西尾市における緊急医師確保について | 稲垣昌利オフィシャルブログ「まさとしのティータイム」Powered by Ameba

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本日、


西尾市における緊急医師確保に関する陳情


のため、


西尾市代表町内会長さんはじめ市長、


西尾市民病院長とともに、


西尾市の地域医療を守るために


西尾市内400名の町内会長さんのご協力で


活動を実施していただいた


177,540人分の署名を添えて、


大村知事に陳情致しましたビックリマーク





人口10万人当たりの病院勤務医数は、


全国平均が148人、愛知県は128人に対し、


西尾市は45人と全国平均の3分の1しかおらず、


第二次救急医療を担当している


西尾市民病院の医師の負担は大きく、


疲弊していますビックリマーク


医師不足を解消し、


地域医療を守るため、


陳情いたしましたビックリマーク






代表町内会長さんが


地元テレビ局の取材を受けていましたひらめき電球








陳情事項は次の通りですひらめき電球



1


愛知県地域医療再生計画には、


東三河と尾張の地域計画はありますが、


西三河の計画がありません。


早急に西三河の計画策定をお願いします。


また、地域医療連携のための有識者会議


におきましても、


議題にしてくださるようお願いします。




2


西尾市民病院は、


西三河南部西医療圏の第二次救急病院で、


災害拠点病院でもありますが、


医師不足のため、小児救急の診療制限


(午前0時~午前7時までの小児救急の休止)


をしている状態です。


早急に医師の増員ができるように、


ご協力をお願いします。




3


人口17万人の西尾市は、


産科は私立の1医院のみで、


西尾市民病院は産科を休止しており、


妊婦(年間約1,500人)の約6割は、


市外で出産している状態です。


妊婦が30分以上かけて市外の医療機関に


通うことはリスクが高く、


また少子化対策としても適切ではありません。


特に当市は、


産科の医師が非常に少ない状況です。


17万市民が、


安心して産み育てられるまちづくりをするために、


一刻も早く産科の復活のため、


医師の増員ができるように


ご協力をお願いします。




4


死亡原因の第3位といわれ、


五疾病の1つである脳卒中についても、


脳神経外科、神経内科などの医師不足のため


救急医療対応が十分にできない状態です。


地域住民のために脳卒中への対応のため


医師の増員にご協力をお願いします。






これに対し大村知事からは、





西尾市の地域住民の皆様から、


今回、


このように多くの署名が提出され、


地域医療を守りたいという


強い思いが伝わってまいりました。


また、


西尾市民病院におかれましては、


日ごろから救急医療の提供や


災害時の医療への取組みなど、


地域の中核病院としてご尽力いただいており、


誠に感謝申し上げます。



県では毎年


「医師不足の影響に関する調査」


を実施しておりますが、


直近の昨年6月の結果によれば、


県内325病院のうち約2割にあたる71病院で


医師不足のために診療制限が行われており、


特に公的病院での医師不足は


甚だ深刻な状況にございました。


この状況は西尾市民病院も同様であり、


私も大変危惧しているところでございます。




県といたしましては、


医師不足、


特に病院勤務医不足の解消に向けた対策として、


大学医学部の入学定員とは別に地域枠を確保しており、


医師が不足する病院へ


赴任させる医師を養成しております。


地域枠学生の一期生も、


29年度から医師不足病院に赴任することになりますので、


赴任先の対象病院として


西尾市民病院を位置づけていきたいと考えております。
 
さらに、


「地域医療連携のための有識者会議」におきましても、


毎年、


医師数の状況を確認する対象の病院を、


本年度から拡大いたしましたが、


その一つとして西尾市民病院も加え


今後、


必要に応じて検討してまいりたいと考えております。


いずれにいたしましても、


医療・福祉は、


私のライフワークでありますので、


県としてできることは行っていくつもりであります。


皆様方からの陳情をしっかりと受け止め、


西尾市はもちろんのこと、


県全体の医療を継続的に提供できるよう、


県として有効な対策を検討してまいります。



といった回答を頂きましたひらめき電球


県の協力を引き続き求めてはいきますが、


利用者側も病院の利用について


考えなければなりませんビックリマーク


「コンビニ受診をしない」


「かかりつけ医をもつ」


といった事ですビックリマーク


住民一人一人の協力が無ければ、


地域医療を守ることはできませんビックリマーク


詳しくは コチラ  をご覧くださいひらめき電球