ホテルの部屋でおにぎり1コ食べてから、ベルばらも当日券で凸。
お安めの2階席から見ることにします。
オスカル:김지우
アンドレ:이해준
ベルナール:서영택
ポリニャック夫人:서지영
ロザリー:장혜린
ジェローデル:송재림
乳母:김명희
ベルばらは、めっちゃ世代です。
が、しかし、アニメもマンガも、履修はしたけどそう刺さることはなく。ヅカ版は数本見てます。
どの媒体で見ても、オスカルに思い入れは発生せず、晩年のアントワネットが刺さるという性癖。ヅカのフェルゼン編のラストシーンのマリーで呼吸困難になるくらい号泣した記憶ある![]()
仏革命モノは大体刺さるので、ベルばらもその位置付けなのかもしれません。
ベルばらを色々履修した、世代どんぴしゃの韓ミュ好き日本人として、これは早々に見ておきたい!と、開幕早々の渡韓となりました(他のお目当て作品のキャスケも良かったしね!)
でも、韓国版はマリーとフェルゼン出てこない、と。
MAとキャラかぶるから、って理由だと聞いて、いや、混同しちゃうほどバカじゃないだろ観客
と思うことしきり。事前に知っててよかったです、そのつもりで見ていられました。
で、見た。
見ながら「は?????なんだこれ???」って、わりと早々に戸惑った。
なんか……私が認識してたベルばらと……ちがう……???
どの媒体も履修したのは随分昔だから、私が覚えてないだけで、こういうシーンもあったのかもしれない……家帰ったらマンガで復習しよう……(しました)
でも
いやでも
なんか違うな???wwwwwwwww
一幕後半くらいから「いやこれ別物だわ!」と認識を転換して、内心ゲラゲラ笑いながら見ることにしたら、まあ大丈夫でした!
……とはいえ、ガチファンがわざわざこれを見に来てお怒りにならないか心配です……
なお、幕間に比較的若そうな日本人が「ちがくない?」「なんかちがう、よね??」と会話してたのを耳にしたので、概ね「なんかチガウ」という手応えは間違っていないと思われます。
逆に一番「おお、なるほど!」と思ったのは、男性キャラを男性が演じることで生じる、オスカルとのリアルな体格差。
男性の中の紅一点は、目立つし、華奢だし、これはーーー……どうしたって「女子」だわ。
宝塚だともちろん全員女性が演じているので、体格差は埋没しますよね。それを見慣れていたので、デカいアンドレとか、デカいジェローデルとか、ああ、はい、オスカルを女性として見ちゃうよねぇ、無理ないか!という気持ちになりました。
以下、キャラごと所感。あくまで私の個人的な感じ方。そして多分キャストによってぜんぜん違う、なんなら日によっても違うかもしれん。それが韓ミュ。
オスカル。
すごい女子だった。
わりとキャンキャン言いたいこと言ったり、反抗的な素振りを見せたり、突撃していったり……厄介な女子だなーー、という印象。
グッと堪えるとか、耐えるとか、超然と構えるとか、クールに振る舞うとか、なんか、漠然と、オスカルってそういう麗人のイメージあったけど、そうではないな、と。
女子。すごい女子。「薔薇」のイメージではないなぁ……
あと、ちゃんとお胸あった(つぶしてなかった)そういうところもリアルっちゃリアル。女性が混じってるって、きっとこういうことなんだ。
結構序盤で「酔いつぶれたところをアンドレが姫だっこ(そのままアンドレソロ)」が出てきてて、そんなシーンまっっったく覚えてなかった私はぶっ飛びました。が、しかし、原作準拠だったんですね。
あと、やっぱり一幕早々に、例のドレス姿が出てきたけど……個人的にはここが一番、原作ガチ勢に叱られるシーンじゃないかと思ってます
セリフでフェルゼン語られてたのかな、いや、あの作品のフェルゼン、完全モブだし、それはないか……
原作読み返して、意外とオスカルって女子女子してるし、女子自認してるし、なんだかんだ言って恋愛感情に振り回されてるし、若い頃はキャンキャン吼えてたんだな……と、ちょっと驚きました。あの女子っぽいオスカル、そう間違いではなかったんだ……
ヅカ版は男役が演じるから、女子っぽさが抑えられてキャラがつくられていったのかな。そしてそれが、私の中でスタンダードになっていたのかもしれません。
アンドレ。
ずっっっと気になっていたイ・ヘジュン氏をようやく拝見できました!
