破果 2026/3/21ソワレ | impression

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※あくまで個人の所感です


韓国版を2度、見ています。贔屓がリュウ/カン博士をやっていたので。韓国版を見るに当たって、原作も予習のために読んでいます。
その時の所感はといえば「人に奨めるかといえば、好きな人が出てるなら、まあ一度くらいはいいんじゃね?」くらいの、私にとっては低評価。
原作はそこそこ面白く読みました。

で、日本で輸入する、と。
……一度くらいは見たいなぁ。
というのも、韓国版を見たときに「オマエ、何?」というキャラが一人おりまして。基本的に原作通りだけど、ひとりだけ、原作にいないヤツがおる。その正体を知りたくて。
韓国語を聞き取ることはできないので、そやつの正体も分からなかったんですね 

それにしても、日本での上演が決まってから、韓国版の所感を書いた記事のアクセス数がコンスタントに伸びていたことには焦りました。
言語聞き取れてないヤツがいつものノリで感覚だけで書いてる記事ぞ?! こっわーーー、なんの役にも立たんぞーー! アクセス数僅少の僻地ブログゆえ、たかがしれていますが……それでもおっかないことでした

で、自分でも読み直した。
……あれ、自分が読み返す分には鑑賞のヒントたくさん書いてあるな(あくまで自分用!!) これを元に日本版を鑑賞しましょう。
ちなみに韓国版所感はこちら

原作と韓国版も、ちょっと差があるな?とは思ったけど、日本版、更に差があるな?
「リュウやカン博士への恋愛感情」結構強めでは??

……日本、だなぁ。
日本「創作物には恋愛要素入れなきゃだよね!」みたいなステレオタイプの価値観あるからなぁ。
ん…んーーーーー。
原作者様的には、これ見てどう思うかな……テーマ的なものや、老いに差し掛かった爪角の心情とか、なんかちょっと……ウェットすぎる気がするなぁ……軽い……というか、分かりやすいテーマ性にしちゃってるというか……

一番「誰!!」と思ったのが、ユン。
劇場入ってからやっとキャストとキャラを確認したんですが、ユン?ユンなんていなかったが?????と笑ったw
多分ユン=ヘウなんでしょうね。そしてこのヘウこそが、私が韓国版見て「誰!」と思った人。
原作だと、エージェンシーの事務方の女性がヘウって名前でした。
韓国版での男性ヘウは、セリフ等々聞き取れてませんが、表情や態度からすると、イヤミったらしいチンピラじみた悪役(敵役)だったと記憶しています。
日本版のユン、どちらかというと爪角寄りの人だな?
カッコイイ!とか憧れてます!とか……敵ではない、な???
名前も違うが、キャラのスタンスも変えてきたのか? だからこそ、名前も変えたのか? 担当するナンバーは変わってないと思います。
結構好きでしたけどね、ユン。安心できるキャラ。

リュウは出番増えてたかな??
己の感想文を読み返すと「リュウと子チョガク」「爪角とトゥ」の組み合わせばかりで単調、みたいなことを書いているので「爪角の側に立つ守護霊リュウ」みたいなのはなかったと思います。
……あぁ、そうか、守護霊状態で何度も爪角が彼を思い出して心の拠り所にしてるから、恋愛感情強めに見えたのかな。
リュウの亡くなり方は韓国版と違いましたね。あちらは地雷の信管踏んで身動き取れない……みたいなシーンがあって、原作と違うな???と思った記憶があります。
最期の「あ い し て …(ガクッ)」はーー……今時その演出やるのーー!?とひっくりかえっちゃいました……いやぁ……たとえば百歩譲って往年のヅカの演出家がヅカでやるなら古典的様式美として受け取れますけど……今っ新作でっやるのかっっ。
そして、髪型が不思議で、最後まで気になりました パッと見「バンコラン……?」と思っちゃいましたけど、ちょっとチガウ。どういう意図であの不思議な髪型だったのか……

トゥのエキセントリック全振りな絶叫キャラは、一体誰が生み出したのか。ほっといても「老齢に差し掛かった女殺し屋に固執する若い男」という異様さがあるのに。
分かりやすさ……かなぁ。
リュウの「あ い し て …(ガクッ)」共々、それぞれのキャラクターをデフォルメ化して、最期にはなんかイイ感じのお涙頂戴的シーンでシメる……
……トゥの最期、韓国版どうだったかな、日本版と近かったっけ? 記憶に残ってないなーーいやでも「お薬飲めるね」的なセリフは……ちょっとびっくりしたぞ。

総じて「え、韓国版でこれ言ってたんですか、だとしたら、韓国語分からずに見られていたワタシ、ラッキーだったのでは、分からん弊害もあるけど、分かる弊害もあるんだなぁ!」と見始めた一幕、「いや、いくらなんでもこれは言わせてないと思うな……」と思った二幕でした。

お花様の爪角は良かったです。
いつも王族やっているような方がどうするんだろう、若々しく作ってくるのかな、と心配してましたが、セリフ回しは低音ボイスだし、違和感はまったくなかったです。
何より、さすがのオーラというか。背筋の伸びた立ち姿とか、とても爪角らしかったと思います。
ヅカでトップや、トップ近くまでいった方々のオーラというか、立ち姿というか、そういうのは流石だなー、と思います。見せ方とはまた違う……センター力? 見てて気持ちよいです。

というわけで……今っ、韓国版をっ、再見したいですね!(再演あるのかなーー、そんなに流行ったわけでもなさそうだからなーーー、推しが出なかったら見ないしなーー)
あ、映画版でもいいです。1月末に韓国行ったときに飛行機でやってたの、序盤だけチラ見した。この作品、映画が一番合うんじゃないかなぁ。