先日、元旦からトラブルに遭ったことを書きました。
そのトラブルとは・・・
出先でのパンクです!!(しかもロングツーリング中)
年末~元旦の記録はまた後日まとめたいのですが、
今後のためにも、パンクについては記憶の新しいうちに書き記しておこうと思います。
走行不能に至るまでの経緯
初日の出を見るべく早朝走っているとき、「パーン!」とはじけた感じの音が足回りから聞こえました。
石を踏んだ時とかに、このような音が聞こえるのは珍しくないので・・・
何とも思わなかったのですが、後から思えばこれが、パンクした瞬間だったのでしょう。
ちなみに、何を踏んだのかは不明。
走行不能になって初めてタイヤを見たのですが、そのときは既に刺さったものが抜けていたので・・・
その後初日の出を見終わってから一般道と東名高速を走ること1時間ほど。
高速道路を走行中、車線変更時に「ニュルッ」としたタイヤの感触を感じました。
意図した通りにタイヤがついてこない。
以前、パンクした状態で走行した経験があるのですが、それと非常に似ている。。。![]()
その事実を認めたくないと思いながらも状況確認のため、車体を左右に少し動かしてみる。
やっぱり間違いない・・・と思ったのも束の間。
直進ですら一気に走行スピードが落ち、横に動くこともままならない、非常に不安定な状態に陥りました。
おそらくこのとき、刺さったものが抜けてしまい、空気が一気に抜けたのだと思います。
幸いなことに、数百メートル先にICがあったため、ヨロヨロと走行しながら高速道路を脱出することに成功。
もしもインターが近くになければ、高速道路上の路肩に止めざるをえませんでしたね![]()
さらに幸いなことに、インターを下りてすぐのところにコンビニがあったのでここで様子をチェック。
わかりにくいと思いますが、超ベッコンベッコンです。
穴、発見![]()
周囲にまあまあ大きな丸い跡が付いているので、太いネジか釘でも踏んだんでしよう…
パンク修理失敗
こういうときのために持ち歩いているパンク修理キット![]()
初めて使うので、イマイチ要領がわからず悪戦苦闘![]()
リーマーでどれほどの穴を空けるべきなのか?
セメントはどのくらい塗るべきなのか?
穴埋め材がなかなか刺さらないが、どうしたら入るのか?
などなど、手探りで奮闘した結果…
なんとか、それらしい感じになりました!
穴埋め材の飛び出た部分をカットして終了。
で、これまたラッキーなことに、すぐ近くにスタンドがあったので空気を充填。
しかし、
いくら空気を入れても、0.5気圧程度にしかならない…![]()
どうやら、塞ぎきれていないようです。。
見た目では塞がっているが、考えるに…
・リーマーでの穴整形が不充分だった。
・穴埋め材挿入に時間を要してしまい、先にセメントが固まった。
というのが主な敗因かなと推測します。
ここまでの格闘時間、約1時間。。
ついに心折れ、諦めました![]()
レッカー出動
諦めたとはいえ、遥か静岡県菊川市→東京へ帰らねばなりません![]()
任意保険に付帯しているロードサービスを呼びました。
オペレーターさんと諸々相談しますが、元旦からバイク屋が開いているわけもなく…
東京(家)まで運んでもらうしかないという結論に。
この日は元旦で家族への挨拶を予定していたため、自宅ではなく実家への搬送をお願いしました。
(まさか、レッカーで実家に帰ることになるとは思いもしなかった
)
(後日)パンク修理成功
実家にバイクを置き去りにし、この日は電車で帰宅。
数日後、実家の父から「パンク修理できた」との連絡が![]()
※父はその昔、自動車の整備士で、(50年くらい前のようですが)バイクにも乗っていたのでこういうことが得意なんです。バイクでパンクしたことは無いと言ってましたが(笑)
そこで昨日、回収しに行ってきました。
私が挿した穴埋め材を引抜き、別のパンク修理キットでやり直したそうです。
そのパンク修理キットを見せてもらうと…
セット内容は全く同じわけですが多少上等そうな作りの商品でした。
リーマーが太くて強そうだったり、
セメントの種類が(たぶん)違ったり。
また、以下の点を工夫したとのこと。
気温が低いからか、なかなか刺さらないので…
①穴埋め材を炙った
→単純に柔らかくするため。
②コンプレッサーで空気を充填しながら挿入した。
→タイヤが多少でも膨らめば穴も押し広げられるため。
③穴埋め材をタイヤの回転方向に対して平行になるように挿した
→回転しているタイヤに対して異物が刺さったと推定されるので、縦方向に傷が入っているはず。それに沿うように修復するため。
(以下参考)
こうではなく…
こう。
言われてみれば確かに。という感じですが…
気がつきませんでしたね。。
勉強になりました。
次回のパンクに備え、以下メモ![]()
・パンク修理キットはケチらないこと!
・パンク修理キットは常備すること!
・走行中に妙な音が聞こえたら、早めにタイヤを確認すること!(特に高速道路に入る前は必ず)
・リーマーで穴をしっかりと整形すること!
・穴の方向がわかれば、その方向に沿って穴埋め材を挿すこと!
・わからなければ、タイヤに沿って縦方向に挿すこと!
・セメントが固まる前にスピーディーに作業すること!
・年末年始等、店が開いてない時期に遠くへ行く場合はコンプレッサーを持っていくこと!
…こんなところでしょうか。
なお当面の関心事は、
レッカー費用が保険でカバーされるのかということです。
上限15万円の保障なのですが…
270kmほど運んでもらったので、足が出てしまうかも![]()
カバーされることを願うばかりです。











