みなさん、こんばんは。
大阪で開催された日本室内陸上競技大会にもえかさんの試合帯同で、6年ぶりに大阪城ホールにきた久美子コーチです。
小学生クラスでは、「室内で陸上の試合ってどういう事?」「体育館の中に陸上競技場があるの?」と、疑問だらけでしたね。
大阪城ホールの中に、足場を組んで、木の板を敷いて、またその上にゴムシートをしいて、スパイクシューズを履いて試合ができます。
ただ、長い距離が作れないため、種目は60m、60mハードル、跳躍4種目(走幅跳、三段跳、走高跳、棒高跳)と、限られています。
もえかさんは60mハードルに出場しました。出場するには、記録上位32名に入る事が条件。その中に入っただけでもすごい事!
前日の会場練習では、
室内という空間にものすごい人混み、
荷物を置く場所がない、
ハードルを跳べる時間に制限あり、
たくさん並ぶので跳ぶまで時間がかかる、
良い記録を出していくと、大きな試合に出場できますが、慣れない場所でのウォーミングアップ、目の前に集まる選手のみえない圧など、外的なものに自分が適応していく力も必ず必要になってきます。
もえかさんは今年、大きな大会に2回出場をして、良いも悪いもたくさん感じた事はこれからに繋がる大事な経験になりました。
さて、試合当日。
会場はこんな感じの雰囲気です。
タータンの色合いと審判の青い服があって、綺麗に見えました。
いつもの試合は、はるかさんが一緒ですが、今回は1人でウォーミングアップ。
人見知りのもえかさんですが、彼女なりにある場所と限られた時間で頑張ってアップをしていました。
強くなってくると孤独の時間が多くなってきます。少しずつ慣れていきましょう!
招集場所でゼッケン確認をして、大きいスポンサーロゴは宣伝になってしまうため、赤いテープで目隠しされます。
大きな試合に出場すると、いつもとは異なる細かいルールがあるので、自分がその舞台に行った時は、ルールをじっくり確認してくださいね。
ちなみにオリンピックは、招集が3回ありました。長い…。
招集が終わったら、すぐ試合がスタートです。
大阪城ホールの1番端からのスタート。
頭上には屋根がかかっているので、不思議な圧迫感がありますね。紫色のユニホームがもえかさん。
そして、白いラインがゴールで、20m先くらいにぶつかっても痛くないマットが立てかけられています。
室内陸上大会、特有ですね。