ありがとう。転んでる場合じゃないですねっ。
ありがとう。
もうすっかり忘れられてるよねぇ…
とか黄昏れてた寒い夜に
励ましのブログが。
なんかに?つまづいて、転びそうになってるとこですが
早くネットの青空の下で走りまわれるように
がんばらなきゃ。
ハロー火星ワーク
「過去へ逃げる魂に、未来など来ない」
2000001年~ハロー火星ワークにおける
デビッド・ボウマン所長の新人歓迎の言葉
「ようこそ!クソムシ君」から抜粋。
https://www.facebook.com/ikedamonolith
編集のダンナ、今夜は極上のブツが…
深夜の歌舞伎町、ヤバイ石ころの取引現場
~四畳半モニター、パネルの下張り。
「ヘッヘッヘッ…編集のダンナ、
今夜は極上のブツが手に入ったんですけどねぇ」
入稿〆切間際に海外配信社の怪しいオッサンが
A4の茶封筒を持ち込んで来る。
僕は一万円札を数枚そいつの手に握らせ写真を受取り、
急いで記事をでっち上げて、
人目に付かぬようにバイク便で大日本印刷に送る。
80年代半ば、深夜の歌舞伎町のアングラ写真誌編集部の取引現場。
求職広告出したのにストーンズへの就職も不採用に終わったから、
僕はフリーライターに変装をして
シューカツは毎日、西武新宿線の始発まで続いていた。
実は…この二年前まで
大日本印刷で日払い製本バイトをやってたから、
そこに印刷を発注するとか、何か涙が出そうになったり。
錯綜の歌舞伎町デイズ。
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*1985年暮?イアンの告別式でのストーンズのメンバー。
イアン・スチュワート(愛称はスチュ)は
ローリング・ストーンズの結成時からのメンバーで
ピアノを担当していた。
プロデューサーのアンドリュー・オールダムの
「ルックスがバンドの雰囲気に合わない」という意見で、
レコードデビュー前に
ストーンズのメンバーから外されたと言われている。
だけど脱退後もローディーとしてバンドを支え、
セッション・ピアニストとしてもレコーディングやライブに参加、
メンバーからの信頼も厚く「6人目のストーンズ」とも呼ばれた。
1985年12月心臓発作で死去。
スチュワート他界後の1989年、
ロックの殿堂入り授賞式においてミック・ジャガーは、
ストーンズ成功の功労者として
ブライアン・ジョーンズとスチュワートの名を挙げ
「スチュのおかげでストーンズはブルースの道を踏み外さずにすんだ」
と語った。
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モナコでカッパが釣れた。
モナコでカッパが釣れた。
~四畳半モニター、パネルの下張り。
多分30年位前、モナコ政府観光局のパンフを作った。
モナコには行ったことがない。
フルカラー16ページ。パンフ現物が見つからなかったのでイマイチ記憶が…
とか思ってたら、段ボールの底に。
筋肉少女帯のライブは見たことあるけど、
モナコの方は資料を読み倒したけど行ったことないので、
どっちがカッコイイのか判断はむずかしい。
モナコのヨットハーバーで、カッパが釣れた。
「今夜は、アッツアツのカッパ鍋だ!」
グツグツグツ
「ねぇねぇ、モノリス。海って、どうして青いの?」
カッパのサラちゃんが鍋の中から僕に尋ねる。
「そ、それはね…、 あ、サラちゃん。
太陽がいっぱい…て知ってる?」
「知らない!」
「冒険者たち…とかは?」
「聞いたことない!」
「キュウリは?」
「大好き!」
グツグツグツ
「ずっとずうっと昔、僕が中学生の頃の話なんだけど、
海や風がいっぱいつまったヨーロッパの映画があって」
サラちゃん、潜水服着ると…よく煮えないよ。
「僕はそれまで、そんなに青い海があるなんて
知らなかったから、本当に驚いたんだ」
「江ノ島だって、オーイソだって青いよ」
グツグツグツ
「ほ、本当は…どこだって、お、同じ色なんだけど」
サラちゃんてば着グルミみたいで、
何かヘンだし、食べづらい。
「多分ね、セカイの中には、たとえば
中学生の時にしか見ることのできない特別な青があってさ、
たまたま映画の中で、僕はそんな青に出会った…っていうか」
カリっ!…何か、お皿のカケラみたいなやつ?
「あんな、この世のもとは思えないブルーをスクリーンに描き出す。
それが表現ていうコトなのかなぁ…て、その時思ったんだ」
「海って、表現しなくても、もともと青だし」
「そ、そうなんだけどね。何かのハズミでさ、
真っ青な風みたいな時間が
見えた気がしたんだよね、その時は。
プール掃除とか期末テストとか終わったトコだったから」
「ただのカン違いじゃない?」
「あ、サラちゃん。星をナマでカジっちゃダメ。
オナカをこわすからね」
「モナコの観光パンフ作ったんだけど、
あの宝石みたいな国の海や風の青い色を
本当に表わせたのかなぁ。全然自信がない」
「大使館系は、あーせい校正と細かいんでしょ」
「あの辺の海の色って
シアン100%以上のブルーなんだよ。
僕の将来は、フアン100%以上だけど」
「言葉とか絵とか、モノリスったら、ホントじれったい。
ダジャレのキレもイマイチだし。
え~いってさ、地中海に飛び込めば、それでいいじゃん!」
「だって泳げないし、現世じゃ僕はまだカッパじゃないから。
たしかに頭のてっぺんは少し…あ、ここは削除だよ」
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