※思い込みと誤解釈が全方位的にぶち撒かれている可能性の大きい記事ですので、十分ご注意ください。
デビルは韓ミュの中でも3本指に入るくらい好きな作品です。
というより、「大学路行くの!? 何が好き!?」と訊かれて、「マドンクとデビルとバニシング」とか答えると、分かる筋には「あーーーwww」と分かっていただける、名刺代わりの一本だったりします。なお、ソナタもツボです。
韓国版の初演は見ていなくて、最初に見たのは2016-2017年版(以下2017版) そのときはそんなにハマらなかったんですが、贔屓筋が大量エントリーしてきた2018-2019年版(以下2019版)は、演出が分かりやすくなったせいもあり、めちゃくちゃハマりました。今でもジョンに妖艶に絡みつく黒Xと、恍惚となっちゃってるジョンの絵ヅラが脳内再生できますよ……天国だったなぁ……(どっちも贔屓)
なお、このブログでもテーマ立ててます(ブログ引っ越してからなので途中からですが)
韓国での評判は、すごい良かったというわけではないと思います。
現地の方でも幕間や終演後に「何言ってるか全然分からなかった」と言い合いながらロビー歩いてる人がいたとか、コンサートだと思って楽しめばOKとか、色々言われてたと伝え聞いております。
いや、ネイティブですら分からないなら、むしろ言語情報に頼らずに諸々感じ取れる外国勢向きなのでは……!!と、調子に乗って色々と妄想受信しておりましたww
でも、冗談抜きにして、キャストにより、組み合わせにより、日により、雰囲気が違って見える、超絶楽しい作品なんです、私にとっては。黒Xの悪魔っぷりも、蛇っぽかったり、蠅っぽかったり、ケルベロスっぽかったり、色々あったなぁ……個人的には蛇っぽいの好きだった……あ、でも、ジョンが錯乱して蠅を払うような素振り見せてたのも「ベルゼブブかぁぁ!!」と察せて楽しかった……
そんな大好きなデビルが日本上陸……するらしいというのは、大分前から聞いてました。韓国サイドで「中国と日本に版権売りましたー」みたいな記事があって、ずっと気になっていたので。
今回、「プレビューコンサート」という、大分苦しい形態での上演でしたけど、芸能人起用とか、何故そういうメンツになった……的な輸入っぷりもある中、キャスティングには満足しているし、オリジナルすきーとしてはこれでよかったと思っています。

