生き方を考えるうえで、幸せと関連付けて考えなければならない。
いったい幸せってなんなのでしょうか?
忙しい日常から逃れてやってきたリゾート地で、ヘビを首に巻くサービスを受ける女性。
これは、幸せの一場面。
彼女がもしも、大病で入院したら・・・
楽しかった頃を思い出すのかなぁ?
近くには、幸せそうな親子。
この子供が大人になった時には、海に来たことも覚えていないだろう。だからビデオを回して、
「あなたは愛されて育った」と教えたいのかなぁ?
同じ海で老人が魚釣りをしている。
夕日が沈む頃には帰路につくでしょう。老人は今まで幸せな人生を生きてきたのかな?でも、彼を見ていると
「幸せって、日常の中にある」 ように感じます。
彼女のおかげで「顔を失い死ぬしかない」と思っていた患者は、
社会復帰するでしょう。
彼女の手は、荒れている。でも、素晴らしい手だ!
多くの人が、「幸せになるために働く」というが、
「働ける自分はすでに幸せなのだ」 と気が付いているだろうか?
そう言う私も・・つい、日常に不満をもらしてしまう・・・
日常を振り返って「すでに幸せです」と気が付いている素晴らしい人もいます。
幸せは未来にあるのか?
将来幸せになりたいというよりも、「今が幸せだという気づき」が、必要なのですね。