イタリア新婚旅行の続きです。
滞在3日目の昼過ぎ。
2つ目の都市、フィレンツェに到着!
まず向かったのは、街の中心地にある
Piazza del Duomo(ドゥオモ広場)
本日の宿はここから目と鼻の先なので、まずはチェックイン。
宿の前から見えるのは、
Battistero di San Giovanni(サン・ジョバンニ洗礼堂)
洗礼堂の向かって左手、建物の裏がもうドゥオモ広場。
最高のロケーションです。
荷物を預けて身軽になったら、フィレンツェ散策スタート!
GROM(HONDAのバイクと一緒!)という名のジェラートをいただき…
ドゥオモ広場から
Cattedrale di Santa Maria del Fiore(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)の裏手へ…
ぐるりと回ると…
Cupola del Brunelleschi(ブルネッレスキのクーポラ)の上へ登る入り口です。
入り口からもうすごい豪華な装飾。
ちなみに「クーポラ」というのは建物のてっぺんに付いてる真ん丸の屋根のことで、そこへ歩いて登ります
かなりの高さがあるので、長い長い階段を登らなければなりません。
ただ、混雑&通路が激狭なおかげで歩いては止まり、歩いては止まりの繰返し(特に後半は)なので自然と休憩しながらの登りになり、そこまでキツくはない。
そして登った先…クーポラの内部。見事な天井を見ながら周りを半周できます。
凄すぎ!これどうやって描いたんでしょうね~
オレンジの街並みが、とても美しい。
そしてこの空!至高の展望。
いつまでも眺めていられるくらい、素晴らしい風景ですね。
ぐるりと一周し、360℃の大パノラマを楽しみました。
前に見える塔は、Campanile di Giotto(ジョットの鐘楼)
夕方またここに戻ってきて、登る予定です♪
広場を挟んで大聖堂の向かいにある、サン・ジョバンニ洗礼堂へ。
ここも天井全体に絵が描かれてますが、だいぶテイストが違いますね。
作られた時代が異なるのかな?
建物内部に差し込む、青白い光の筋がとても印象的でした。
さて、ドゥオモ広場をしばし離れます。
ちなみにこちらはブルネッレスキさん。
あの壮大なクーポラの設計者なんだそう。自らの作品をずっと見上げ続けています。
次の目的地へ向かう途中、こんなものを発見。
素朴な文字で書かれた日本語のメニューに多少惹かれたけど、イタリアに来たらイタリアのものを食べた方がいいのでやめておきました(笑)
さて次は、クーポラの上からも見えた…
Basilca di Santa Croce(サンタ・クローチェ聖堂)
(棲みきった青空によく映える白です!)
かなり広く、教会 兼 博物館という感じ。
豪華なステンドグラスを使った祭壇(?)が見応えありました!
ステンドグラスは各所で見ましたが、ここが一番凄かった気がします!
聖堂の中を一通り見て回ります。
気持ちの良い中庭。
お腹が空いてきたので、食事を探しに行くことに
ローマでの反省を活かし(笑)、吟味を重ねてお店を決定!
ボられることなく、美味しく頂きました
ちなみに… 「チーズかける?」「水いる?」って聞かれましたが、全部断りました(笑)
水は間違いなく有料だろうし、チーズは不明だけどタダでかけてくれるとは思えなかったので
美味しい料理に満足し散策続行。
南へ進み、アルノ川に出ました。
川に沿って西へ歩くと…有名なこれ。
Ponte Vecchio(ヴェッキオ橋)
橋の上は、宝石屋がひしめき合っています。
このあと橋を渡ってみたら、左右とも宝石だらけ!
どうやらそれらのお店が橋の横に張り出してるっぽい。面白い造りですね。
こちらは反対側(西側)から見たヴェッキオ橋。
川岸の建物と統一感があって美しい!
