コンデンサって、電子回路の中でよく分からない部品ですよね。

種類が多くあって、見た目も色々なものがあります。

 

・コンデンサは直流は通さず、交流を通す。

・ノイズを逃す働きをする。

・電源を安定させる。

 

などの働きがあると、電子部品の本などで説明されます。

このような特徴を読むと、コンデンサってすごい機能を持った部品のように見えます。

 

でも、コンデンサ自体に働きを区別する機能があるわけではありません。

コンデンサは電荷(電気)を充電したり、放電したりしているだけです。

 

コンデンサに電荷が無い状態で電気が供給されれば充電し、

コンデンサの両端の電気がコンデンサに溜まった電荷より低い状態であれば、放電します。

 

コンデンサは何も考えていません。状況に反応しているだけです。

 

コンデンサはその容量によって、充電がいっぱいになるまでの時間、充電できる量、が決まります。

コンデンサに抵抗をつなぐと、電流が制限されるので、充電するまでの時間を変化させることができます。

 

そんな性質を利用することで、電源を安定させたり、ノイズを逃したり、といった結果を得ることができます。

 

色々な種類があるのは、大きな容量を実現させたり、精度良く充放電させたり、といった用途別に使えるようになっているためです。

 

電子部品はそれぞれ、単純な働きしかしていない、と理解して回路を見てみると何となく働きが見えてきます。

 

 

電子回路で使われる部品に抵抗器、コンデンサがあります。

 

↓抵抗器の例

 

↓コンデンサの例

 

電子回路の本では、抵抗器で電圧を分圧したり、コンデンサは交流を通して、ノイズを減少させる、など、回路の中で使われる役割が説明されています。

 

このあたりの説明を読むと、抵抗器やコンデンサって、回路の組み方で動作が変化するような印象を持ってしまいます。

 

でも、部品自体の働きは次のようなことです。

 

抵抗器:電流を流しにくくしているだけ。

コンデンサ:両端に電気が繋がれば充電。電気を流す状態になれば放電するだけ。

 

抵抗器もコンデンサも状況に反応しているだけです。

単純な反応を組み合わせて、狙い通りの動作をさせるのが回路設計です。

 

例えば、

一般的なLEDを点灯させるには、10mA(ミリアンペア)も流せば十分です。

電池を繋いだだけだと電流が思いっきり流れて、LEDを壊してしまいます。

そこで抵抗器で10mAしか電流が流れないように調整をしてあげます。

 

そんな小さな調整の積み重ねで電子回路はできています。

小さく見ていけば、割と簡単なことを行なっているだけです。

 

そんな気持ちで気軽に電子工作を始めてみると良いと思います。

 

 

子ども向けのプログラミング教室をよく見かけるようになりました。

プログラミングの技術を身につければ、将来、職業の選択の幅が広がって良いことだと思います。

 

プログラミングに加えて、電子回路を設計するハード面ができるともっとやることの幅が広がると思います。

プログラミングはハードを動かすためのものもあります。

そのハードのことが分かっているとプログラミングがやりやすくなります。

 

ハードを理解するには、回路を理解する必要があります。

家電などは海外のメーカーに押されていますが、まだまだ日本でハード系の設計者が頑張るべきだと思います。

 

理系男子、理系女子を育てるためにも、電子工作を始めてみてはいかがでしょうか。

電子工作を始める子どもが増えれば、日本の電気業界も元気になると思います。

 

そうなるように少しでも影響を与えられることを目標に いなぎ電子キット を開業しました。

 

ぜひ、子どもたちへの経験の一つとして、電子工作を始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

いなぎ電子キットで新しいキットを発売しました。

チップLED点滅回路[IDK-021] です。

 

 

点滅回路は、シュミットインバータという回路が入ったICを使っています。

これは昔からある定番の回路です。

この回路でLEDをオン、オフさせるための発振をさせています。

 

LEDはチップLEDという小さなもので、約20センチのリード線がついています。

キットには6個のLEDを付属。

3個ずつ交互に点滅します。

 

クリスマスツリーの飾りとして使ってもらいたかったのですが、

発売が遅くなってしまい、クリスマス直前になってしまいました。

 

今後は、誕生日の飾り付けなどに使ってみてください。

自分ではんだ付けした回路で飾り付けするのは、嬉しいものです。

 

 

あけましておめでとうございます。

今年もいなぎ電子キットをよろしくお願いいたします。

 

 

