ホルモン療法と妊娠について
ホルモン療法は、今までのガイドラインでは、5年間の内服を勧めていました。
しかし、10年間内服するほうが再発を防止する効果があるという研究結果があり、治療方針が変わる可能性が大きくなってきました。
乳がんにかかる年齢は、45歳をピークとして30歳台から多くなってきます。
女性の妊娠・出産する年齢が高くなってきて、乳がんの罹患年齢に重なっています。
5年間のホルモン療法であれば、治療後に出産という可能性もあると思います。
ところが、10年間の治療では、出産はあきらめなくてはならないでしょう。
閉経前のホルモン治療薬であるタモキシフェンは、催奇形性があるとされています。
妊娠や授乳中の内服は、禁忌として止められています。
再発予防のためには、ホルモン療法をしていただきたいと考えます。
しかし、出産を希望される場合は、術後のホルモン治療をしないという厳しい決断をされることもあると思います。
それは、とても難しい判断だと思います。
再発リスクを考えて、自分で判断する以外はないかなと思います。
センチネルリンパ節生検の方針(ASCOのガイドラインから)
乳がん手術では、腋窩リンパ節転移がなければ、センチネルリンパ節生検を行うことをお話ししました。
米国臨床腫瘍学会(ASCO)から、センチネルリンパ節生検について、2014年3月に新しいガイドラインが提示されました。
その中で、今までは、センチネルリンパ節生検と腋窩廓清のどちらを選択するほうが良いか判断が不明確であったケースについて提案がありました。
下記の4つのケースでは、センチネルリンパ節生検を行うほうにメリットがあるとしています。
①手術可能である多中心性乳がん(乳がんのしこりが複数ある場合)
②術前化学療法を受けた後
③乳がんの手術、腋窩の手術の既往がある(手術した乳房内に新たに発生した乳がんの手術)
④非浸潤性乳管癌の診断で、乳房切除を行う場合
センチネルリンパ節生検は、腋窩廓清と比較して予後の悪化をもたらすものではないという結果が積み重なっているといことですね。
これは、あくまでASCOのガイドラインです。
日本乳癌学会のガイドラインではないです。
乳がん手術では、腋窩リンパ節転移がなければ、センチネルリンパ節生検を行うことをお話ししました。
米国臨床腫瘍学会(ASCO)から、センチネルリンパ節生検について、2014年3月に新しいガイドラインが提示されました。
その中で、今までは、センチネルリンパ節生検と腋窩廓清のどちらを選択するほうが良いか判断が不明確であったケースについて提案がありました。
下記の4つのケースでは、センチネルリンパ節生検を行うほうにメリットがあるとしています。
①手術可能である多中心性乳がん(乳がんのしこりが複数ある場合)
②術前化学療法を受けた後
③乳がんの手術、腋窩の手術の既往がある(手術した乳房内に新たに発生した乳がんの手術)
④非浸潤性乳管癌の診断で、乳房切除を行う場合
センチネルリンパ節生検は、腋窩廓清と比較して予後の悪化をもたらすものではないという結果が積み重なっているといことですね。
これは、あくまでASCOのガイドラインです。
日本乳癌学会のガイドラインではないです。


