ティンク、ミッナイッ、チュアーヴー、アンスー・・・・

これ、何を表しているか・・わかりますか・・・?

 

 

えーっなになに・・・・・・見当もつかないな~ 

と思っていますか?

 

 

じゃ、これならわかりやすいかも・・・

 

エゲレス、メリケン、パンプ、ゼントルマン・・・

 

 

あー、これって、明治の英語のカタカナ表記じゃね・!

って思ったあなた大正解です・・

 

えーっ どういうこと?っておもっているあなたへ・・・

 

 

 

もう一問

「ホッタイモイジルナ」・・・

 

これは、あまりにも有名で、「あーっ あれだよね」っていう人も多いでしょう。

 

 

そうそうなんです。

 

 

これは、「今何時ですか」をあらわす英語、What time is it now を、言う時、「堀った芋いじるな」って言うと、ネイティブに通じるという優れものです(笑)

 

それからね・・

 

横浜では、ぐるもうねん(Good Morning)なんてのも・・・笑笑・・

それまでは、外国語と言えばオランダ語だったのが、 黒船の来航で、一気に英語が、日本に入ってくることになったのです。
 

当時の人たちは、アメリカ人が話すのを、聞いた通りに、カタカナに表記して覚えて使ったのです。特に、江戸時代末期から明治にかけて活躍し、日米和親条約の締結に関わったジョン万次郎は耳で聞いた英語をカタカナに直す名手だったと言われています。一方で、現代の私たちに馴染みのあるカタカナ英語は、主に英語のスペルを元にしたものが多いので、実際の音とは異なる場合が多々あるのです。
 

声に出した時、どちらのカタカナ英語がより伝わるかというと、圧倒的に実際の音に由来した明治時代のカタカナ英語のほうがより通じるというわけです。

 

不思議な話ですよね~ 

 

そして・・・

 

 

 

戦略的輸入ビジネスの大須賀 祐よりありったけの愛と感謝をこめてOctober・・!

いかがお過ごしですか・・・
 

 

ためしに、上に書かれた、カタカナを発音してみてください。
 

わかりましたか?
 

ティンクはスィンクthink  、ミッナイッはミッドナイトmidnight、チュアーヴーはトラベルtravel、アンスーはアンサーanswer・・ おもしろいですよね・・
 

 

じゃ、「カメヤ」・・・これは、なんだと思います・・・・笑劇の正体は、エンディングで・・・
 

 

さあ、続けましょう。
 

左が明治時代の表記、右が今のカタカナ表記なのです。
圧倒的に、明治時代の方が、より英語に忠実でしょ?
 

にもかかわわず、カタカナ表記が、時代とともに今ある表記に書き換えられ、結果、日本人の発音を含め、英語ができない方向に導かれてしまったのです。
 

私は、これがジャパニーズイングリッシュの始まりではないかとも

 

思うのです・・
 

 

これってやばくないですか?
 

それ以降、英語をカタカナ表記にすることは、タブーであり、邪道だと言われてきたのです
 

一般の人は、もちろん英語を教える日本人講師の方からは、カタカナ表記は厳禁!の雰囲気がありますよね・・・
 

しかし、しかしです・・・・こんな、常識をいとも簡単にかるがると打ち破ったのが、この本「ながめて覚える英単語1200」なのです。

 


本を手に取り、パラパラとめくった時、驚愕しました・
 

なんと、すべてのページのすべての英文に「ありえないカタカナ」がふってあるのです・・・・・(大衝撃・・・!!!) しかも、イラストまで・・・
 

だから、一瞬、子供向けの本かなと思ったほどです。
でも、明らかに大人向けなので、
やっちまったなぁ~感満載になりました…・・(笑)
 

 

だって、タブーなんですよ・・
 

思わず、「著者は何者だ?」と思い著者名をみると・・・
 

本の著者は、甲斐ナオミ氏
 

れっきとした、日本人です。
 

 

ですが、なんと氏は、カナダ生まれのれっきとしたネイティブなのです。
 

しかも、カナダ生まれですから、もともとはフランス語が母国語でもあるのです。
 

さらには、カナダという土地柄、ドイツ語、スペイン語、中国語もあやつる超マルチリンガルなのです。
 

その、ネイティブがふったカタカナルビなのです。
 

だまされたと思って、そのルビとおり発音してみてください。
 

あっという間に、「にわかネイティブ・・・爆」になれます・・・
 

ご両親は、もちろん日本人ですから、氏ももちろん日本語の
ネイティブスピーカーです。
 

 

さらには、なんと、中のイラストは全部氏のオリジナルの手書きというから恐れ入る・・
 

私も、仕事柄、英語は必須なので、いろんな教材、スクール、本にチャレンジしましたが、こんなのは初めてです。
 

今、私は、少々のことでは、驚かないのですが、これにはまさに青天の霹靂か!っていうくらい腰を抜かしました(笑・・・・でも、ほんとです)
 

私、大須賀 祐が責任をもって大お勧めします・・・
 

覚えなければならない必須単語も1200前後とコンパクトで、チャレンジしようという気にさせてくれる・・
 

まちがいなく、必読の書です。
あなたの英語観が、激変します
「ながめて覚える英単語1200」甲斐ナオミ氏
 

最後に「カメヤ」の衝撃の正体とは?
 

なんと西洋犬のことなのです。
 

 

一説ですが、明治初期にアメリカ人が自分の飼い犬を呼ぶのに「Come here!」と言うのを、聞いた日本人が「カメヤ」と聞こえたため、それが犬をあらわすと思ってしまったとのこと・・・笑えますよね・・
 

これって、ある逸話を思い出させます。
はじめてオーストラリアについた西洋人が、西洋には存在しなかったカンガルーを見て、「あの動物は何?」と聞いた。
聞かれた現地人は、現地語で、「わからない」を意味する「カンガルー」と答えた。
 

それを、動物の名前だと勘違いした、西洋人によって、カンガルーの名前として定着した・・・
 

 

なんか似てませんか・・・
 

素敵な1日を