昨年はキットをお買い上げいただいてありがとうございました。

それに加えて、工作に適した回路にできないか、のご相談もいくつかいただきました。

模型に組み込まれたり、自作の照明に活用するためのちょっとした改造のご相談でした。

 

例えば、当店のキットにトランジスタ回路を1つ追加すれば、ご希望の動作を実現できる、

などが分かれば、回路のご提案が可能です。

当店に部品の在庫があれば、ご提供させていただくことも可能です。

 

当店のキットはユニバーサル基板ですので、ご自身で自由に部品の配置も可能で、

改造には適しています。

 

大規模な回路ですと追加回路が難しくなり、ご提案できない場合もありますが、

実現したい動作や活用したいことがおありでしたら、お気軽にご相談ください。

 

電子工作の趣味は地味ではありますが、電気製品の仕組みにも興味が出てきます。

簡単な修理もできるようになります。

何事も経験した方が、生活が楽しくなりますので、ぜひ電子工作のスタートに

当店のキットをご活用ください。

 

では、今年もお待ちしております!

 

 

 

いなぎ電子キットです。


ワイヤーストリッパーの使い方です。

ビニール線の被覆が簡単にむけます。


ニッパーでもできますが、力を調整しないと

中の芯線を何本か切ってしまいます。

ワイヤーストリッパーなら、ビニール線の

太さに合わせて失敗なくできます!




いなぎ電子キットです。

電子工作を広めたく、キットの販売(ネット販売)をしています。

 

 

特に、将来 理系に進ませたいと思っている親御さんにも

活用していただけたらと思います。

 

電子工作は、まずはじめてみることが大事です。

 

 

電子工作を始めるときに必要な工具です。

 

 

右から、ハンダごて、ピンセット、ニッパー、ワイヤーストリッパーです。

工具は、この4点をぜひ揃えてほしいです。

 

ニッパーは100均でも売っていますが、100均のものは先端が噛み合っていないなど、

作業する上で何かとストレスになります。

 

ニッパーは、ホームセンターで1000円前後のものが良いです。

ハンダごて、ピンセット、ワイヤーストリッパーも1000円前後のものが良いです。

 

ハンダごては、20W、先端が斜めにカットされているものが使いやすいです。

ハンダごての先端。

ほとんどは、このような形状ではなく、尖ったものが多いので、よく探してみてください。

 

参考に私の使っているものです。

HAKKO の 20W。

 

あと、ハンダも忘れずに!

 

工具の使い方は、後日説明いたします。

 

いなぎ電子キットのページものぞいてみてください↓

 

 

 

 

 

電子工作をこれから始めようとしている方へ。

電子部品は種類がたくさんあって、何だか分かりにくいですが、

必要な部品は、回路を作りながら覚えていけば良いです。

 

まずは、回路を作ってみましょう。

 

LEDを光らせるだけでも、自分でハンダ付けしたモノであれば、

感動できます。

 

市販のキットをハンダ付けして、動作させたら、

LEDを追加するなど、自分なりに改造をすると面白みが増します。

 

ぜひ、実際に回路を作ってみてください!

 

↑これは、LEDを光らせるだけの回路です。

ハンダ付けの練習にも最適です。

 

 


↑これは、暗くなるとLEDが光る回路です。

暗くなると自動的に光るのを見ると感動です。

 

 

 

 

当店の電子工作キットでも使っている小型スライドスイッチを分解してみました。

 

 

 

外側のケースのツメをピンセットで起こして外します。

 

 

スイッチのつまみ部分と下側の端子部分に分かれます。

端子部分は小さな基板があり、基板から平らな板のようなものが立っています。

 

基板から出ている平らな板を挟み込むような金属があり、

これをスライドさせることで、3本の端子の中心と両端を導通させています。

 

 

 

 

構造としては簡単ですが、小さくするための加工技術が使われているんだろうなと思います。

 

 

 

 

 

電解コンデンサを分解してみました。

 

まずは外側の被覆をピンセットでつまみながら破いていきます。

 

金属の筒になりました。

 

この筒をニッパーの先で切っていきます。

 

中からロール状に巻かれたものが出てきました。

リード線部分にはゴムキャップがありました。

 

金属板を紙のようなもので挟んだものが巻かれています。

 

金属板にはリード線が取り付けられています。

 

分解した部品です。

 

部品の解説本などに書かれているとおりの構造ですが、

実際に見るととても単純な構造に感心しました。

金属板や紙の長さや厚みでコンデンサ容量を調整しているのだと思いますが、

かなりノウハウがつまっているんだろうなと感じました。