八寸の瓦釘やがな」

「はーっすん! ようそんな釘、柱へ立ったな」

「壁へやがな」

「むちゃしなやあんた。長屋の壁なんて、こんな薄いもんやし。隣の人が怪我でもしはったらどうすんの。はよいて、ことわけゆうといなはれ」(出典:宿替え)


ちゅうわけであんた、そらあえげつないでっせ。

なにが? ちゅうて、『ブラッ・ケンテキ』でんが。

まず、中身を見てもらいまひょか。これでんねけどね。

実装者流-ブラッケン中身

一応フレークなんですけど、あまりにも黒すぎて、アイフォン内臓カメラ程度の解像度&露出能力では、ただのカタマリにしか見えまへん。

なにやら、甘酸っぱい、ええカザがしてくるのはご愛嬌ですけど、まあこの葉っぱの色を見た瞬間、たいがい気持ちが萎えるわな。

こんなん夢に出てきたら、うなされまっせ。

せんの日誌で、「『GLピース・バーバーリーコースト』は、この、『ブラッ・ケンテキ』を意識してブレンドされたのんと違うか」と、ワタイの推理をごしろうしましたけれども、ある意味当たってました。

しかしながら、かなり考えが甘かったんですわ。

実際に吸うてみた結果で、訂正させてもらいますると、

「『GLピース・バーバーリーコースト』は、この、『ブラッ・ケンテキ』をば、普通のニンゲンが吸えるように作り替えたものである」

と、こゆことになります。

なあんしあんた、スパイシーすぎて、汗がでてきよりまっせ。

激辛らうめん食べとうおりみたいに。

あとね、ひどいふつかよいなんぞで、ゲロする寸前に、じんわりと、酸っぱいとゆうよか、塩辛い唾が両耳の下あたりから涌いてきよりまっしゃろ。

あれとおんなじ状態になったりしまんの。

もしかして、吸うとうそばからニコチン酔いしとんかこれ。

これに比べたらあんた、究極の強さを謳うてます『ピーターソン・パーフェクト・プラグ』や、悪夢の一本グソ『サミュエルガーウィズ・ブラックXX』でさえ、女子供の吸う銘柄に思えますわ。

ひとくちにパイプ煙草ともうしましても、いろんな方向性がおますわな。

その中で『したすらキツい煙草』ちゅう方向性も存在しまして、この『サミュエルガーウィズ・ブラッケンフレーク』は、そっち方向の最終進化形なんかもしれまへん。

そういうのを求めてるかたには、絶対のお薦め銘柄とゆえまっしゃろ。

ちなみにワタイは、好きです。

けど、

「『バーバリコステキ』か、『ブラッ・ケンテキ』か、どっちかリピートせな、ただちに殺す」

て脅されましたばやい、迷わず『バーバリコステキ』をリピートしまっしゃろな。

【追記】
この『ブラッ・ケンテキ』を吸うたあと、パイプを持ってた手に、えもいえん、ダークチェリーの甘いカザが染み付いてまっせ。

これやったら、「臭い!」ちゅうて、叱られへんのと違うやろか。


よいやさて。

さてに雀は仙台さんのご紋。ご紋所は菊と桐。

義理とフンドシゃかかねばならぬ。(出典:軽業、または軽業講釈)


ちゅうわけで、いきなり朔日から日誌休んでしもたがな。

堪忍しとくなはれ。

ところであんた、この喫煙極道冶郎にいたっては、ここんとこ、パイプ煙草的に安直な銘柄ばっかし吸うてけつかる思いまへんか?

思いまっしゃろ。

ある程度評価の固まっとうやつとか、安い着香モンとか。

こんなこっちゃあかん、喫煙極道として、ボチボチ大冒険してもええ頃合いやと思いまして、いよいよこのテキを買うてきたのです。

実装者流-ブラッケン

『サミュエルガーウィズ・ブラッケンフレーク』

エンゲレス製。五十グラム入り、一千九百円。

いちおう、分類は着香モンなんです。ブラックチェリー味が、ほのかにするらしおますわ。

ミクスチャーやのうて、バージニアとケンタッキーをメインに重ね合わせちゃんちゃこしたフレークですけどナ。

ケンタッキー葉ちゅうのは、バーレー葉の眷属で、かなりなキック力をもったはりますのや。

『サミュエルガーウィズ・ブラッケンフレーク』については、ウェブで探しても、あんまし個人が感想を述べてるぺいしはおまへいでからに、わずかな情報から推測すると、かなりドライでソリッドでハードな銘柄のようですねん。