ずっと、ハンサムだなぁぁぁ、キレイなお顔してるなぁぁぁぁ、と思ってて、でも拝見する機会が無くコロナ突入し、その隙にすっかり大劇場でセンターを務める俳優さんになっていた。
そういう、抜擢されて真ん中に行く俳優氏に対して、漠然と不信感を抱くへそ曲がりのわたくし、拝見したかったけど、実は期待はあまりしていなかったんですけど……
びっくりした、めっちゃアンドレだったーーー![]()
一歩引いたところで、はいはい(^^)ってオスカルを見守ってる、でっかいわんこ系のアンドレだーーー。
普通にアンドレすぎて、歌も普通に上手くて、とにかく普通にアンドレとして存在してたのが、かえってすげーな!!という高評価になっております。
役者の個が発散されているのではなく、若干地味めでもあるアンドレというキャラとしてきちんと存在していたことに大拍手。
イ・ヘジュン氏、またどこかで拝見できるといいな!
ベルナール。
ベルばらにおいてはあまり印象に残っていないキャラ。黒いチューリップだっけ…(調→チガウ、それはラ・セーヌの星)
だがしかし、今回ベルナールでめちゃくちゃ打ち上がった! 脳内大爆笑!
野郎どもと徒党を組んで、荷車に乗って民衆扇動してるあたりで「アンジョだーwwwwwww」と大分笑ってわくわくしてましたけど、上着脱いで赤チョッキで出てきた日にゃあ「アンジョだーーー!!!!!」と脳内で床ばんばん叩いた
おもしろすぎるだろ!!!
こんなに革命に特化したキャラだっけ???と首を傾げましたが、いやぁ、革命っぽいシーンは大好きなのでぜんぜんオッケイ!
序盤で、お母さんとセーヌ川に身投げする回想に合わせて、一曲ソロがあったように思いますが、原作準拠だったんですね。サラッと1~2ページで語られてたエピソードがここまで盛られたか。
のゆんくんベルナール、見てみたかったです。
ロザリー。
えらく強いな?????
剣術やら銃の稽古やら、こんなにつけられてたっけ? こんなにお母さんの仇とるとるマンだったっけ?? ベルナールに対しても随分強いなぁ、まぁ、ベルナールがロザリーにだけ弱いのか……
原作読み返したら、強いところはあれども、もっともっと優しさもある、しっかりとしたお嬢さんでした。なんか、強さが現代ナイズされてるなぁ、韓国ナイズでもあるのかなぁ![]()
ポリニャック夫人。
名前以外はまったく記憶になかったので、ロザリーの実母!? シャルロットの扱いひどくね!!?と思ったら、めっちゃ原作準拠でした。
韓国版夫人は、見た目からして、もう、わっっっるい。ナンバーはドスがきいてて迫力あって、もしかしたら一番カッコイイ。夫人出てくると妙にナンバーが締まるな……(好き)
原作見直してびっくりしました、原作では腹黒くはあるけど巧妙にそれを隠してる見た目たおやかなご婦人だった。あんなに歌い上げないぞ、この人www
ジェローデル。
ビジュアル出たときに日本人から総ツッコミ入ってたwww そうねぇ、この方こそ、ヅカ的容貌の男性キャラだもんねぇ!
私が見た回のジェロ氏は、めっちゃガチ系男性でした。なんか格闘技やってそう。ザッツ男性体型。でも、きちんと紳士。
あぁ、なるほどーーー、と、個人的には納得。
原作ビジュアルふりきったけど「貴族男性だけど、イイやつ」「オスカルに求婚」というところは押さえてきてて、ちゃんと男性が男性を、女性が女性を演じている意味が出てた気がしました。あのフィジカルなら、オスカル守れるもんなぁ。嫁に行ってもいいんじゃないかな、オスカル……
なお、マリーとフェルゼンは完全にモブでした。いいのかそれで。
原作読んで復習して、逸脱しているところもあれば、準拠してるところもあったんだなぁ、と頷きました。
韓国制作陣が原作を履修して、感じ取ったところに肉付けしたらああなりました、ってところなのでしょうか。
それを提示されて「や……なんかチガウ????」と思うのも、なんだかんだで私の中に「ベルばらはこんな感じ」という勝手な思いこみがあったからなんでしょうね。
見た回、見た人の先入観により、日本人的にはいろんな感想が出てくる出来映えだなー、と思いました。
再見したい気持ちはあれども、多分閉幕までに飛ぶ機会がないな……
おまけ。
アシアナ機内でも宣伝してた。
せめて日本線だけでも、これがベルばらの韓国版ミュージカルであることを日本語で説明入れてくれぇぇぇ、そしたらベルばら世代の御婦人方が見に行くかもしけないよー??
















