皆さんこんにちは。
昨日の試合帯同で疲れたようで、いつの間にか寝ていた俊雄コーチです。
32℃という気温もさることながら、日差しがきつかったですね。
今回は日焼け止めをきちんと塗ったので、おそらく大した日焼けにはなっていないはず。
昨日は小学生としては本年度最後の県規模の大会である、三重県小学生選手権に参加しました。
アカデミーは自分の試合時間に合わせて、現地に来てもらいます。
男子走幅跳に参加するとうまさんとたいせいさん、そして初の6年生男子100mに1名だけで出場するあきとさんが準備中。
あきとさん、普段から毎日頑張っているのですが、1名のみというプレッシャーが大きかったようで、強力な助っ人を招聘していました。
なんと、中学生のいくとさんといぶきさんがサポートに駆けつけてくれました!
来てくれるお兄さんたちの優しさたるや、感涙ものです。
コーチ達も2人がいてくれたおかげで、男子チームのサポートが手厚くなり、本当に助かりました。
コーチもサブトラックと競技場を行ったり来たりだったので、写真をほとんど撮っておりませんでした。
どうもすいません。
最初の出場はまひとさんの80mハードルでした。
自己ベストをしっかりと更新してゴール!
この頑張りをさらに広げて、チャレンジの幅も同時に広げていきたいですね。
朝最初のフィールド種目は女子走幅跳からでした。
アカデミーからは6年生の部でかおるこさん、かのんさん、ひかりさん、りおんさんが。
5年生の部ではひなぎさんが出場しました。
あいにくの向かい風でしたが、サポート役としてあいかさんとりらさんが走幅跳についてくれました。
そのかいあって、2本しか跳ぶチャンスが無い中でも、しっかりと記録を残して頑張りました。
また、男子の走幅跳にも6年生の部で、そうたさん、たいせいさん、とうまさんが。
5年生の部でしょうごさんが出場しました。
個人個人の振り返りはそれぞれあるでしょうが、今回の経験を今後にいかすことをしっかりと考えましょう。
走り幅跳びはベスト8に残ると、1人ずつ紹介されます。初めての経験の場合はとてもソワソワした気分になったのではないでしょうか。
学校の発表と同じで、貴重な経験ですね。
こちらは1レーンを爆走するゆうやさん。
最後までしっかりと振り返りをして、また自分の成長を実感できましたね。
スマートな運動の取り組みは、将来に役立つ思考パターンを生み出します。ぜひ、大切にしてくださいね。
100m走や60m走には、他にもたくさんのお友達が参加してくれました。
ほとんどの種目が向かい風だったので、最高の気分で駆け抜ける事が十分ではなかったかもしれませんが、最高の緊張を味わいながらも全力を出すことは、大きな学びです。
それにしても、低学年も高学年も試合のレベルが高い!
観客席から見ていても『その学年で、そんなに速いの?』と思う事がしばしば。本当にすごい!
とはいえ、勝ち負けに固執すると本当に大切な運動の価値を見失うことになります。
上達と表現の両面をこれからも追求していきましょう。
こちらは試合が終わって、振り返り中のしょうごさん。
以前までのノリと勢いの姿ではなく、きちんと準備をして試合に臨むという姿勢が抜群になりました。
アップ場に到着すると、すぐにジョギングを開始し、ストレッチやドリル、そしてダッシュまで淡々と取り組んでいました。
ここまで計画的かつスマートに取り組んでいる点には、コーチも驚きました。
そんな中で臨んだ試合は、好タイムでしたが、決勝には残れず。
相当に悔しかったんでしょうね。振り返りもなかなか手が進まず、様々な感情と向き合っている様子でした。
結果が全てではありません。しかし、結果が最も分かりやすい達成感と言えるのも事実です。
そんなしょうごさんをサポートしている者として、声をかけるとするなら『上達するための準備は整っているから、高学年に向けて、走り方をワンポイントだけ工夫しましょう!』という事です。
今までとは少し違う観点を持ってもらう必要がありますが、まだまだ上達できるんです。
試合に対しての目的や思いがあるから、様々な感情が湧きます。そういう思いが無い人が試合後に発する言葉は、たいてい『早く帰ろうよ』ですね。(笑)
これは結果がいいとか悪いとかではなくて、自分が運動を頑張る理由と価値を持てているかが論点です。
今回の悔しさが、これからの頑張りにつながるはず。
ナイスチャレンジでしたよ!