だいたいあんた、『ブラッケン』ちゅう名前からしていかつそうでんがナ。

「煙を吸い込むと、喉に固形物を押し込まれたような違和感がある」ちゅうとう人もいてますし。

ここで、ワタイはピピピとしらめきましたのや。

せんに試して、かなり気に入った『GLピース・バーバーリーコースト』は、この、『ブラッ・ケンテキ』を意識してブレンドされたのんと違うかとナ。

そして、『GLピース・バーバーリーコースト』をはるかに上回る攻撃力をもっとんのや。

なあんも裏づけはおまへんのやで。喫煙極道の勘にすぎんのです。

で、いよいよそれを確かめる日がやってきたと、こゆことですねん。

残念ながら、吸うてみた感想は、またのお楽しみちゅうことになりまんのやデ。

えろうすんまへんけど。
さあて。晦日でんな。

商品名金額
プエブロ10×2820
ダビドフ・ゴールド450
セブンスター・スナップボックス440
サミュエルガーウィズ・ジュビリー20121,900
プエブロ6410
マリリン・ピンク400
アップルポケット1,250
ゴロワーズ・レジェール420
プエブロ・無添加シャグ650
バイオレット240
ボルクムリーフ・ゴールド・モルトウイスキー1,250
※ 合 計 ※8,230


ちゅことになりまして、ぶっちゃけ、最後のモルト・ウイテキは余分でしたなあ。

実は密かに、今月度のたばこ銭をなんぼかおいといて、来月あたまに、『GLピース・バーバリーコースト』をリピートする足しにしょう思うてたんでっけどナ。

なかなか計画通りにはいきませんわい。ものごとちゅうのは。

さて、今月度の『ベスト・インプレッション煙草』なんですけど、文句なしに『プエブロ一門』で決定ですわ。

やいこしパイプ煙草と違いまして、プエブロは、どなたさまでもお試しいただけまっさかいね。

6ミリ、10ミリ、シャグともお薦めですけど、とくにシガレットタイプ6ミリのやつが、信じられんほど甘くて、それなりにバーレー攻撃もあって、美味しい思います。

ワタイ自身、来月以降も、月々になん箱かは購入することになるにちごいおまへん。

どうでもよろしけど、今月をもちまして、丸二年間、喫煙極道をやってきたことになるんですわ。

一昨年の煙草大増税をきっかけに、この道に迷い込んだわけやさかいね。

来月から三年目が始まるちゅうことで、さらに精進しまっせ。

と、言いたいところでっけど、来月はちとメルヘン的に勝負せんなんのでナ。

もしかすると、あんまし愛煙日誌はつづれんかもしらん。

けど、見捨てんといておくんなはれや。

昨日登場してきた銘柄は、『ボルクムリーフ・ゴールド・モルトウイスキー』ちゅうんでっせ。

デンマルク製。五十グラム入り、千二百五十円ですわ。

缶入りのくせこいて、えらい安いでっしゃろが。

なあんし、購入してそのまま吸うためには、缶入りでないとあきめへんさかいね。

ポーチ入りの銘柄は、なんぞいれもんに移さんと、吸いにくおますけど、さすがに、仕事場でそんな作業でけんし。空き缶は、なんぼかおいたなりにしてまんにゃけど。

我が国で販売されとう缶入りパイプ煙草で、この『モルト・ウイテキ』が最安値でしたんでナ、白羽の矢をば、プチュチュンと突き刺したったんです。

なんぼ最安値ちゅうたかてあんた、イッセツ興味がなければさすがに買いませんけれども、ボルクムリーフは、酒漬け煙草ちゅうことで、以前より気になってて、なんぞのおりに買うてみよかしらんとは思わんでもなかったのです。

今回、はからずもその、『なんぞのおり』になってもたワケや。

ああかなし。

まあ、ご覧のとおり庶民的な値段でやっさかい、多くは期待でけんもんの、以前試してみて、かなりいけるという感想を持ちました、『メロウブリーズ・レギュラー』かてあんた、実はボルクムリーフ製やよって(多分。ポーチ袋にそなして書いてあったような気がしまんのや)、酒漬け煙草に関しては、それなりにブイブイ言わしてるかしらん思いまして。

