前に紹介した蕎麦打ち名人からである。
まだ出来あがって無いので軒先に干すと良いと言う。
テラスに干すことにした。
う・・・む、干してはみたが心配である。
陽も当たり、風通しも良い、寒さ加減も程よい。
心配とは鳥たちの事である。
私の家の周りはやたら鳥がいる。
今もこちらを窺っている。
心配なので窓際で仕事を始めることにした。
窓の外がいやに気になる・・・
まだ食べるなと言われても・・・そこは我慢できない、
一つ外してみた。
干し柿はそのまま食べても勿論美味いが、料理にすると一段と美味が増す。
正月のナマスに入れると甘みが上品に仕上がる。
天ぷらも中々の物である。
そして酒のツマミは干し柿の表皮の部分を使う「柿バター」である。
タイトル「牡蠣バター」の変換間違いではない。
5mm程度にスライスしたバターを表皮で挟むのだ。
小さめの一口大に切り分け食す。
アメリカンウイスキーやバーボンウイスキーに良く合うのだ。
・・さっそく作ることにした。
普通のバターと無塩バターが有ったが、今回は無塩バターは出番が無い。
確かに干し柿の実はまだ柔らかい、しかし味は良い。
・・さっそく試食する・・・「美味い!」抜群の味と食感で有る。
再び、赤霧に登場していただく。
狙った通りである。
「柿バター」に見事マッチした。
いい日、いい日である。
・・・ ・・・ ・・・。
「お前は幸せ者だ」と良く言われる。
好きな仕事をして、好きな時間に美味い物を食べて、
そして酒と肴のうんちくを言っていれば良いのだから・・・
確かにその通りなのだが、私も色々考えている・・・。
何を?と聞かれると直ぐには思いつかないが、きっとある、確かあった・・・ような気がする。
そして今日は「広島菜の漬物」を頂いてある。
さてさて、今日は何を作ろうか、今から楽しみである。
やはり?幸せ者なのか・・・龍
絵・文 君島龍輝

