ハードディスクの故障について | パソコン修理のIMS-NETのブログ

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最近ハードディスクの修理依頼が多くなっています。
故障の初期症状
・パソコンが起動しない
・最近動作が遅くなった
・作業の途中で急に遅くなる
・いつまでもハードディスクのランプが消えない
・からからとかギュイーンと音がする
・ブールーバックになる(突然ブルーの画面に白の文字が出る)

上記の症状が出だしたら要注意です。ハードディスクの平均寿命は約4年から5年と言われています。しかし、個体差があり1、2年で故障する場合もあります。
ハードディスクは毎分5,400回転~15,000回転していて、データを読み書きするヘッドはディスクの回転による空気流によってごくわずかに浮上し、磁気信号をディスクに記録していますので、温度の上昇、少しの振動とか煙草の煙等によりディスクが傷ついてしまいます。

ハードディスクのメンテナンス
ハードディスクのメンテナンスには、スキャンディスクが有利です。一般的にはデフラグを実施される方が多いですが、反対に寿命を縮める結果になります。デフラグは1年に1回程度で十分です。
スキャンディスクを実施して正常に起動できるようになったら、データのバックアップとリカバリディスクの作成を行いましょう。

また、日ごろからハードディスクをテストするフリーソフト(HD Tune、HDD Regenerator 等)を利用して、ベンチマークで読み込み速度の確認とスマート情報の監視をすることによって不良個所の早期発見が可能です。

ベンチマークのグラフ *正常ですが、スマート情報を見ると不良個所があります。
  
 
スマート情報の画面
Current Pending Sector(不良セクタである可能性があるセクタ)が有ることがわかります。

 
ハードディスクの交換の勧め
ハードディスクはセクタという単位でデータを記録します。上記の原因によりディスクに傷が入ることで、セクタが読み書きできなくなってしまい、起動ができなくなったり動作が遅くなったりします。
スキャンディスクにより読み書きできなくなった不良セクタを正常なセクタに移してくれるのですが、一度不良セクタが発生すると広がる確率が高くなります。
つまり、ハードディスクが故障した場合は早目の交換がおすすめです。

ハードディスク交換作業費
ハードディスクの容量にもよりますが、ハードディスク代、交換作業費、データ移行費を含めて17,000円からとなっております。