「永遠の命を持つクローンと、彼を護衛する余命僅かなエージェント」とか、それ絶対好きなやつ……!!(ガタタッ)
大好物でした……![]()
ただただ、この1行分の設定を見て、あらすじを読んで、いやもう、これはぜっったいに好きなやつだ、出遅れちゃあかんやつだ、と思って、初日に観に行きました。
もう、思った通り、大好物でした。
ありがとう韓国ー! あなたはたまに私の大好物を寄越してくるー!
映画としては、SFとかアクションとか、そっちで宣伝してたの、かな??
個人的にはそのあたりの要素より、死生観を色濃く描いた作品だな、と感じました。そしてそれが、すごく好きだった。
ロードムービー的な要素も、すっっっっごく好き。
ソボクとギホンが心を通わせていく様とか、秀逸すぎる。
そういった静かなシーンと、ドッカーーーン!!というアクションシーン、配分も丁度良かったと思います。いやでも、副作用で超能力ってのは……そんな副作用あるかーーー?(まあいいや!他が良いから!)
「死なないクローン」というソボクの存在、なんともいえず好きというか、私の感覚に馴染むというか。
ヴァンパイアものが大好きなので、「人ではない不死のものが、己の存在に煩悶する」といったお話は大好きです。しょっちゅう、考察の機会があったりします。なので今作には「あ、その考え方!」みたいに頷けるところがたくさんあって。これ、マドンクとかバニシング好きな人とは好相性な作品なんじゃなかろうか。
そして「人ではない不死のもの」ですが、今作では、クローンです。
古い&どマイナーで恐縮なんですけど、1997年のアニメで「VIRUS」ってのがありまして。これがやはり、クローンの男子が主人公なんですね。当時、どんハマリしておりまして。その主人公のサージくんとソボク、なんとなく似てるんですよねーーーっ。見た目も、雰囲気も、行動も。外の世界を珍し気に眺めたり、海を前に体育座りしたり……(いや、当時さんざん同人誌を読み書きしてたので、そっちの記憶とごっちゃになってますけど。8割方己の妄想の記憶の気がする……
)
というわけで、ソボクの存在、たまらんのです。
しかもカワイイ。
市場のシーン、一番好きです。
初めて、外を歩いたんだよね。
中身10歳なんだよね。
しゃがんでお魚覗いちゃうよね。
途中で買ったお洋服は、自分でチョイスしたんですよね? 今まで過ごしてきた場所には、あんなに明るい色なんてなかっただろうから、それに惹かれたんだろうな~……と思うと、切ない![]()
靴は、ぺりぺりが気に入ったのかなぁ……こどもだなぁ……。ラストシーンではあの靴を履いてましたよね。あの混乱の中、わざわざあれを履いて出てきた……の? でも、それだけ気に入ってたのかと思うと……ソボクちゃん……
海も、ね。本物の海は知らなかったんだよね。波に手を浸してるシーンも悲しかった。
もう、いちいち、ああ、この子にとってはすべてが初めての経験なんだ……と思うと、切ないし、きゅんとくるし……![]()
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でも、かわいくて切ないだけじゃなくて。
聖堂の帰り道あたりでしたっけ。
「(兄さんの治療のために)戻る、そうしたら、眠るから」って言うシーンありましたよね。かなりセリフはあやふやなんですけど。
その時の目が、とても強くて。ハッとしました。
ソボク、ひょんのこと大好きじゃん……
あれって、役目を果たしたら死ぬつもりだったんですかね。「眠る」って、確か2度くらい言ってた気がする……。
そして、最後のセリフは……泣きました……
ギホンひょんは、ただただカッコイイです。
銃を構えるとことか、アクションシーンとか、カッコよくて卑怯!
かと思えば、保護者っぷりがかわいい
やっぱり、市場から隠れ家へかけてのシーン、最高ですよね!?!? ソボクに振り回されて、お洋服買わされて、ぶつくさ言いながら4つめのカップ麺のためにお湯沸かしてるのサイコーofサイコー!
そして、見た目や今の状況やご職業に関わらず、真っ当な感性の持ち主。ソボクに対して、すごく常識的な同情を寄せる様に安心します。
そして、弱みもある。
海で過去のトラウマを語るあたり、強さと弱さが、ソボクとギホンで逆転してますよね。
そういう交錯も、うまいなぁ。
……やっぱりこの作品、そういう機微を味わうのが醍醐味の気がします。
以下、ツッこんじゃいけないんでしょうけど、ツッこみたいところ![]()
・初見時は、ドンパチやらかす2つの派閥の立ち位置がぜんぜん分からなくて、結構首をひねりました。 プログラム読んで、やっと把握した!
・iPS細胞、未だによく分からないです。
・ソボクの超能力の取ってつけた設定感ww 便利すぎる!
・派手にいろいろブッ飛ばすし、ブッ壊すし、人死ぬし。現実だったら、とんでもない大ニュースになるよね。ギホンさん、絶対に捕まるし。センチメンタルに海辺歩くどころではない。
・一番気になったのは、あの車にはティッシュがないのかと。その! 助手席の! ダッシュボードあたりに! 箱ティッシュないですか! ソボクの血を拭いてあげてーー!! ……その辺に気が回らないのが、また、ギホンひょんて感じなんですけどね
男の人だなぁ。
うぅぅぅぅーーーん。
大好きな作品で、感想書くの楽しみにしてたんですけど、悔しいかな、まとまりのない感想しか書けなかったです![]()
公開初日に見た後、都内では感染状況が急拡大して、なかなか二度目鑑賞に踏み切れなかったんですよね。そろそろヤバイか?と上映館を確認したら、大体のところが8/12が最終で、駆け込みで追いソボクしてきました。そして、かえってハマって……もう一度見たい!けど、感染リスク減らしたい!と、只今悶絶中です。
初見時直後の方が、ハイテンションかつ、フレッシュでまとまった感想があったかもしれません。
2度目はモエが強くて……何か、こう……エモーショナルの方向性が違う……(ナニソレ)
でも。
とにかく自分の感性にしっくりくる、大好きな映画でした。
ありがとう、韓国エンタメ!!
追記。
そうそう、恋愛要素ないのがイイですよね。ウルサンに行って、女性の影があったら興ざめだよなぁ……と思いながら見てたけど、杞憂でした。
あと、傭兵チームにやたらハンサムな人いません? 目立つw
もう1回観たいので、あと1ヶ月くらい生き延びてて……!

