キャプリキとれば 減りちょびれ

われ泣きぬれて 葉っぱつめつめ

(出典:大橋巨泉 パイロット万年筆CM)

ここんとこ、ピカユーンの件でほとんど狂騒状態になってましたので、本日はいっぱつ、しっとりと日誌などしたためてみたいのです。

シガレット(シャグも含む)については、やめる気あんのかないのか、自分でもさあっぱ分からん状況になってますが、ことパイプ煙草に関しては、粛々とモノゴトが進行してまんの。

ナチュラルチョイスシリーズも、残すところ『ベストオブショー』『フロッグモートン』の未開封缶と、『ダンヒルガーウィズ・クロスオーバーミクスチャー』がおおよそ二服分、『トーベンダンスクNo13 カプチーノ』が、二十グラム程度となってます。

いやあ、いろいろ楽しませていただきましたナ。

で現在、主たる銘柄といわば、ワタイにしては珍しゅう、公約どおり『GLピース・バーバリーコースト』となってます。

やっぱ最高ですワ。

中盤から終盤にかけての、ナッティでストロングでフルでハードでソリッドでシャープでフラットでヘ音記号な味が、ほんまにもう、まったくもう、なんともいえまへん。

吸い終わったあとの、よい葉巻をいただいたおりのような、充足感と酩酊感がたまりまへんナア。

おかげさまで、つい先日開缶したとこやのに、すでに半分がたのうなってしもてますワ。

「そら寂しいこっちゃないかあい。可哀想にのう。おまはんの経済力から鑑み、そうそうぴゃっぴゃ購入でけへんやろ、あないに高い煙草。心中お察ししますワ。ざまみさらせ」

と、思うやろ。

残念ながら、ちあんと補充のための手ェを打っとりまんねんデ、こっちは。

「え! もしかしておまい、とうとう実行に移したんか。あれを?」

ほぉぉぉーれんねん!

とうとう、メリケン国の通販会社へさして、パイプ煙草を注文するちゅう偉業を成し遂げましたのや。

いわゆる『個人輸入』ちゅやっちゃ。

無事到着するかしら。

間違うて、マック・バレテキやボルクム・リフテキがけえへんやろナ。

税金ナンボほどボラれるんやろ。

心配事は尽きませんが、かなりワクワクしとりま。

到着したら、この場でリポウツさせてもらいまひょ。


補足しておきたいことがおます。

もしかすると、記事を読まはったしとの半数は、「あんたが気に入ったのはよう分かった。けど、結局どんな味なんですかそのピカユーンたらゆう煙草は?」と思わはったんちゃう?

ちゅうことで、もうちょっと詳しゅう申し上げますワ。

めっちゃ美味いねん。

「そやさかい、それは分かったちゅうとうやろ。こっちはどこがどうなって、どう美味いのかをたんねたいワケや。フォント大きゅうしたってあかんど」

めっちゃ美味いねん。

「色変えたかてあかんっちゅうねん」

そんなんあんた、万人に向けて、どのような味か具体的に、あたかも自分で吸うたおりのように、今すぐにでも入手を促進させうるように伝えられる表現力及び修辞力及び筆力ありゃあ、こなして、しがないプログラ・マーテキに甘んじてへんぞあんた。