どないな吸い心地やったかをリポートする前に、まずこの写真をみておくんなはれ。

実装者流-ぼるくむ比較

横におるのが、通常の五十グラム缶なんですけどね。なにやら、無駄に大きいでっしゃろ。百グラム入りみたいですナ。

中身はこないな感じです。

実装者流-ぼるくむ中身

カザの系統は、『ピーターソン・アイリッシュウイスキー』と同じく、酒漬けキャラメルです。

ただし、ピーターソンのカザは、どこまでも甘ったるかったですけど、こっちは、甘さしかえめで、それなりにウイスキーのカザがします。

もちろん、カザのとおりの味なんぞ、ちょっともせんのは共通してますわ。

カットがかなりおおまかで、ええ加減なんで、その分着火に往生します。

さて、ボルクムリーフちゅうのは、我が国ではわりかたメジャーな銘柄でかつ、庶民的価格ちゅうことで、体験者はかなりいてます。

みな一様におっしゃるのは、『ボルクムは辛い』ちゅことなんです。

そやよって、十分心の準備はしとったですけど、やっぱ辛いですわ。

ツラいのんとちゃいまっせ。カラいんでっせ。

これやさかい、漢字表記は困るのや。

けど、ヴァージニアのピリピリ、ヴァジピリとはちょっと違うんですな。ハバナ葉巻のスパイシーさとまではいかんよって、ちょうど中間ぐらいでっしゃろか。

あと、かなり苦味を感じまするデ。

『モルト・ウイテキ』の味を表現すると、こないなります。

『でがらしもええとこの深煎りコーヒーに、タバスコを二十三滴ほど垂らし、それへさして、ウイスキーボンボンの中に入ってる、ドロドロの砂糖漬けウイスキーをば、たった一個分だけ混ぜこちゃんちゃこしたような味』

初めてパイプ煙草にチャレンジしてみよかちゅうかたには、ぜったいお薦めできまへんな。

値段からして、初心者歓迎と思うたら、えらいめにあいます。

最初にぶちあった銘柄がこれでは、パイプ煙草が嫌いになってまいそうでっせ。

ただしあんた、吸うとうときには、「なんじゃいなこれは。辛いし苦いし」と思うてましても、しばらくすると、「またあの辛さ苦さを味わいたいな」と思うたりするんでっせ。

「なんやねん。なぁんやねん。昨今、甘ったるうて、マイルドなだけの煙草が多いやないか。ボルクムのストイックさをちったあ見習え。あれこそ大人の煙草じゃ」

なんぞと、この味を気に入ったりして、はまってしまう人も多いかしれまへん。

ちゅうわけで、不本意ながら買い求めてまいましたけど、あんまり損はせんかったちゅうことで、めでたいこっちゃと言わにゃなるまいかナア。


まず昨日の記事を読んどくんなはれ。

読まはりましたか。

ようするにでんな、その唯一の現役銘柄である『ラットレー・ハイランド・タージ』を、うちに忘れてしまいましたのや。

なんでそないにブッサイクなこと、しでかしてしもたのか。

それには深いわけがありまんのや。これから説明するんですけどね。

『ラットレー・ハイランド・タージ』のいれものが、かなり頼んないつくりになっとりますの。

実装者流-ラットレーハイランドタージ

ごらんのように、プラッチックの、やわいフタがはまっとうだけなのや。

これではあんた、持ち運ぶおりに、なんぞの衝撃でフタが外れて、カバンの中へさして葉っぱをぶっちゃかすおそれがおまっしゃろ。

そないなことにならんように、適当な分量を『ピーターソン・オールド・ダブリン』の空き缶へ取り分けて、仕事場へもってきとったワケや。

こころさびしゅうなってきたら、家に空き缶を持ち帰って、適当な量詰めます。

で、それを仕事場に持ってくるのを忘れてしもたのや。

ぶっちゃけたとこ、仕事場には、煙草吸いにきとおんのやさかいね、こっちは。

大事な大事な煙草忘れてしもたらどんならん。

これがシガレットなれば、『よこまちのコンビニでちょと代役を』ちゅうことでけまっけど、パイプ煙草はそうゆうわけにいかんからね。

不幸中の幸いちゅうてええのんかどうか分からんけど、仕事場にはあんた、『DJミックスシャグ・クローブ』を置いてましてナ、それで一日我慢することにしたんでっけど、あんなんあんた、たんまあに吸うからええのであって、一日中そればっかりとなると、口の中がシビレて、いぬころには味覚やみなあらへんようになってまうさかいね、午前中だけで、辛抱でけんようになってもたのです。

ほんで結局、しるやすみ、赤坂見附の煙草専門店屋さんへいって、新しい銘柄を買うことになりましたのや。

しかも、財政的にしっぱくしとうよって、欲しゅうもない安物銘柄にせざるをえんかったんでっしぇ。

どうでやす、完全にやきがまわってまっしゃろ。

で、その銘柄はどんなんじゃったかちゅうのは、また次回のお楽しみちゅことになるんでっけど、とりあえず写真だけ貼り出しときまひょかな。

これです。

実装者流-ぼるくむリーフ

おかげさまであんた、明日は新しい銘柄の感想でっしゃろ、ほんで晦日は恒例のたばこ銭精算ちゅうことで、今月の記事は充足しますわ。

なあんし、やきがまわってなかったら、書くことなかったもんね。

すっくりいったなあ。とほほほほぉ。