喉の調子がようないのや。

風邪しきかけとんのかいナ。

とうわけで、約二十秒ほど考えて、これを買うてきたんです。

実装者流-中南海キャンペーン

『中南海スーパーライト』

キングサイズ二十本入り四百十円。

T3mg、N0.3mgちゅうスペックですけど、ごらんのとおり地味なキャンペーン中でナ。

ライターと、試供品二本パックがついてます。

ライターつきは珍しいことないけど、試供品つきで二本増量ちゅうのは珍しいことでっせ。

あんましワキでみたことないワ。

こんなことして、税金の勘定は大丈夫なんやろか。

でまあ、この中南海なんですけど、名前はパッとせんし、パッケージも地味やし、あげくのはてに中国製ちゅうことでかなり訝しさ抜群やさかいな、吸うてみたろかっちゅう気にならんかもしらんけど、実はなかなかええ味出しとうのや。

ワタイなんかのばやい、喉の調子がようないおりは、この中南海シリーズを吸うことにしてまんねん。

ひとつ不可解なんは、おんなじ中南海シリーズでも、メンソールのやつは十円安くて四百円になっとうことでんねん。

なんでやろ?

なんぼ考えても理由がわからん。

ちゅやっちゃ。

こちとらそれが、煙草葉本来の甘味であるのか、人工的な甘味であるのか、ちあんと判別つくてぇおあにいさんなワケや。

なあもし。

「あの。ハナシがぜんぜん見えませんが……」

あれ?

しゃあないのう。ほたら順を追ってハナシしょうか。

先日、こういうモンを買いに行ったワケや。

実装者流-RAWレギュラーフィルター

『RAWレギュラーフィルター』

二百個入りで四百二十円やで。ZIGZAGの倍から入っとうのや。

もしかするとしんしつが悪うて、タールやみな、かだらにようない物質をあんじょう吸収せんのかもしらんけど、どうせ五十歩百歩、目くそ鼻くそで、どっちゃみち百パーセント遮断でけへんねさかい一緒。

パッと見ィ、なわで括ってあるのかと思うけど、これは絵ェでやっさかいナ。

騙されたらあかん。

このフィルターのこととちゃうねん。

ちょっとこれ見てくれまっか。


実装者流-ブライト10mg

『ブライト10』

ウルグアイ製。キングサイズ二十本入り。T10mg、N0.7mgちゅうスペックです。

フィルターだけではさぶしいので、新発売ちゅうことで一緒に買うてきたんです。

ごく普通のアメリカンブレンドですわ。

ほたらなんでわざわざここでご紹介したかっちゅうと、このテキには突出した特長がありまんのや。

安いんです。三百五十円。

これはね、我が国における輸入モンのアメリカンブレンド煙草の最安値なんですわ。

ついせんどまでは、ウエストっちゅう銘柄の三百六十円やったさかいね。

まだ開封してませんのやけど、サンプルでタール六ミリのやつを一本もろてきましたのや。

実装者流-ブライト6mg

で、標題のハナシになるんですけどナ。

とにかく甘いです。悪る悪う甘いですナ。

最初は、『お。値段のわりにはごおっつ甘いやんけ。頑張りよったなぁー』と感動してたんですけど、なんかねちゃつく甘さでナ。吸い終わった後も、口ン中に、にちゃにちゃした甘味が残ってるんですわ。

