私の職場の軒下には、毎年ツバメが巣をつくりに来ます。
最初のうちは、「ツバメが巣を作ると商売繁盛」というのと「ツバメのかわいさ」「動物に優しくしている自己満足」で歓迎していました。
しかし、3年目から
ツバメの糞の掃除にうんざりし、来客の車も糞で汚す困りものに待ったをかけました。
いつも作る場所をダンボールで囲み、巣を作れなくしました。すると、あきらめてほかの場所につくりました。
ツバメがいなくなった途端に商売が傾くということは起こりませんでした。でも、ちょっと意地悪した自分が残念で悔やまなければなりません。
職場には、私以外に糞を片付けようという人はいないのです。ツバメがかわいいとは言いますが掃除はしません。
職場の窓ガラスや駐車中の車の糞害を無くすため や掃除にかかる自分の仕事を減らすために毎年のように、私は「自分はなんて意地悪なんだろう」とか思いながらツバメの邪魔をしなければなりません。
なんで、私の職場に巣を作りたがるのか?
今日のテレビ番組を見て謎が解けました。
ツバメの巣がある駅ない駅の違い・・・
巣のある駅は人通りが絶えない。
巣ない駅は人の歩かない時間がある。
どういうことかというと・・・
ツバメは、天敵であるカラスや猫からヒナを守るために、それらが近づかないであろう人間の多いところに巣を作るというのです。
なんか 納得してしまいました。
どれだけ繁盛しているかどうかは関係なく、人通りの多い場所に作るというのは、ツバメに見られていたのですね。私の職場は、確かに人の出入りは多いです。
でも、ツバメがわかるってことは、近所の人もどこが流行っているよ!とかあそこは・・・とか言われれいるのでしょうか?
でも、ツバメが、商売繁盛をさせるのではなくて、人間にヒナの安全番をさせていたのですね。
その安全番に糞の掃除までさせるなんて、ツバメってずるいですね。
来年は、ツバメの邪魔をしようか?本業の時間を割いて糞の掃除をしようか?
あなたなら どうしますか?