次は…
Palazzo Vecchio(ヴェッキオ宮)
(入り口の前にダビデ像のレプリカ)
市庁舎としても使われているらしいこのヴェッキオ宮…今回色々と見て回った中でも特に凄かったです。
圧巻の大広間。
衝撃のスケール。
壁の巨大な絵。
何やら有名らしい、イルカ(?)を抱く天使の像。
他にも、目を見張る絵の数々。
イタリアの公務員は、とんでもないところで仕事してるんですね(笑)
予想を大きく上回る見応えに驚いたヴェッキオ宮。
けっこう時間が過ぎて夕暮れ時に。
窓からクーポラが見えました。
ジョットの鐘楼も。
さてこれから、このジョットの鐘楼に向かい、夕暮れのフィレンツェを眺める計画!
本格的に西日になってきたので、ベストタイミングを逃さぬよう駆け足で向かいました。
クローズするギリギリの時間にたどり着き、無事入場。
※ガイドブック等に書かれてる営業時間よりも早く、中に入れなくなるっぽかったので要注意!
(頂上の展望台に着いて少し経ったら、係のお兄さんが「閉めるから降りて~」と言いに来ました。確か営業終了時刻の数十分前だったと思います。)
せっせと登りまして…出逢った眺めがコチラ!
暖かいオレンジ色を放つクーポラと街並み、美しすぎる…!!!
夕日に染まるフィレンツェ。
最高の天気で、この風景を見ることができて良かったです。
感動して降りると、下からの眺めも素敵でした。
昼間は白かった大聖堂と鐘楼が、全く別物のような色合いに。
フィレンツェ、「花の都」というだけあって本当に美しい街並みですね。
この旅行で回った三都市の中でも飛び抜けて綺麗だと思います!
このあと宿に戻り、コインランドリーで洗濯などをしていたら夜になりました。
せっかく一等地に泊まっているので、夜のドゥオモ広場を見てみることに
夜もまた、本当に美しかったです…!
真っ黒な空に、真っ白な建物が映える!
昼、夕方、夜。いずれも本当に素晴らしい。
夜は重厚感が強く出る気がしましたね。
ライトが控えめな裏側は特に。
何度見ても飽きません。
もはやお決まりのアングル(笑)
闇に浮かぶクーポラ。
以上でフィレンツェ半日散策が終了。
見どころ満載ながら、街自体はがとてもコンパクトなので午後からでもかなり回れました
そして翌朝。
昼にミラノへ移動するので、午前中は引き続きフィレンツェ散策です。
まずウフィツィ美術館に向かおうとしたのですが…
ドゥオモ広場周辺こ一帯が映画(?)の撮影で立入禁止になっていました。
大きく迂回し本来の3倍くらいの時間をかけてようやく到着したものの、朝イチの人数には入れなかったようで入場待ちの列が全く進まない
待ち続けてなんとか入ったとしても、観る時間がほとんどなく出てくることになりそうなので諦めました。
再びヴェッキオ宮周辺を見ながら戻ります。
朝は人がまばらで、のんびりした空気。
そうそう、フィレンツェでは頻繁に馬車を見ました。実に絵になります。
またまたドゥオモ広場。
相変わらず立入禁止だったけど、バリケード越しに早朝の美しい風景が見えました。
(立入禁止のおかげで、人がいない写真に!)
素晴らしきフィレンツェめぐりもあとわずかです。
Cappelle Medicee(メディチ家礼拝堂)
大理石(?)の床の広間が印象的。
Basilica di Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂)
Mercato Centrale Firenze(中央市場)
最後はこんな感じに駆け足で回って、フィレンツェを締めくくりました。
次は…ミラノへ!!
ミラノからは、いよいよ海外ツーリングが始まります!
2時間ほどの列車の中、ワクワクと緊張に包まれながら向かうのでした。
おまけ。フィレンツェで見かけたバイクたち…
路地の日陰から顔を出したモンスター。
ハイパーモタード、不思議と石畳が似合う気が。さすがはイタリアンバイク?
R1200GS。ホント、世界中でよく売れてるんだろうなあ…
黒のモンスター、渋い!
そしてWR250F!競技用車両の公道仕様化かな?どこの国にもヘンタイはいるものですね(笑)
見たことのないメーカーのオフ車。
というわけで…北イタリアツーリング編へ続く!