造り付け家具の工事です! | 建物が出来るまで

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~建物が建つまでの工程を楽しく説明しています〜

こんにちは!みなさんいかがお過ごしでしょうか?

私、荒井は相変わらず元気です!!





さてさて。





『子供を見守れる広い庭のある家』

ポイントは2つです。
1. 子供を見守れる広い庭→建物を細長い形状にし庭を包むように配置しました。
2. 住宅とアトリエの分け方→建物を細長い形状にし住宅部分とアトリエ部分に距離を生みました。

2点のポイントを建物を細長い形状にし蛇行させることで解決しています。

・敷地面積は85坪
・建物面積は35坪
・家族4人で住むアトリエのある住宅です。







前回、壁下地のボードと階段の工事を行いました。
壁の下地が出来てより家らしくなってきました!
完成までもう少しです。頑張りましょう!!





今回はテレビ台やキッチン背面収納などの家具類の工事を進めていきます。

家具選びには様々な選択肢がありまして、買いに行って揃えるのも一つです。
家具屋さんに制作してもらうのも一つです。
さらにさらに、大工さんに造ってもらうのも一つの選択肢です。

それぞれいい部分がありますので、自分がどんな部屋にしたいかで選んでみるのがいいと思います。





テレビ台がおおよそ完成しました。長さ6mです。
リビングの収納とテレビ台を兼ねた巨大な家具になります。
ここには引戸がつきますのでつきましたら再度載せますね。
ちょっと面白い引戸がつく予定です。

あ。そうそう。この家具はなんと大工さんに造ってもらいました。
技術のある大工さんだからこその成し得る技です。
大工さんに造ってもらう良さは、壁から壁までぴったりサイズの家具になることです。
しかもコストも比較的抑えられます。

ですが、
大工さんは家具屋さんではないので、複雑な形状の家具をつくるのは難しいです。

複雑な形状の家具をぴったりつくりたい。
そんな方は家具屋さん向きですね。ぴったりサイズの家具も制作でき、
複雑な形状のものでもつくることができます。がしかし、金額はなかなかパンチあります。

模様替えをしたいし、ダイニングテーブルやソファーなどと統一感を出したい。
そんな方は家具を購入することをお勧めします。
ただ、別で購入するので壁から壁までぴったりサイズというのは難しいかもしれません。



それぞれ一長一短ありますので、自分の予算や家具に対する理想を建築士さんにお話ししながら
進めていくことをお勧めします。





キッチン背面の収納になります。これも大工さんに造ってもらってます。
キッチン背面収納などは開き戸がよかったり、引き出しが欲しかったり、
さらにはゴミ箱入れをワゴンにしたい、なおかつぴったりサイズで!
そういったこだわりが詰まる部分でもありますので、
私の場合、お施主さんの要望をお伺いし図面を書き、
大工さんに造ってもらうことが多いです。

家具だけ取り上げてもつくり方は様々です。
自分に合った家具のスタイルを考えてみるのも楽しいですよ~