100mを終えたわかさんはリレーのサポートや、お友達のサポートなども積極的にしてくれ、忙しそうに競技場を駆け回ってくれました。
わかさんだけでなく、ひなぎさんも一緒にサポートしてくれました。
あいかさん、りらさんは高校生になりましたが(りらさんなんて、もうすぐ大学生!)、こうやってわざわざ朝から皆さんの試合をサポートしてくれています。
いつも頼りになるので、コーチ達も絶大な信頼を置いています。
こういった、何気ない時間の何気ない会話から様々なアドバイスがもらえたり、気づきがあったりするものです。
優しいお姉さんから、たくさんの財産をもらってくださいね。
逆にお姉さん達の試合の時は、サポートに行きたいですよね。
アカデミーの最終種目は、女子のリレー決勝でした。
男子が決勝に進まなかったのは、残念でしたが、またチャレンジですね。
さすがに16時を回ると、暑さと疲労で全体的に眠さを感じるどんよりとした雰囲気の中でしたが、この4人の頑張りにテンションは一気に最高潮!
リレーはアンカーに注目が行きがちですが、団体戦です。4人それぞれが、自分のやるべき事をどれだけ取り組めたかが大切。
そういった視点で振り返ると、1走のさきさんはバトンを持ったスタートだけでも難しいのに、カーブを走るので、安定感とスタート前のドキドキと対峙する冷静さが必要ですが、安定したスタートとしっかりと自分の力を出し切る走りが素晴らしかったです。
2走のにこさんは絶好調ではない中でしたが、大きな走りで、いつも以上に力強かったですね。
その走りが100mでもできれば、さらに上達間違いなしでしょう。
疲労感も強い中で、最後まで踏ん張れたのは、仲間のおかげでもあるのではないでしょうか。
3走のかのんさんは、リレーで最も難しいカーブ走+カーブでのバトンの受け渡しを見事にやってのけました。
3走はエース区間とも呼ばれるほどリレーでは重要。
ここでの走りがアンカーへの焦りや緊張感に直結するので、安定した走りとバトンパスがあったからこそ、かおるこさんが力を発揮できたのでしょう。
アンカーのかおるこさんは、大好物の追いかけるパターンで、目を見張る爆走でした!
とにかく速く!そんな気持ちが感じ取れるほどの素晴らしい走りでしたね。
その分、終わった後の疲労感は強かったことと思いますが、チームのために自分も頑張る事の意味を全身で味わえたのではないでしょうか。
走順もバトンパスも全て本人達に任せて、コーチ達は一切口出しはしませんが、こうやってみると、チームの強みを発揮できるような戦略でしたね。
にこさんとかおるこさんの長所を最大限発揮するために、さきさんとかのんさんが難しく区間をしっかりと頑張って、チームに安定感をもたらしました。
私が頑張った! ではなく
私達が頑張った!
結果ではなく、仲間と力を合わせる競技だからこそ、そのような考え方をリレーから学んでもらいたいですね。
全員を紹介できませんでしたが、普段のレッスンから皆さんの頑張りをこれからも伝えていきたいと思います。
終了時点までいてくれた皆さんと記念撮影!
いぶきさん、いくとさんはゆっくりされていました。(笑)
最後になりますが、暑い中にも関わらず安全円滑な運営をしてくださった三重陸協の皆様ならびに、補助員の皆さんに心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。