乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査 -18ページ目

乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

Dr.ちずこの診療日記
ims東京腎泌尿器センター大和病院レディースセンター乳腺科

乳がん検診と診療にたりないもの

乳がん検診についてのお話は、ピンクリボン運動とか、よく聞きますよね。

乳がん検診を受けるまでのキャンペーンは多いですが、検診を受けてからはどうなっているでしょうか?

現状では、乳がん検診を受けたあとの道筋が、整っていないと感じています。

私が、大きな病院で診療していた時に感じていた『乳がん検診に足りないもの』についてお話します。

乳がん検診で精密検査が必要と診断されて、乳腺外科に診察に来られる方は、とても不安が大きいようです。

診断されてから精密検査を受けるまでのあいだに、かなり時間がたっているからだと思います。

検診を受けて、異常所見があった場合は次のような手順が必要となります。

検診の結果表には、記号(AからFなど)の判定が書いてあり、何が悪いのか分からないことがあります。たとえば、『判定:C 精密検査が必要です』などです。

診察したときに、親切なところでは、紹介状(診療情報提供書)を書いてくれるでしょう。ただし、有料になることもあります。

精密検査を受ける医療機関を探して予約します。

どこで受けたらよいか分からないことも多いかと思います。『何科に行けばいいのかな?婦人科かな?』と迷います。

婦人科に受診すると、『婦人科ではなくて乳腺外科ですよ』と言われるでしょう。

乳腺外科を探すと、標榜しているところは、大きな病院が多いです。

大きな病院の乳腺外科は、混み合っていることが多く、受診まで何週間も待つことがあります。

やっと診察を受けても、当日はお話だけで、また別の日に検査を予約します。

検査を受ける日は、検査だけで終わり、結果を聴くために、また予約が必要になります。

この間、ずっと不安な気持ちが続きます。

乳腺外科の医師は忙しいことが多いので、検査結果で異常がない場合には、かなりそっけない態度で応対するかもしれません。

その結果、異常がなかったということで不安感は軽減すると思いますが、不満感が残るかもしれません。『病気がなかったのに、検診で異常と言われたのは何故?』


乳腺外科は、おもに乳がんの治療を行うところです。

検診の精密検査も行いますが、治療が多いとなかなか手が回らない状況です。

かなり専門的な病院は、放射線科などに乳腺専門の担当医がありますが、多くは乳腺外科の医師が治療と診断を行っています。

検診で異常が指摘されても、異常の程度はさまざまです。

本当の病気からマンモグラフィの軽い濃度の違いまであります。

検査を受ける方は、同じように不安ですが、検査を行う医師のほうは、病気がなければ多くの時間をさくことが難しい状況なのだと考えます。

この精密検査を行う医療機関が足りないのが、乳がん検診の現状の問題点だと思います。

乳がん検診を受けた後の道筋が不明瞭な点を解消する必要があります。

私が、このレディースセンターで診療することにしたのは、乳がん検診の精密検査をスムーズに行えるようにすることが大きな理由です。



乳がん検診を受けたいけれど、面倒と感じたり、不安があったりして受けないこともあるかと思います。

当院では、そのような面倒や不安を少しでも軽くして検診を受けやすくしたいと考えています。

当院では、レディースセンターという女性専用の部門で、診察を行っています。

板橋区の乳がん検診、人間ドックなどで精密検査が必要としてきされた方、症状のある方の診察をしています。


板橋区乳がん検診の方は、つぎのようになります。

・受診日に触診とマンモグラフィの診断を行います。

・異常所見があれば、同じ日に精密検査をします。

・精密検査のために他クリニックを紹介する必要がありません。


これによりつぎのような利点があります。

・紹介状の費用、紹介先の初診料などの金銭的負担がない(精密検査は、健康保険診療になります。)

・精密検査の診察のための予約、受診日までの待ち時間、再受診などの時間的・精神的な負担が少ない

・乳癌専門医の女性医師が診察します。

・マンモグラフィと触診の結果について説明し、質問や不安があれば対応します。


区検診以外の方について

症状のある方は、検診ではなく直接受診してください。

人間ドックなどで異常所見がある場合、受診当日に検査をして、結果を説明します。


案外、異常のないことも多いので、心配しないで受診していただきたいです。

救命救急に乳がんからの出血で受診されるケースがあることをお伝えしました。

乳がんが局所的に進行していても、遠隔転移(えんかくてんい)していない場合は、治療によってかなり生活が改善します。

遠隔転移は、脳、骨、肺、肝臓などの乳房とは離れた場所にがんの病巣をつくることです。

そのような転移がない場合、局所進行乳がんといいます。

はじめて受診されたときに、胸の病気を拝見すると、

『なぜ、こんなになるまで病院に来なかったのかな?』

と、正直なところ少し思います。

かなり、局所進行乳がんの方を診察してきましたが、やっぱり残念な感じがします。

しかし、いったん病気が明らかになって、治療方法の説明をうけて納得されると、皆さん熱心に治療に来られるようになります。

自分の経験だけですが、私が担当した方たちは、皆さん、かなりきちんと治療されます。

きっと、ツライであろう抗がん剤治療も予定のコースをきちんと完遂されます。

乳房を切除する手術も『悪い所は全部取ってください』とお受けになります。

多少の後遺症残る場合もありますが、治療前より元気?なくらいになります。

あんなに大きかった乳がんが治療できるのです。

乳がんの治療ってすごいなと思います。