ポスターもビジュアルも何もない
時間なかったんだろうなぁぁぁぁ、というのが推察されます。
最初にキャストを聞いたときは、あっきー=ジョンかな、と思いました……が、あっきーXホワイト納得です。歌唱力バカ高くないと目も当てられないお役だと思っておりましたので。なお、演技がつくと、更に難しいお役だと思います。基本的には、静かに静かに、ジョンやグレッチェンを見守るポジションなので、派手なXブラックより分が悪い……。いや、そうでもないか……割とアグレッシブに救済頑張る白様もいらっしゃったわ。
黒こにたんは、ですよねー!!それですよねーーーー!!!と。
こにたんには、韓ミュの黒っぽいキャラをこなせる色香がある……常々、こにたんが伯爵やるならマドンク輸入しても許すとか思ってる……
ただ、私の中では、こにたんはガラスの声帯のイメージなので、ロック調の黒ナンバー大丈夫かな……と思ってたところ、大丈夫じゃん、やったね!と思ったのが初日、あああああ本公演の際には鋼の声帯の誰かとWキャストでーー!と思った大楽でした。
こにたんファン、勝ち組ですよね。本公演やってくれて、もう少し演劇的な動きがついて、色香オープンになったらますます勝ち組では。
ジョンの村井氏は、多分はじめまして。
大変よろしゅうございました。なんだろう……サラリーマンぽさがしっくりきたというか。よろしゅうござったことは間違いないんですが、具体的にどこが、というのが出てこないですね、そういえば……。
あ、ラスト、銃の構え方、個人的には大好きでした!!! そう、顎の下の方が確実に死ねるっていうよね!?
わたし、トップ贔屓がジョン役だったので、わりとジョンウォッチャーなんですけど、あああ、そうか、ジョンてこういうお役!と、一番日本語での上演の恩恵を被った気がします。>スターリング・インターナショナルはジョンが興した会社らしいとか、ベアリングス銀行のモーガン・フライス氏が師匠的・父的存在とか、そんな相手を買収合併しようとしたとか……いかん、配信見ながらメモったのに、それでも自信がないぞww
グレッチェンは一番イメージが違ったかも。何より、衣装が不思議……。マッドグレッチェンで乱すためにあんな肩出し衣装にしたんだろうか……。一応、ジョンの妻なんだと思うんですけど、なんとなく、むしろ、母に見えてきてしまうし、どうもこう、ジョンとのバランスが何かがチガウ……
で、その、グレッチェン考なんですけど。
韓国初見時は狂気に中てられて、ちょっと見ていられないくらい苦手なキャラだったんですが、何度もリピった2019版には、とあるヒントを得て、すごく腑に落とすことができたお役で。
ジョン役者の方が何かのインタビューで言ってたのですが「この作品の中で、ジョン以外に人間はいない」と。「グレッチェンですら人ではない」「グレッチェンはジョンの良心である」と。
これが公式解釈なのか、その俳優さんだけの解釈なのかは分からないですけど、そのつもりで見てみると、めちゃくちゃ納得できたんですね。
なので、今回も、そのつもりで見てみたところ。
……ますます、そう思っておかないと、受け付けにくいキャラだなぁ、と思いました。
「妻」だと思って見ていると、結びつきが強すぎるセリフが双方から飛び出してきて、お前らいつそんなに愛し合ってたんだよ、と思ってしまうこと多々で。放っておくと本当に、ただただ苦手なキャラになってしまうので、私にはこの解釈は必需品なのでした。
ただ、日本版だと、「ジョンの良心」というより、「ジョンの信仰心」の方がしっくりくるかな、と思いました。
と、ここで、今度はXホワイト考。
……私が韓国版で妄想していたあれこれがそもそもズレてたかもしれないのですが……白あっきー様、なんか、冷たいというか、やる気なさそう……。
最初の方の「(私のことは)何とでも呼べ(ジーザスでもなんでもいいよ)」あたりで、え、何そのなげやりな感じ??と思い。その後終始「説教はするけど何もしてくれない」ように見えてしまって、んんんんん???と。
……それでいい、のかなぁ。
積極的に信じないと救われない……ってことか?? それはそれで分かる、けど。
…………いや、韓国版の白様、グレに手を差し伸べたり、なんなら血まで流したり、鞭打たれたり(と、私は解釈してた)、ジョンに光明が見えると嬉しそうな顔したり、色々やってくれてた……よね????? あと、ジョンが堕ちれば堕ちるほど、力弱めていくのも好きだった。
まぁ、演技の希薄なプレビューコンサート版だからなのかもしれないけど。
導く気のある韓国白様、人間から寄ってこないとやる気のないあっきー白様??
最後に黒に「死をもって救う、いつもの貴方のやり方だ」とぶった切られて、しれっとしてたけど、あれを見て、この白様イヤだなぁ、と思ってしまったよ……怒声と糾弾のニュアンスでそう言い放った黒こにたんの方が共感できるぞ。ちなみに確認のために見直した韓国版では、もっと静かに悪魔的にいやらしく笑いながらこのセリフを言う黒様でした>スンジョ様ver。
なお、ラストの取り扱いですけど、2017版は「夢オチ」でしたwww ジョンが正しい道を選んだことで、リセットされて、色々なかったことにされた??
2019版は夢オチこそなかったけど、ジョンが「良心=グレッチェン」を取り戻して抱きしめて、光の中に消えていく……みたいな終わり方。カタルシスあったんですよね。撃ち抜いた瞬間、世界がパアッと明るくなって、ジョン自身が驚いた顔してたし。
どちらにしろ、単純な死にオチではなかったんです。
なので、日本版、ちょっとびっくりしました……。ストレートな死にオチだ……。
すみません、私、韓国語はからっきしなので、感覚でつかんだものと、知人様が訳詞してくださったものを元に色々ほざいております……
で、話戻って、白様とグレッチェンとジョンの関係なんですが。
漂う白様にアクセスするための媒介(信仰心)がグレッチェンなのかな、と感じました。
韓国版は、白とジョンが直接アクセスしている感覚はあったのですが、日本版はグレッチェンがいないとアクセスさせてもらえない印象。
その点、黒様は直接ジョンにアクセスしてきますよね。悪魔のやり口。
この辺の関係性、わりと、なるほどなぁぁぁ、と思いました。
……なんだこの語りは。
いや、すべて、私自身の見え方と解釈ですけどね!!
この作品の捉え方に、答えはないと思ってます。そしてこうして、「どう見えたか」を咀嚼していくのが、私のデビルの楽しみ方……。
あとは、当時のつぶやきやメモから箇条書きで。
・ダンサー。おもしろい起用だとは思うけど、もうちょっと広い舞台じゃないと活きない気が。白とアンサンブルが担うべき雰囲気と動きを担当してる? てゆか、LACRIMOSAを全部持っていかれた……えええええ……歌は……
・白X一番割愛されてた気がする。
・「母国語なのに何言ってるかわからん」「そもそも意味ある文章として頭に入ってこない」を体得した。
・グレッチェン、ヅカの娘役ちゃんで見たい。
・Possessionで手拍子出たのびびった&曲終わりで拍手できたのめっちゃうれしい(韓国では確かどこも基本的に無拍手)
・そもそもX→Possession連続で歌うの卑怯中の卑怯。盛り上がるの当然じゃん。でもこにたんの声帯が心配になる。
・でもBigTimeは割愛。
・Denyも無かったけど、あれ、四重唱だからな。
・マッド・グレッチェン、かなり意訳と思われ。
・隣の席の人くっっそつまらなそうにしてたのに、みんなスタオベしてびびる。日本人優しすぎだ……
・全般的にどんな評価だったんだろう……
・アンサンブル、めちゃくちゃ働いてたんだなぁ……
・なお、2017版でアンサンブルやってた子が、今年スリルの「私」に昇格しました…というぷち情報。
・白黒の衣装だけ気合入っていたのは何故……というか、間に合ったんだね、時間も予算もw
・白あっきー、何故上着に腕を通さぬ。
・黒様、そうなるよね、日本はそういうずるっとしたの大好きだよね、韓国版では黒スーツでも出てくるので、ヤクザの若頭みたいですよ。
・てゆか、白も黒もジョンも、状況に応じて衣装変わっていくのも意味があったので、本公演できるなら、是非踏襲してほしい。
・演奏に圧がないの残念。ピアノとドラムだけだったのか。なんか、稽古ピアノみたいだった。
・訳詞が時々ものすごく字余りでびびる。
・照明は期待していない。100ボルトの国だもの。

220ボルトの国っぽい照明と、舞台セット全景がなんとなく分かりそうなお写真チョイスしてみた。
階段がなんとなく「X」ぽくなってる。日本版も似せてましたよね。
映ってるのはカテコのアンサンブルさんたち。

220ボルトの国っぽい照明と、私の贔屓白黒。黒様、役に入ったままなので、ツーーーンてしてる。
以上。
本公演、やってくれるんでしょうか……。あの、無理だと思うなら、やらなくてもいい……です……