セッションの内容をみんなでシェアー
たぶん…何かしらの障害があるっぽいなぁ と
ご両親ともどもが、そう感じている男の子
両親ともどもが認めているというのは大きな救いです。
どちらか、片方が
「甘えているだけだ」
「怠けているだけだ」
「親を困らせようとしているだけだ」
「ダメな子供なんだ」
と、言う考え方だと
それ自体が子供への【二次災害】になってしまう。
2人ともが、その考えだと…、想像を絶するくらい大変だ(ノ_-。)
辛すぎる。。。
障害は、本人が望んで選んだ状態ではない。
本人が、一番 嫌っていて 情けなくて 不甲斐無くて 腹立てている「物」
本人の中では、「こうなるはず」という誰もと同じ感覚がある
でも・・・・・・・・・・・・
「こうならない!!!!!」
なんだよ 自分のポンコツ! って
本人が、一番 嫌っていて 情けなくて 不甲斐無くて 腹立てている
赤ちゃんの内は、誰でも何も出来ないのが普通で特にそのことで問題に感じることは無い
当然、不愉快で 泣く 喚く 吠える するけどね
「お母さん助けてーーーーー!」って、いつもSOSだよね。
でも、少しずつ大きくなって来て
あれがした~い!
これがした~い!
やってみたら・・・
ああならない!
こうならない!
なんでだよ!
何度も、何度も 試してみるけど
ああならないパンク?
こうならないペダルが無い!
段々、気付いてくる 自分という自転車はほかのみんなとあちこち違うことに
しかし、これで生きていくしかない
今の医療レベルでは…修理できないから
どんなに不甲斐無くて 泣いても 文句を言っても どうにもならない
ああしたいパンクなりに何度も何度も失敗を重ねて走れるようになってくる
こうしたいペダルが無いなりに、失敗を重ねてスピードを出して走れるように
障害があると
それぞれの不具合に合わせて時間と工夫を重ねて
オーダーメイドで微調整を利かせて機能して行くしかない。
障害がある人や子供というのは、
人の何倍も練習や努力が必要です。
それしか方法がないから、そうして苦労を重ねて自分なりに克服していきます。
それしか方法がないからといえ、これってすごい事です。とってもエライ(広島弁で「すごい+ 大変、大仕事」という意味)事です!
まず、そうした人の立場に立って物事を考えてみましょう。
考えてもらえると、めちゃ嬉しい。私もプチ学習障害があるので
また、そうした子供を育てている親は、
普通の親の三倍も 四倍も 仕事が多い
とっても、尊い事をしているって事を
100も200も理解して欲しい。
それだけ自分を誇りに思ってもらいたい。
お悩みは、こうした時 どうしたらいいの?
叩いているうちに、叩きなれてくる。
それまでの間は目や鼓膜を傷つけないように注意してあげてください。
このこと自体は悪い事ではありません。
見てて、胸は痛みます。 当然です。 びっくりします。 ショックです。
何とかしてやめさせてあげたい。そう思って当然です。
見てて、平気って。。。。ねぇ
でも、当人たちは「こうしていられる方が楽です」なんだって
(これは、障害のある元子供達の証言です)
これは、それが理解できない人達からしてみれば
「とーーーんでもない、怖い事」
だから、してはいけない「悪い事」だって言うのはよく分かる
だから、それが分かっている今は 「しないように!」と必死で自分を抑えています!!
でも
この行為は
「正しい例え」になっているかどうかわかりませんが
イメージ的に【笛吹きケトルの水蒸気放出】と同じような状態
P-----!って湯気を出すことを我慢したら
かえって、ヤカン大爆発になっちゃう
当人達は、「本当は、それをさせてもらえると嬉しいんです」
「したい欲求を抑えるのって、とても大変なんです」。だって
例えば、子供の時
「やめてちょうだい~」って泣いて懇願してくる
慌ててる 動揺している 困惑している 泣きわめいてる
お母さんを脅かしている こんな事をする私は悪い子だ 急いで止めなきゃ
こんなことを思えば思うほど…火が更に増えて
そこへ、父親がやって来て
私の手をものすごい力で握って下へおろそうとする
やめてーーーー、私に触らないでーーーーー
触られるとコントロール不能になる感じが押し寄せてきてパニックになるから
やーめーてー
なに、何が、何が起こっているのーーーーーー
P----
P------
P--------
お湯を沸かす火が増えて さらにP- P-しちゃう
なので、叩き始めたら
①つかず 離れず そっと見守り
②相手とアイコンタクトなどを取って そ~っと近づき
③アイコンタクトで了解を得てから 背中をそっと撫でおろしてあげる
人によっては、触れられるとコントロール不能スイッチが入る人も居るので
それって当人にはとても怖い事なので
触れずに、見守ってあげてください。
その時の心得
「良いぞ~、良いぞ~、良い調子で湯気が出ているよ
焦らず、慌てず、好きなだけ湯気出して良いよ」って
穏やかな気持ちで見守ってあげてください。
様子を見ながら深呼吸の様子をして見せてあげて
まねるように促してあげても良いですよ
で、一緒にお風呂に入ったりしている時に
自分でもびっくりしたでしょ(*^o^*)
ママも、びっくりしたけど
出したい時は、出して良いからね(‐^▽^‐)
そんな時や、その後で「何かして欲しい事ってある?」
あったら言って、協力するよ(‐^▽^‐)
笑顔でのコミュニケーションが大事です。
これは歓迎されている事なんだと
ビジュアルでのコミュニケーションも取れますから
こうして、その子に「その事は歓迎されていますよ」。
要は、「あなたは歓迎されていますよ」。って
メッセージをちゃんと伝えておく事です。
そうすれば、またこうした事があった時、お互いが安心してこの場面を過ごせます。
当事者も、親も
凄い エライ 本当に尊い
誇りに思って下さいね。(iДi)涙もろい。。。。