乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査 -32ページ目
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マンモグラフィ検査の診断で使われる用語について説明します。
今回は、『構築のみだれ』(コウチクノミダレ)について説明します。
乳がんは、乳房内で広がって大きくなります。
がん細胞がまわりの乳腺のなかに入り込み、周囲を引き込みます。
マンモグラフィでは、乳腺の伸びが悪くなり引きつれて映ります。
そのような変化を『構築のみだれ』と呼びます。
マンモグラフィは、乳房を広げてはさんで撮影します。
この時、乳房を均一に広げないと、しわができます。
病変がなくても引きつれたように写ります。
この場合も『構築のみだれ』と診断されます。

本当の病気と撮影時のしわの区別が必要になります。
検診では、精密検査が必要と診断されます。
結果的に正常な乳腺であっても超音波診断が必要となります。
マンモグラフィをもう一度撮影する場合もあります。
A15:
乳がん検診の結果には、いろいろ専門的な言葉が書いてあります。
マンモグラフィ検査の診断用語、『局所的非対称性陰影』について説明します。
『キョクショテキ ヒタイショウセイ インエイ』と読みます。
FAD(Focal Asymmetric Density)ともいわれます。
乳腺は、授乳の準備のため20歳前後に発達します。
そして、授乳後や年齢とともに萎縮して脂肪に変わります。
その変化の程度は人によってさまざまですが、同じ乳房内でもさまざまです。
厚みのある乳腺が残るところやまったく脂肪になってしまうところが混在します。
マンモグラフィ診断では、その多様性に対応するために、同じ人の左右の乳腺を比較することで異常な部分を診断します。
非対称な部分をピックアップします。

マンモグラフィ上、厚い乳腺と小さな腫瘤は同じ濃度(白さ)のことがあります。
そのため、マンモグラフィで部分的(局所的)に濃い部分は、正常の乳腺と腫瘤の判断がつかない場合があります。
このようなときは、局所的非対称性陰影と診断します。
局所的非対称性陰影は、正常かもしれないし、腫瘤かもしれない。
マンモグラフィでは、それ以上の判断ができません。
結果的に正常な乳腺であっても超音波診断が必要となります。
検診結果では、要精密検査となります。
局所的非対称性陰影の診断は、乳腺密度が高いと頻度が高くなります。
精密検査になっても、過度に心配しないで検査を受けてくださいね。

検診結果で、マンモグラフィで異常あり、超音波検査で異常なしの時は、マンモグラフィの所見は局所的非対称性陰影だったのかもしれません。その場合は、乳房自体には、悪い所はありません。
検診したところで、よく説明をうけて下さいね。
A14:
石灰化像は、すべて乳癌とは限りません。
マンモグラフィで検出される石灰化は、つぎの3つが考えられます。
・良性の石灰化
・悪性の石灰化
・良性・悪性の区別の難しい石灰化
悪性は乳がんと判断されます。
良性は乳がんではないということです。

『良性の石灰化』は、精密精査を受ける必要はありません。
『悪性の石灰化』と『良性・悪性の区別の難しい石灰化』は、精密検査が必要です
『悪性の石灰化』は、専門的な検査を行えば、早々に乳がんと診断されます。
『良性・悪性の区別の難しい石灰化』も、専門的な検査を行います。
その結果、乳がんと診断されなかった場合は、良性の場合が多いのですが、念のため定期的な診察を受けることになります。
一定期間、石灰化に変化がなければ良性として判断されます。
経過観察中に増加傾向があれば、乳がんが疑われます。 