煙草葉の天然由来成分である、じょうしんな甘味と違うのです。

『はつはぁーん。二級しんの葉っぱ使とうさかい、まいないになんぞ人口甘味料混ぜこちゃんちゃこしくさったナこのテキ』

とまあ、煙草に向ってぽんついたったワケやね。

えーっと。

なんなら、疲れとうおりにどうぞ。

今日はごしろうしたいのや。

『ドミンゴ・ダーク』が、ボチボチのうなりそうなんです。そうですなあ、本数でゆやあ、あと十二、三本てとこかナ。

ついせんど開封したとこなんやけど。

こいだけのスピードで吸うてまうちゅうことはね、美味しいちゅうことなんですわ。

わが国において、パウチで売られとう暗黒煙草はいまんとこ四種類おまんねや。

『スタッド・オートマールスム』『フロリーナ』『フランドリア・ブラック』そして『ドミンゴ・ダーク』なんですけどね。

ぶっちゃけたハナシ、『ドミンゴ・ダーク』がいっちゃん軽いですわ。

軽いゆうても、ヤシガラ活性炭フィルターガチガチの一ミリ銘柄常喫者が吸うた日やみな、そのままうしろへしっくりかえるほどキツイわけやけど、暗黒仲間じゃあ軽いんです。

そのかわり、いっちゃん甘味が前面に出てきますさかい、暗黒煙草道入門には最適と違いまっしゃろか。

平素アメリカンブレンドの紙巻煙草しか吸わいで(JT製も基本的にアメリカンブレンドです)、それが煙草やと思うてはるしとには、是非暗黒煙草を試してもらいたいですな。

で、ようやく標題のハナシに移るわけやけどね。

ドミンゴ・ダークをチュービング(プレーンフィルター付きさや紙の中に、煙草の葉っぱをちゅーっと挿入する行為)すると、なんと『チェ・ブラック』によう似た味になりくさりましたのや。

かなり強めのナ。

ということは、やっぱり『チェ・ブラック』は暗黒系ちゅうことなんかナア。
のめりこんでいくワタイ。ちゅう図式でナ。

しょうわる女っちゅうのはほかでもない、『ピーターソン・パーフェクト・プラ子』なんや。

取り扱いにたいそう往生するし、どうしいき目に見ても体によさそなこたないし。

けれども、吸えばたいそう美味しい……。

万人向けの美味しさとはとても言えんけれども、とにかく『ひたすらキツイ』ちゅうのが、抗しがたい魅力なワケやナ。

慣れてくると、キツサの中にいろんな複雑極まる味が隠れているのに気づくねん。

なんかね、辛子明太子みたいなスパイシーさを感じたりしてな。

ホカホカごはんが欲しゅうなったりするのや。

乾燥工程を経ただけのヴァージニアピリピリと違うて、このスパイシーさはどっちかちゅうと葉巻に近いもんありますわ。

要するに醗酵工程がいっちょ噛んどんのやろね。

かかるすごい煙草は、ぱっぱ吸うてしまうと勿体ないので、一日一回詰め(を二、三回に分けて吸う)に限定してますのや。

なくなりかけたら、おかわり買いに行くかもしれんナ。

十中八九、補充しますやろナア。
もしかすってぇと、『チェ・ブラック』は美味しいのとちゃいますやろかという結論に達したワケやね。

せんだって、こんなものを買うてきましたのや。

実装者流-チェ・ブランコ箱

『チェ・ブランコ』

ルクセンブルグ製。キングサイズ二十本入り四百十円。

T3mg、N0.3mgちゅうスペックなんですけど、自分で吸うために買うてまいったのと違うて、しっりゃいが、『なななんと。チェ・ゲバラのシガレッツがあるのですか。僕もぜひ吸うてみたいな。買うてきてくれませんか』とぬかしゃぁがったので、赤坂見附まで足を伸ばして買うてきてやったんです。

よく考えりゃ、他人様のために煙草を買いに行くなんぞは面倒ですけど、ワタイのばやい、煙草を買うだけでもストレス解消になるので、渡りに船っちゅうやつやねん。

その御仁は、あんましつおい煙草を好まんので、ブランコにしましたのやけど、てっきり品切れになったと思うてた『チェ・ブラック』がまだありましたので、自分の分として買うてきたワケや。

ワタイが、シガレット銘柄をリピートすること自体珍しいこっちゃさかいね。

吸うとうおり、なんぼ美味しいなあと感動しても、ほぼリピートないんやさかい。

てっきり衝撃的なパッケージが気に入ったのかと思うてましたら、味もなかなかなことに気づいたワケでんナア。

ただ、『チェ・ブラック』が、つおめのアメリカンブレンドなんか、ユルめの暗黒煙草なんか、いまだに判別つかんのが悔しいっちゃ悔しいねんけどナ。