とっくの昔に文筆牛舎として、一本立ちも二本立ちも三本立ちもしとうっちゅうねん。

「文筆牛舎? 牧場主かおまいは」

しもたぁ。かかる誤字を平気でやらかす粗忽モンやさかい、一本立ちも二本立ちも三本立ちもでけへんのや。

と、深く反省したところで、本題に戻りまひょか。

なんのハナシでしたっけ。

そうそう、ピカユーンのハナシですナ。

とにかく、無条件にキツい煙草に弱いとこあるからね、ワタイのばやい。

この煙草の攻撃力の前には、まるで女王卑弥呼のご託宣をいただいた、そこいらの民草のようにひれ伏すしかないワ。

もしかしてこれ、暗黒煙草葉と、こってり熟成されて、切っ先がいやが上にも研ぎ澄まされたぺリックのブレンドちゃうかと思うくらいの非道さですワ。

葉っぱの色合いからして、暗黒煙草葉のセンはまずありえんとは思うけどね。

一般的なシガレットで、どれに近いかと申さば、『セブンスター・リアルスモーク』ですかナ。

ただし、すけのう見積もって三十倍は強いです。

タール四百二十ミリグラム、ニコチン三十六ミリグラム、ちゅやっちゃ。

こんなん五本も六本も吸うて、よう生きとうこっちゃど。

ニンゲンって、極端なモノに強く惹かれる傾向あるやろ。

でなけりゃ、超激辛カレーとか、メガ盛りとかギガ盛りとか、存在しゃあへんはずなのや。

煙草かて、「とにかくヒーヒーゆわんなんのが好き」ちゅうしと、ぎょうさんいてはるに違いないワ。

とにかくこの『ピカユーン』は、ワタイが今まで出会うてきた煙草の中で、最強にして再凶にして最狂です。

これにくらぶれば、『フランドリア・ベルジック』や、『ブラッケン』や、『PPP』なんぞ、女子供の吸うモンに思えまっせ。

悪いこた申しまへん。

近隣の煙草専門店やさんでお見掛けになられたら、ぜしとも試してご覧になられるとよろしい。

ただし、喉をやられたり、急激な血圧低下で後ろへしっくりかえったりしても、まどえまへん。

くれぐれも、自己責任で頼んます。


三月十日でっしゃろ。

で、今月度の記事の数をみてみますと、六(これを入れて七)なんで、一見頑張って更新しとうように思えますワ。

しかしながら内容的には、ちゅうか、煙草的にどないやねんちゅう記事ばっかですナ。

これでは喫煙ごくどとして立つ潮がないので、思い切ってとっておきのやつを開封してみたのです。

これですワ。

ピカユーン開封

『いよいよ封印が解かれたピカユーン』

これがどないな煙草なのかっちゅうのは、この記事に書いてまんので、よろしかったら参照してもらいたいんですけど、「そんなん面倒臭いワ」ちゅうかたのために、面倒臭いけど書いておきますと、かのメリケン国でかなり昔に販売されておりましたシガレットで、誰でも名前くらいは聞いたことあるかの国の文芸作品『ティファニーで朝食を』のシロイン、ホリー・ゴライトリーの常喫銘柄なんですナ。

そうですそうです。

オードリー・ヘプバーンが手に持ってるシガレットフォルダーの先っちょに、ぷちゅりと刺さっているであろうシガレットなんです。

これは、それの限定リバイバル商品や思うです。

我が国においても、まだ店頭流通在庫として、あるとこにゃおまっせ。

ところで。

どないだこの、どう考えても美味しそうな色たるや。

カザかてハンパやおまへんで。

開封するやいなや、ものごおっつ濃厚な、まさにむせ返るような甘酸っぱいカザが、むわうぉーんと立ち込めてまいりましたぞ。

ぺリックのカザですナ。

ひとまず十五本ほどチュービングしてみたんですけどね。

とにかくキツイですワ。

チュービングしたさかい、フィルターがついているにもかかわらず、暗黒煙草も裸足で逃げそなキツさが、マッハロッドに乗った超人バロム1のように、ブロロロロォーンときます。

そして、ぶっ飛ばすんだギュンギュギューンと口腔内や喉や肺や血管や心の臓やみなを直撃しますのや。

チュービングにしてよかったワ。

こんなんもし、カッコつけてフィルター無しで吸うてみよし。

そのまんま後ろへしっくり返ってまうデ。

え?

なんやぁて?

