー
 
 

 
そして特定環境下というのは
 
水温22℃以上かつエサ巻き有効時
 
船中エサ巻きエギにばかり乗っていた日にお仲間さんが使ってヒットを連発しているのを見て検証してみました。
 
 
検証するにあたってブルーの安エギを探したのですが売っていませんでしたえーん
 
根気よく探していたらようやく発見
 
2本セットで初回購入時は500円弱、不人気カラー同士だからか他のセットは早々に売り切れたのに対してこちらは大量の在庫があり、10月頃には400円弱まで値下がりしたので大人買いしました。
 
不発の日もありましたが一人祭りもあって検証結果は上々
 
有効と思われた日の水色は濁り、薄濁り、澄みとバラバラで共通点は無し。
 
水温が下がった11月以降は他のエギと差は見られなかった。
 
なぜそうなるのか理由は不明
(🐙に聞きたいことばかり増えていきます)
 
検証期間が短かったこともありまだ確定は出来ませんが、来シーズン以降も検証を続けていきます。
 
 
最後に、エギも無駄にカラーがあって様々な色を準備したくなる気持ちは理解できます。
 
 
その日の当たりカラーもしくは組み合わせを構築出来なくなること。
 
これが最も重要と考えています。
 
根掛かりで無くなるリスクを考え、この各色6本以上入れておくようにしています。
 

当たりカラーや組み合わせがわかっているのに手持ちがない状態になるとそれで連発している人を眺めることしか出来なくなります。

 

それはとてもとても歯痒い時間です。

自分には耐えられません。

 

1日満足に攻め切るためにもエギの在庫は多めに持っておくことをおすすめします。

 

次回はエサ巻きの有効性について書いていきます。