揖保の糸をガラスの器にいれ、タップリの汁をかける。
薬味はミョウガ、氷は一つ、これで良い。
ツルツルとのどを通り、身中へと流れ込む。
その時私には、渓流を泳ぐ岩魚が見えた。
そして・・・さいごの汁を飲み干した頃には、
樹木たちは日差しをさえぎり涼風をかもしだしていた・・・
夏の暑さもまたよい物である。
打ち水をしたり、スイカを食べたり、夕方になると花火をしたものである。
昨今はエアコンに頼り過ぎていて、夏なのに車の窓が閉め切りである。
昔は窓を開けて走ったものであり、それが気持ちが良かった。
夏は暑く、冬は寒い・・・それが日本の風土であって季節感である。
夏は夏の食材、冬は冬の食材・・・これは美味しと体に良い。
今年は一つ、
四季のある、恵まれた環境を、十分に楽しんでは如何だろう・・龍
