木の扉が付きました! | 建物が出来るまで

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~建物が建つまでの工程を楽しく説明しています〜

こんにちは!みなさんいかがお過ごしでしょうか?

私、荒井は相変わらず元気です!!





さてさて。





広いリビングに広いバルコニーをくっつけて、
もっともっと広くしようというテーマの住宅です。



前回、養生が外れましてキレイな床をお見せしたところまで行きました!
今回は、また戻りまして扉の工事です。白い扉は付きましたが→記事参照
木の扉はまだでしたからね。

この建物、唯一の木の扉ご覧下さい!





木の扉が設置される場所は、こんなところです。
上と下にキレイなレールが付いている間です。

ここは玄関ホールだったり、子供室だったり、第2のリビングになったりと、
色々な用途で使えるように考えてみました。





と、早速、木の扉が付きましたよ。
枠はシナ材です。白っぽくてキレイな木材です。
面材はツインカーボの乳半というものを選びました。
ご存知の通り、光は通しますが、中の状態は分からない仕様となってます。
扉を閉めておけば、プライバシーも確保出来ますね。





3枚取り付きました。
扉の奥の用途ですが、玄関から入ってくるとただの廊下です。
しかし、手前の部屋から見ると縁側のような一歩広がる場所になりますよね。
正面のサッシを開け放ち、近所の人と座ってお茶なんて飲んだら、まさに縁側です。

ここは5本引きなので、あと2枚です。





5枚の扉が設置され、すべて閉めてみました。すべて閉めると完全個室になります。
障子の様に光がもれるのでイメージしていたよりも圧迫感がありません。





そして、すべて閉めた部屋の逆側。2階へ行くための廊下であり、
部屋から延長される縁側です。




5本の扉を全部開けたり全部閉めたり、中途半端な位置で留めて、
目隠しのパーテーションとして使ったりと扉の使い方は様々です。

その扉の開き方で部屋の用途を変化させられるように考えてみました。

最初に書きましたが、時には広いワンルームとして、
そして時には部屋の広がりを感じさせる縁側として、
さらにさらには広い玄関ホール、そして第2のリビング。
軽く考えてもこれだけの用途に変化します。

歳を重ねるうちに考え方も環境も、家族構成だって変わりますよね。
そう考えると、特定の用途で固定してしまうより、
ある程度幅を持たせた空間作りが必要だと思います。

変化する玄関ホール、廊下。一度考えてみてくださいな!!





あー。本気で工事が終わっちゃう・・・
工事が終わりに近づくにつれお施主さんや監督さんと連絡を取る回数が減っていきます。
完成するのは嬉しいんですが、なんか寂しいですよね。

辛いことや大変な事の方が楽しいことや嬉しいことより多いかもしれない(笑)
でもなぜか完成に近づくと寂しい気持ちが溢れてきます。

なんなんでしょうね。。。





多分、私、荒井。どMだからでしょうね。。。