乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査 -13ページ目

乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

Dr.ちずこの診療日記
ims東京腎泌尿器センター大和病院レディースセンター乳腺科

6月30日です。

今年も半年たちました。

みなさま、ご苦労様でした。


写真は、茅の輪(ちのわ)です。

茅草(かやくさ)でつくられた大きな輪です。

正月から6月までの半年間の罪穢(つみけがれ)をはらう、『夏越の大祓』という行事があるようです。

茅の輪をくぐることで、疫病や罪穢が祓われるそうです。

「みなつきの夏越しの祓する人はちとせの命のぶというなり」と唱えつつ、左回り→右回り→左回りと3回輪の中をくぐります。

湯島天神(東京都文京区)でみつけました。

本日、お祓いがあるようですよ。


みなさま 夏越のご準備をされて 暑さをのり越えましょう

前回、米国臨床腫瘍学会(ASCO)のガイドラインの変更点の一部をお伝えしました。

非浸潤性乳管癌では、センチネルリンパ節生検はどのように提案されているでしょうか?


非浸潤癌で、乳房切除の場合は、センチネルリンパ節生検を行う

非浸潤癌で、乳房温存術の場合は、センチネルリンパ節生検を行わない


非浸潤性乳管癌は、『ひしんじゅんせいにゅうかんがん』と読みます。

乳がんが、乳管の壁をこえて間質に広がっていない状態です。

そのため、リンパ管や血管にがん細胞が侵入することがありません。

転移の可能性は、きわめて低いとされています。

しかし、術前の病理診断は、針生検などの小さな標本で行われています。

手術後に、切除された病変の一部に浸潤部分が見つかる可能性もあります。

このことをふまえて提案されています。

乳房温存術では、術後放射線治療が行われます。

術後に浸潤が見つかり、リンパ節転移の可能性があっても、治療されると考えます。

前に、センチネルリンパ節生検の米国臨床腫瘍学会(ASCO)のガイドラインが変更されたことをお伝えしました。

その続きになります。

センチネルリンパ節生検は、臨床的に腋窩リンパ節に転移を認めない時に行われます。

しかし、次の場合はセンチネルリンパ節生検が推奨されません。

腫瘤の大きさが5cmを超える場合

腫瘤が皮膚に広がっている場合

炎症性乳がん(皮膚のリンパ管内にがんが入り込んでいる)の場合

非浸潤性乳管癌で温存手術が予定されている場合

妊娠時

上記①、②、③は局所進行性乳がんです。

この場合は、腋窩廓清術がおこなわれます。

④は早期乳がんです。

この場合は、腋窩に関しては手術が行われません。