「で。結局あんたはこれをどう評価するん?」

てですかいナ。

むろん、最高Aランクの評価に決まっとうやないかあい。

やっぱ好きやワ。こんな煙草。

しょうし税率改定の日が近づいてまいりましたが、我等が煙草界にも少なからず、価格上昇のシュツルム・ウント・ドラングが襲い掛かかりますナア。

シガレットは、ジェーテー、海外銘柄問わず、十円から二十円の値上げになるようです。

こりゃいよいよ、『ブライト・ワン』の出番やナ。

二十円値上げされたとしても、三百七十円やし。

ま。シガレットのことはどうでもよろし。

注視せにゃならんのは、パイプ煙草の価格やね。

これがまた、どないなカラクリになっとうのか存じませんが、ここを先途と値上げする銘柄と、「消費税率改定てなに? それって食べられるん?」ちゅうて、しらぁーん顔しとう銘柄とありますワ。

マック・バレテキボルクム・リフテキは、深く日本国とつるんどるモンでやっさかい、当然いちびって値上げしよりますが、嬉しいのは、それなりに値ぇのする缶入りのやつ、例えばピーターソンラットレーGLピースなどは、しらぁーん顔派やっちゅうことや。

まだ確認はとれてまへんが、サミュエルガーウィズマクレーランドコーネルディールなんぞも、しらぁーん顔派でっしゃろ。

そこのあんたはん、ホッとした顔したはりまんな。

ところが、安心するのはまだ早いんですワ。

信頼すべきスジからの情報によると、なんと、ダンシルの銘柄が百五十円も値上がりしまんねん。

一千六百円やったやつが、いきなし一千七百五十円にもなりまんのやデ。

ピーターソンのラインナップと並ぶことになりま。

なんぼなんでも値上げしすぎちゃう?

どんな計算やねん、ちゅやっちゃ。

それでもまあ、他の銘柄に比べりゃあ、コストパフォーマンスは高いねんけどね。

世のダンシラーの皆さんは、値上げ前にまとめて買うといたほうがええのんとちゃいまっか?

ワタイも、本邦で流通しとう銘柄の中で唯一、『ウルトラライトマイルドだけ試しておりませんので、この機会に買うとこかしらんと考えたりしてます。

ちょっと油断してたらあんた、更新が二日も開いてしまいましたがナ。

といいますのも、書くことなかったさかいね。

あんた知っとう?

今月購入した煙草ちゅうたら、ウエスト・ホワイト(廉価シガレットウエストシリーズの中の一ミリ銘柄)二箱と、ブライト・ワンひと箱と、ショートホープひと箱ちゅうライン・ナプテキなんやデ。

そんな購入実績で、いったいなにを書けっちゅうの。え?

と、逆切れしとう場合ちゃうナ。

本日こなして恥ずかしながら登場しましたのは、『ショートホープ』について書いとこ思うたからです。

テーマが『たばこ銭精算』になっとう記事をば、先月分から遡っていただきますと、さいでんなあ。

二ヶ月にいっぺんぐらいの割合で、こっそり『ショートホープ』が登場しとうことに気づかれるはずなのや。

「もしかして、周期的にショートホープが吸いとうなる特異喫煙体質かこのオッサン。そうなん?」

そない思うんちゃう?

ところが、そんな理由でショートホープが登場しとうのとちゃいまんねん。

実は出勤時、うっかりしてシガレットを忘れてしまうおりがおまんの。

ウイークデーは、原則的にパイプ煙草がメインの生活を送ってまんねやが、完全シガレットいらず。ちゅうとこまで悟りをしらいてないので、ないと困るんですワ。

ここんとこさぶいよって、朝の通勤時、仕事場の近所にあるパブリック喫煙スペースで、持てんくらいに煮えたぎった怪しげなメーカーの缶コーシー(四十五円)をじゅるじゅる啜りつつシガレットを一本灰にするのがマイブームとなっとんですが、そのおりにシガレットを忘れてもたことに気づくんやね。

ほんで、しょうことのうシガレットを買うワケです。

しかしながら、自宅から仕事場までの道すがらに煙草専門店屋さんなんぞないワケでね、コンビニで贖うことになりますから、特段欲しいシガレットないねん。

だいだい、二十本もいらんしナ。

そこで、十本入り二百二十円の『ショートホープ』が檜舞台へと登場してくるワケなのや。

どうでやす。

ワタイほどの喫煙ごくどともなりますと、購入銘柄それぞれに、こいだけ深いバック・ボンテキがあるんやデ。

ああしみじみ。

「ふん。つまるところ粗忽なだけやないかあい」

こら。なんでホンマのことゆうんや!?